Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2016年6月18日(土) [大阪]加賀田川水系・とち谷を、ミニミニ沢登り

2016年06月25日 | 山登りの記録
■メイン写真
連瀑最初の4m滝を快適に登る


■今回のコース
流谷林道→とち谷入渓→堰堤→6m滝→3m斜瀑→堰堤→連瀑帯(4m滝、深い淵の4m滝、3m滝)→
3m斜瀑→4m滝→小連瀑帯(ナメ滝、4m滝、2m滝)→遡行終了→(懸垂下降練習)→
(林道で下山)→流谷林道→風の湯


普段、多忙なサラリーマンが、その日のうちに洗濯を終えて翌日に疲れを残さずに
楽しめる、「半日で行く沢歩き」のコースに注目している。
普通の沢屋さんには笑われるようなミニ沢ばかりだが、毎年2~3本ずつ遊びに
いっている。

今回は、以前から目をつけていた加賀田川水系・とち谷。
ダイトレ上にある根古峰に突き上げる沢である。
短い区間に小滝が密集しているが、林道に沿っていることもあって、とち谷を遡行する
物好きは、ネットを検索しても、わずかしか見当たらない。
しかし、今回も睨んだ通り、期待にそぐわぬ楽しい沢であった。

とち谷林道に入り、堰堤を1つ見送って入渓。



まず6m滝に出くわす。林道から見下ろすより低く見えるかな。
形だけなら直登できそうだが、岩がヌルヌルのうえ、浮いていて手をかけるだけでも
グラグラしていたので、流れのすぐ左から立ち木へ巻き上がった。

こういう沢は、簡単そうに見えても、安易に体重をかけるとあっけなく崩れたり
するので、人が多い沢よりも慎重さが必要だ。



3m斜瀑。倒木はあるが、いい感じ。



滝は小さいが、釜は腿まで浸かる。上流に人工物はないので、水は清らかだ。



ここからは、小滝の饗宴である。







連瀑帯に入って2つ目の4m滝は、狭いゴルジュに足がつかない深い釜がある。
滝はツルツルで、小滝なのに登れない。いさぎよく巻いたらすぐ林道に
出てしまうが、林道からは、この淵は見えないのだ。



これからも小滝が連続する。







先頭を歩いていると、蜘蛛の巣を払いのけながらとなるが、それでも楽しくてしかたない。

先がヤブっぽくなるので、登山道の渡渉点を前に、遡行終了とした。
全長1kmにも満たない遡行距離なので、あっという間だ。

このまま林道を下るのももったいないので、しばらく来たルートを下降する。

沢登りの勉強中のN村氏に初めて懸垂下降を経験してもらった。
まずは、ビレイヤーによるロワーダウンによる下降を小滝で練習し、懸垂下降の
基本姿勢を体験してもらった。



次に、ダブルローブで自ら下降。記念すべきN村氏の初下降シーンだ。



さっき巻いた、深い釜のある4m滝も下りてみた。IM川さんの雄姿!



4m滝の淵は、やはり足がつかず、こんな沢で、まさかの泳ぎを経験。
んー、冷たくていい気持ち!!
淵から這い上がったN村さんが長い枝を拾ってきて、深さをチェックしたら
2mは優に超える深さだった。

下山後は、河内長野の風の湯に寄って、沢臭を落として終了!

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