Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

マンガも、やっぱり山。

2006年01月01日 | 山に関する本やマンガ
山キ○ガイのMr.Dashだけに、マンガの単行本も、山を舞台にしたものをたくさん持っている。先日、尾瀬あきらの「オンサイト」を本欄で紹介したが、今日は、そのほかに本棚に並んでいるものを紹介しよう。

写真は、
上段左から、
・「コミック版プロジェクトX『魔の山大遭難・決死の救出劇』」作画・脚本=こやす珠世。
  …ご存知、1969年の剱岳の大遭難時の、富山県警山岳警備隊の活動を描いたノンフィクション。
・「岳」画=石塚真一。
  …ビッグコミックオリジナル(増刊)などで好評のレスキューモノ。作者自身が登山の経験が豊富なため、従来のレスキューモノとは一味違う、山そのものへの愛着が読み取れ、非常に気に入っている。
・「カモシカ」画=鎌田洋次。
  …レスキューモノ。2巻が出ていたようだが、買い漏らした。穂高連峰舞台に、女性レスキューの棚垣芯子が活躍する。主人公がちょっと優等生すぎて、親近感が湧かなかった。
・「岳人列伝」画=村上もとか。
  …一話完結の物語は、すべてがド迫力と、ヒューマンドラマ性あふれる。作者は、登場人物の死の描写も冷静に描き、それが却って凄味を醸し出している。
・「K」画=谷口ジロー。
  …ネパール・ヒマラヤを舞台にした超人によるレスキューモノ。迫力の描写は、山岳マンガの第一人者・谷口ジローの真骨頂。

中段左から
・「ホワイトアウト」原作=真保裕一、画=飛永宏之。
  …ご存知映画化された山岳(というか冬山)アクションモノ。そんなん、死ぬデ!と思える、映画以上に凄惨な描き方。マンガならではの魅力がいっぱい。結構、気に入ってしまった。
・「氷壁の達人」画=神田たけし。
  …100均の店で見つけた、かなり昔のマンガの復刻のよう。小西政継さんのクライマー人生を描くノンフィクション。これから、というところで2巻が終わるが、3巻が出た形跡がないのが残念。
・「PEAK」原作=横山秀夫、画=ながてゆか。
  …伝説のクライマーであった叔父にあこがれる、恐いもの知らずの熱血クライマー・麻生龍が、次々にビッグウオールに挑む。「それは無理やで」と思えるところもあるが、マンガだから良し。主人公の熱さが心地よいが、物語が発展する前に終わってしまった感じ。ちょっと残念。

下段左から
・「オンサイト」画=尾瀬あきら
  …前回紹介のとおり。
・「山靴よ疾走れ(はしれ)」画=紅林直。
  …学生時代に遭難し、救助された過去をもつ鹿賀晶が、富山県警山岳警備隊に入隊。その時助けられた女性隊員ハルカに再会する。頑強ではないが、医学の心得がある主人公が、心身ともにしだいにたくましくなっていく。山道具の使い方などの描写は、紹介したマンガの中では一番なってないが、読ませるストーリーで、5巻まで続いた。

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