
■メイン写真
5月5日の朝、剣山山頂から幻想的な雲海を望む
■今回のコース
5/3(水) 大阪・奈良⇒見ノ越登山口に1台デポ⇒奥祖谷二重かずら橋キャンプ場[幕営]
5/4(木) (朝、見ノ越登山口にクルマを1台デポ)⇒かずら橋キャンプ場→国体橋→
丸石小屋→丸石→剣山→剣山頂上ヒュッテ[泊]
5/5(金) 剣山頂上ヒュッテ→次郎笈→大剣神社→刀掛の松→行場→刀掛の松→
西島駅→見ノ越登山口⇒(かずら橋キャンプ場へクルマ回収)⇒
岩戸温泉(入浴)⇒大阪・奈良
一昨年の7月に、かずら橋キャンプ場まで行きながら、大雨で断念したコースを
リベンジ。今回は陽気な若手連中と一緒だ。
5/3(水)朝。7:00に天下茶屋駅に集まったが、すでに高速道路の渋滞は始まっていた。

ゴールデンウィークのものすごい渋滞を耐えて、夕方にかずら橋キャンプ場に到着。
ああ疲れた。

手早くテントを張ったあとは、お約束<「野猿」で遊ぶ。

夜は呑みながら焚火を楽しむ。幕営の楽しみのひとつ。
今回、買い出ししたアルコールの量はちょうどよかったようだが、
やっぱり全部なくなった。

5/4(木)、出発だ!!
丸石谷川の右岸沿いの道は、渓流美あふれる、目の保養になるルート。

国体橋を渡り、尾根に上がる。

ちょうどブナなどの若葉が出始めた頃だ。
急斜面だが、登山道はジグザグに切ってあるので歩きやすい。
山の上のほうは、霧の中だ。
植生がツガなどの針葉樹に変わると、一気に三嶺から続く稜線に突き上げる。

稜線に出ると、予想通り、強風が吹きつけてきた。
すぐ丸石避難小屋に着く。
中は、休憩したり、かなり早めだが昼食をとっている人たちでいっぱいだった。
やがて稜線は、背の低い笹原になる。
南側から、冷たい風が細かい水滴の雨とともに容赦なく吹きつけてくる。
忍の一字である。

丸石(1683.8m)のピークに到着。残念ながら周囲は真っ白。
低体温症が怖いので、笹尾根のアップダウンをひたすらこなし、先を急ぐ。

当初、次郎笈(1930m)を踏む予定だったが、あまりに寒いので巻き道を使い、
剣山へショートカットした。こんな天気でも、さすが日本100名山。
おそらくリフトで来たであろう軽装備の観光客がいっぱいいた。
まだ時間は早かったが、迷いなく剣山頂上ヒュッテにチェックイン。
昼間から熱燗を飲んで、身体を温めた。
雨はずっと降り続いていた。
ちなみに剣山頂上ヒュッテは、1988年と2000年に宿泊しているが、
一昨年に改装されたたため、印象が全く異なっていた。
しかし、山小屋の素朴であたたかいもてなしは、ぜんぜん変わっていなかった。

5/5(金)。
天気予報はよくなかったが、天界は雨がやんでおり、みごとな雲海が出ていた。

ヒュッテの隣にある剣山奥宮。朝日に照らされ光り輝いている。

朝食前に、雲海が広がる景色を存分に愉しむ。

こんなのも。

昨日スキップした次郎笈に行くことにする。

歩いているうちに、なんと青空が出てきた。

次郎笈へは1時間足らずの道のりだ。

かなたに三嶺が見える。いすれはあっちも登りたいな。

次郎笈の山頂には、新しいコンクリート製の4等三角点が埋まる。

剣山を振り返る。雄大な眺めだ。
規模も険しさも全く異なるのだが、なぜか北穂小屋から大キレット越しの
南岳方面の眺めを思い出した。
下山する前に、剣山の山頂周囲を徘徊する。

御塔石。なんと唐突に、しかも印象的な岩であることか。

日本百名水にも選ばれている御神水に寄ってから、大剣神社へ。
「天地一切の悪縁を断ち、現生最高の良縁を結ぶ」との
キャッチコピーがすばらしい。

刀掛の松。
源氏に追われる安徳天皇が、お伴の兵士を思いやり、刀を置いて
しばし休息するように言ったという。
松は今では枯れてしまっている。
行場にも寄ってみた。
夏は、このあたりにキレンゲショウマが咲く。

まず、不動の窟へ。
あたりは冷たい空気がたまっているようだ。
窟の入口には大きな雪の塊が残っていた。
中に入ると鉄の階段があり、水が流れている。

「おくさり」。狭いトイ状の岩の隙間に一条の鎖が下がっている。
今回は時間の関係で冒険は省略。

西島駅に到着。リフトに乗りたい衝動に駆られたが、自力で下山することに。

剣神社に下りてきた。おつかれさまでした。
見ノ越の民宿兼食堂「まつうら」で祖谷そばに舌鼓。
最終日に晴れたことで、よい山行になった。
終わり良ければすべて良し。
帰りに岩戸温泉に立ち寄り、身体をスッキリさせる。

帰路、淡路島に入ると渋滞につかまった。
下道の方が早そうだったので、海沿いの道を走ったら、
こんなご褒美が!!
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
5月5日の朝、剣山山頂から幻想的な雲海を望む
■今回のコース
5/3(水) 大阪・奈良⇒見ノ越登山口に1台デポ⇒奥祖谷二重かずら橋キャンプ場[幕営]
5/4(木) (朝、見ノ越登山口にクルマを1台デポ)⇒かずら橋キャンプ場→国体橋→
丸石小屋→丸石→剣山→剣山頂上ヒュッテ[泊]
5/5(金) 剣山頂上ヒュッテ→次郎笈→大剣神社→刀掛の松→行場→刀掛の松→
西島駅→見ノ越登山口⇒(かずら橋キャンプ場へクルマ回収)⇒
岩戸温泉(入浴)⇒大阪・奈良
一昨年の7月に、かずら橋キャンプ場まで行きながら、大雨で断念したコースを
リベンジ。今回は陽気な若手連中と一緒だ。
5/3(水)朝。7:00に天下茶屋駅に集まったが、すでに高速道路の渋滞は始まっていた。

ゴールデンウィークのものすごい渋滞を耐えて、夕方にかずら橋キャンプ場に到着。
ああ疲れた。

手早くテントを張ったあとは、お約束<「野猿」で遊ぶ。

夜は呑みながら焚火を楽しむ。幕営の楽しみのひとつ。
今回、買い出ししたアルコールの量はちょうどよかったようだが、
やっぱり全部なくなった。

5/4(木)、出発だ!!
丸石谷川の右岸沿いの道は、渓流美あふれる、目の保養になるルート。

国体橋を渡り、尾根に上がる。

ちょうどブナなどの若葉が出始めた頃だ。
急斜面だが、登山道はジグザグに切ってあるので歩きやすい。
山の上のほうは、霧の中だ。
植生がツガなどの針葉樹に変わると、一気に三嶺から続く稜線に突き上げる。

稜線に出ると、予想通り、強風が吹きつけてきた。
すぐ丸石避難小屋に着く。
中は、休憩したり、かなり早めだが昼食をとっている人たちでいっぱいだった。
やがて稜線は、背の低い笹原になる。
南側から、冷たい風が細かい水滴の雨とともに容赦なく吹きつけてくる。
忍の一字である。

丸石(1683.8m)のピークに到着。残念ながら周囲は真っ白。
低体温症が怖いので、笹尾根のアップダウンをひたすらこなし、先を急ぐ。

当初、次郎笈(1930m)を踏む予定だったが、あまりに寒いので巻き道を使い、
剣山へショートカットした。こんな天気でも、さすが日本100名山。
おそらくリフトで来たであろう軽装備の観光客がいっぱいいた。
まだ時間は早かったが、迷いなく剣山頂上ヒュッテにチェックイン。
昼間から熱燗を飲んで、身体を温めた。
雨はずっと降り続いていた。
ちなみに剣山頂上ヒュッテは、1988年と2000年に宿泊しているが、
一昨年に改装されたたため、印象が全く異なっていた。
しかし、山小屋の素朴であたたかいもてなしは、ぜんぜん変わっていなかった。

5/5(金)。
天気予報はよくなかったが、天界は雨がやんでおり、みごとな雲海が出ていた。

ヒュッテの隣にある剣山奥宮。朝日に照らされ光り輝いている。

朝食前に、雲海が広がる景色を存分に愉しむ。

こんなのも。

昨日スキップした次郎笈に行くことにする。

歩いているうちに、なんと青空が出てきた。

次郎笈へは1時間足らずの道のりだ。

かなたに三嶺が見える。いすれはあっちも登りたいな。

次郎笈の山頂には、新しいコンクリート製の4等三角点が埋まる。

剣山を振り返る。雄大な眺めだ。
規模も険しさも全く異なるのだが、なぜか北穂小屋から大キレット越しの
南岳方面の眺めを思い出した。
下山する前に、剣山の山頂周囲を徘徊する。

御塔石。なんと唐突に、しかも印象的な岩であることか。

日本百名水にも選ばれている御神水に寄ってから、大剣神社へ。
「天地一切の悪縁を断ち、現生最高の良縁を結ぶ」との
キャッチコピーがすばらしい。

刀掛の松。
源氏に追われる安徳天皇が、お伴の兵士を思いやり、刀を置いて
しばし休息するように言ったという。
松は今では枯れてしまっている。
行場にも寄ってみた。
夏は、このあたりにキレンゲショウマが咲く。

まず、不動の窟へ。
あたりは冷たい空気がたまっているようだ。
窟の入口には大きな雪の塊が残っていた。
中に入ると鉄の階段があり、水が流れている。

「おくさり」。狭いトイ状の岩の隙間に一条の鎖が下がっている。
今回は時間の関係で冒険は省略。

西島駅に到着。リフトに乗りたい衝動に駆られたが、自力で下山することに。

剣神社に下りてきた。おつかれさまでした。
見ノ越の民宿兼食堂「まつうら」で祖谷そばに舌鼓。
最終日に晴れたことで、よい山行になった。
終わり良ければすべて良し。
帰りに岩戸温泉に立ち寄り、身体をスッキリさせる。

帰路、淡路島に入ると渋滞につかまった。
下道の方が早そうだったので、海沿いの道を走ったら、
こんなご褒美が!!
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