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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年7月31日(火)~8月2日(木) 赤岳山荘から、八ヶ岳連峰の最高峰・赤岳へ!

2018年08月03日 | 山登りの記録
■メイン写真
朝の赤岳山頂から見た阿弥陀岳。なんというすがすがしさ。


■今回のコース
31日 赤岳山荘[泊]
1日 赤岳山荘→美濃戸分岐→(北沢コース)→赤岳鉱泉→行者小屋→(地蔵尾根)→
   地蔵ノ頭→赤岳天望荘→赤岳(頂上山荘[泊])
2日 赤岳頂上山荘→(文三郎道)→行者小屋→(南沢コース)→美濃戸分岐→赤岳山荘
   ⇒縄文の湯


※前回の春山登山時の記録は「ここをクリック」!!

※前回の冬山登山時の記録は「ここをクリック」!!


登山教室「遊山の会」のこの夏のチャレンジは、八ヶ岳連峰の最高峰・赤岳。
春から、この日のために岩場を登り下りしたり、一日の行程差を歩く練習をしてきた
メンバーにとっては、この山行こそが「発表会」なのである。
その強い思いに、なんとかお応えし、全員登頂したいところだ。



素朴なおもてなしの赤岳山荘に前泊。食事も美味しかった。
元気いっぱいで、赤岳山頂をめざす。



今回は北沢コースからアプローチする。沢沿いに桟橋が続く、歩きやすい道だ。
高山植物も多いので楽しい。



この日は、午前中から薄雲が立ち込める天気。
大同心の岩峰が、却って神秘的にみえる。



赤岳鉱泉に到着。ペースは順調だ。
ここで大休止。Mr.Dashはコーヒー注入。レモンスカッシュですっきりした人も。
レモンスカッシュのジョッキには、マムートのロゴが入っていた。



氷瀑登攀のメッカでもある赤岳鉱泉周辺。登攀器メーカーのマムートはずいぶん
ここに力を入れているようで、行者小屋へ向かう登山道の木段にも、マムートの
ロゴが打ち込まれていた。



中山乗越を過ぎたあたりで、ふと視線を感じたら、左の斜面に鹿が2頭。
やさしく呼びかけたら、逃げないで好奇心いっぱいでこちらを見ていた。



行者小屋に到着。地蔵尾根は小屋手前から取り付く。



急登が続く地蔵尾根。階段を慎重に登っていく。
雨粒がぱらっと落ちてきたが、すぐにやんだ。



ガスに隠れていた阿弥陀岳が姿を現した。



さっきまで見上げていた大同心、小同心も、しだいに見下ろすような感じになってきた。



最後まで階段、鎖が設置された岩場が続く。息を休められるところがない。



お地蔵さんまで登ってきた。もうあとちょっとだ。



地蔵ノ頭に到着。行者小屋からおよそ350mのスリリングな急登だった。



地蔵ノ頭でじゅうぶんに休憩し、いよいよ赤岳の山頂へ。
イワヒバリがちょんちょんと岩場をホップしていた。



赤岳への登りも、なかなかの急坂だ。赤岳天望荘が見えてきた。



赤岳天望荘のすぐ手前の砂礫地には、「高山植物の女王」コマクサの群落がある。



遠くに、珍しい白花のコマクサが一株だけ咲いていた。
見つけたのはともちゃん。さすがの目利きである。
ズームレンズで寄れるのも、手持ち撮影ではこれが限界だ。



チングルマの冠毛を観ながら、最後の急登へ。がんばるぞ。
ちなみにチングルマは草本のようだが、じつは矮小な灌木なのである。



頂上山荘で荷物を置いて、そこから50mほどの山頂(三角点)へ。
ガスが出ていて、眺めは楽しめなかったが、みんなの万感の思いが伝わる。



結局、ガスが晴れることはなかったので、談話室でギターを弾いたりしながら
時間をつぶした。
独りでビールを飲んでおられたご婦人が「リクエストしたら弾いてくれる?」
というので、求めに応じて何曲か流してあげたら、お礼におつまみを下さった。



何度か、外にも出てみたが、タイミングよくブロッケン現象を観ることができた。
太陽が低い位置にあり、太陽とは反対側に霧のスクリーンがかかっていたら、
意外に高い確率で出るもので、今回も、ともちゃんと「この感じだと出るかもね」と
話をしていたら出現した。

夕食後、南東の空低くに、以上に明るい星があった。昨日、最接近している火星だ。
しかし、他の星は雲に隠れてあまり見えなかった。



2日の日の出。空のグラデーションが美しい。



太陽が出る前は、気温は8度だったが、日の出を迎えると温度は
グングン上昇して、朝食を済ませた出発前には16度になっていた。
今日も下界は酷暑なのだろう。



今朝は快晴で、大展望の赤岳山頂で、改めて記念写真。



昨日は見えなかった富士山も顔を出している。
あそこで友人のガイドもがんばっていることだろう。俺も張り切って行こう。



下山は、文三郎尾根を下る。
行者小屋のかつての主、茅野文三郎氏がハイマツ帯を切り拓いた道だ。
上部は岩場が続く、ここもスリルいっぱいのルートだ。



気を引き締めて下り続け、行者小屋でほっと一息。
ハンドドリップのホットコーヒーが美味い。



帰りは南沢コースを歩く。サルオガセがかかった針葉樹を観たりしながら
北八ツ的ムードの森林帯をだらだらと下っていく。



白河原から、大同心を振り返る。日なたは暑い。



朝から、標高差1200mを下ってきたことになる。
日頃の日帰りの登山教室ではなかなか経験しない高低差に、足の疲れが出たのか、
最後はガクッとペースダウンしたが、全員、元気に下山できて何より。
赤岳山荘のおばちゃんが笑顔で出迎えてくれた。
赤岳山荘で昼食にそばやうどんを頼み、ゆっくり休ませてもらった。



フィナーレは尖石温泉縄文の湯。
ナトリウムー硫酸塩・塩化物・炭酸水素温泉で、疲労回復や筋肉痛によいというから
おあつらえ向きだ。帰りは道路渋滞もほとんどなく、19時には奈良に帰りついた。



※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!

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