Mr.Dashのぶろぐ館

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2019年9月12日(木) 信楽の名山、飯道山の行場をめぐる!

2019年09月13日 | 山登りの記録
■メイン写真
行場めぐりのフィナーレ、東の覗きにて


■今回のコース
紫香楽宮跡駅→紫香楽宮跡→鳥居(登山口)→地蔵宿→飯道神社→(行場めぐり)→
飯道山三角点→杖ノ権現休憩所→岩壺不動尊→三大寺登山口→日吉神社→飯道寺→
貴生川駅


滋賀県東部の修験の山といえば、この飯道山。甲賀忍者の修業の場でもある。
聖武天皇の遷宮地、紫香楽宮とあわせて歩いてきた。
飯道山の核心、行場めぐりの面白さは、アプローチの舗装道の長さを忘れさせる。



信楽高原鐡道の紫香楽宮跡駅がスタート地点。
忍者カラーの単行気動車を降りる。



紫香楽宮跡公園。奈良時代の途中、ほんの短い間、ここに都があった。



長い舗装道を歩き、1つ目の鳥居をくぐってゴルフ場横を上っていくと、
2つ目の鳥居がある広場に着く。ここからようやく山道が始まるのだ。



7丁ある参拝道の途中にある地蔵宿。かつてはここにもお堂があったようだ。



石垣が出てきたら、3つ目の鳥居をくぐる。
飯道神社の本殿はきれいに朱塗りされている。屋根も新しく葺かれたのだろうか。
もともとは修験の寺だったが、明治時代の神仏分離令、廃仏毀釈で、神社に衣替えした。



この日はずいぶん涼しかった。本殿前には北の風が吹き抜け、なんとも爽やかだった。
雲も、昨日までモクモク湧いていた積乱雲はなくなり、高い雲が出ていた。

昼食の後、神社を回り込むようにつけられた行場道を廻る。



天狗の岩。



不動の押し分け岩は、ザックを置いて、狭い岩の隙間を抜ける。とにかく狭いっ!



平等岩は一本鎖を登り下りするのだが、あまりに危険なので、この日は省略。



蟻の塔渡り。狭い足場を進み、大岩のトンネルをくぐる。



くぐる時、ややトリッキーなムーブで下に抜けなければならない。



胎内くぐり。またもや岩の間をくぐる。



幅の狭いトラバース箇所を用心深く通り過ぎる。



鎖がかかる急坂を登り返す。
登り切ったところが東の覗き(カバー写真)だ。琵琶湖、三上山(近江富士)などが見える。



スリルたっぷりの行場道をクリアして、いよいよ飯道山の三角点峰(最高点)に向かう。
深いササ薮が、30年ほど前の京都北山を彷彿とさせる。



飯道山の山頂に到着!



三上山が見えるが、来るたびに手前の樹木が生長して見えづらくなってきている。
バックの山並みは、比良山系の北部だ。



コウヤマキの群落。なんだか、おどろおどろしい。



この時期、花は少ないが、ヤマジノホトトギスが一矢報いた。



杖ノ権現休憩所を経て、浮石がゴロゴロして歩きにくい道をしばらく下ると、
作業林道に出る。登山的な要素があるのはここまで。
岩壺不動尊の下には休憩所があった。



陸橋を渡ると、三大寺登山口に出る。あとは農村風景の中をひたすら歩く。



日吉神社にある樹齢600年の古ケヤキ。生命力という名の圧力を感じた。
この隣に飯道寺がある。

集団下校中の小学生の群れとともに杣川を渡ると、ようやく貴生川駅だ。
今日もよく歩いたなぁ。


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