Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年3月23日(日) 生駒・大原山に、ウチの山岳部強豪メンバーが全国から集う

2014年03月30日 | 山登りの記録
メイン写真は、「なるかわ園地」の「ぼくらの広場」から見た大阪平野)

今回はあちこちの地名が飛び交う。

先日、奥多摩の池田フェイスでクライミングに付き合ってくれた
Mーちゃんは、東京で就職し、埼玉の会社寮から通っている。
そのMーちゃんが今般、兵庫県へ出張する機会をとらえ、
最後の連休に、奈良県大和郡山にあるMr.Dash宅に泊まりに来た。

そこで最終日、生駒山系の大原山に軽いハイキングに出かけることにした。
ともちゃんが山岳部のメンバーに声をかけてくれたところ、
全国各地から仲間が集まった。

東京に単身赴任し、千葉県習志野に住むMr.Dash、
広島県福山に勤務する岡山在住の新婚パパ・イエティ、
三重県亀山に単身赴任し、天理に自宅があるS谷さん、
堺からY井氏、法隆寺からG嬢、大和郡山からともちゃん。

この面々、よくもまあ、あちこちから集まったものだが、このメンバーは
ウチの山岳部でもクライミング、沢登りもこなす健脚揃い。
このまま数泊のアルプス縦走でも平気な顔ぶれだ。

それがよりによって、生駒・大原山。こんな時もあるのだ。

近鉄元山上口駅から徒歩。わいわい喋りながら楽しく歩く。
山口神社でなぜか左折してしまい、変なところに迷い込んでしまうが、
そこで春の息吹を思いっきり楽しんだ。



黄色い花が満開。アブラチャンかダンコウバイか…いやサンシュユだろう。



梅の花も満開だ。
ともちゃんは道端にフキノトウを発見し、ホクホク顔。
ツクシもたくさん生えていた。ともちゃん、もちろん取り「ツクシ」た。



軌道修正して、もとのルートに戻る。
清滝磨崖仏群は、数年前の崖崩れで日差しがよくなり、神秘的なムードが
半減した。清滝は、八尺地蔵磨崖仏が彫られた垂直の岩の上にある
人工の落ち口の水路が破損したのか、水は全く落ちていなかった。



緑に塗られた鉄製の太鼓橋を渡ると、五尊仏(五智如来)がある。



元に戻り、貝吹地蔵をみる。
その他に、廃屋の下に、はらみ地蔵がある。



坂を上がると、ゆらぎ地蔵が出迎えてくれる。

千光寺の手前の山門では、横の山腹が崩れたようで、工事中となっている。
土が露出した痛々しい山肌を見上げ、つらくなる。



千光寺の門をくぐる。相変わらず、慎ましいたたずまいがいい。



手水舎では、竜口がつきものだが、ここは法螺貝を模した石から清水が
出ているのがユニーク。さすが役ノ行者ゆかりの寺。
役ノ行者は、大峰山で修験する前、ここ千光寺で修行していたという。
元山上(もとさんじょう)の名も、山上ヶ岳の元となる場所との意味だ。



境内にある鉄下駄。これを履いて3歩歩けたら、女性は玉の輿に乗れる
そうだ。Mーちゃんは、靴下まで脱いで果敢に挑戦したが敢え無く敗退。

境内の裏、行場へ上がる山道は大きな倒木でハチャメチャな状態になっていた。
お堂の背面が一部破損していたが、もう少し下で木が倒れたら、この建物は
全壊していたことだろう。

倒木を慎重に乗り越え、行場へ。
鎖が3ピッチ、いずれもゴボウで登らざるを得ない難所がある。
寺としては、この行場の登攀に関しては一切責任は持たないとの札があるが、
実際に危険。クライミング経験がない人は絶対に登るべきではない。

Mr.Dashが取り付き、S谷さんが続く。それぞれ、さすがは歴戦の猛者。
ちょっと本気モードではあったが、全員、楽しく完登。



Mーちゃんも、先週の池田フェイスに続き、岩場の登攀だ。
パパになったばかりのイエティは、落ちるシーンしかイメージできなかったと、
これまでになかったコメント。これこそ「守るものができた男」の姿なのだろう。



雑木林を抜け、生駒スカイラインの下をくぐれば、鳴川峠に着く。



陽当たりの良い遊歩道を登っていけば、大原山に到着。
ぼくらの広場から、春霞の大阪平野を見下ろす。
「あべのハルカス」がひときわ目立っていた。



皆で記念撮影。このメンバーで再びここに集結することは、たぶんないだろうと
思われる豪華な顔ぶれ。



大阪側に下山する。神津嶽のピークは、枚岡神社の奥宮である。



一気に下山し、「グリーンガーデンひらおか」のレストラン「アーチェロ」で
生ビールを注文し、乾杯。
思い思いにランチを注文。チーズカツレツがたまらない。

夕刻、新大阪から新幹線で東京に帰る。当然、爆睡。あー楽しかった!!

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