
■メイン写真
岩に「観音山」のペンキ文字が書かれた観音山山頂
■今回のコース
芦屋川駅→柿谷コース入口→ごろごろ岳→観音山→鷲林寺→北山貯水池→
甲山→神呪寺→甲山大師バス停
東六甲にユニークな名前の山がある。「ごろごろ岳」だ。
もともと標高が565.6mだったことから、この名がある。
その後の測量修正で、現在は565.3mとなっているが、もちろん山名はそのまま。
いろいろ調べてはいたものの、低山すぎてか、実はこれまで登ったことが
なかった山だ。ついでに観音山、甲山とを合わせて巡ってきた。
歩いてみて、累々とした岩、時折開ける絶景にほれぼれした。
多少、風はあったが、ぽかぽかと春を感じさせる一日だった。

芦屋川駅から歩く。水車谷バス停から、さらに車道を上へ。
最初のS字カーブのところが柿谷コースの入口だが、なんとも地味だ。

ちょっと荒れた雰囲気の緩い坂道を上っていく。
たまにヤマモモの大きな木があったりして楽しい。

送電線のために木が伐られている場所があり、そこから海が覗く。
ここで、前山公園から延びる登山道と合流する。
アカマツが多い道をそぞろ歩いていたら、左右に岩がごろごろと目立つようになる。
NHK電波塔を過ぎたら、すぐ立合峠。

保養所や別荘が建ち並ぶスグ横に、ごろごろ岳の山頂がある。
三角点に並ぶように、豪華な山名表示がある。某氏の寄贈とのことである。
北への尾根道に入るとすぐ、雑木林の再生を目指す「悠久の森」が右に見える。

ガベノ城への分岐を直進すると、好展望の露岩がある。
この日のルートでは、これが最初の大展望と言ってもよい。
しばらく西宮・尼崎方面の景色を楽しんだ。
奥池方面への分岐も直進、というか、道なりに大きく東へカーブする。

風化花崗岩の岩尾根は、歩いていて気持ちいい。

観音山せせらぎルートを分け、大きな露岩がひときわ高い観音山のピークに到着。
じつは観音山は、少し手前の薮のピークが最高点のようだ(ここも寄った)が、
一般的にはここが山頂だ。

大展望にまたも感動。あべのハルカスの向こうに二上山が見える!!
そんな調子でパチパチと写真を撮っていたら、向こうから単独行の男性が現れた。
ちょうど昼食タイムだったので、自然に会話が始まった。
男性は甲山周辺をよく歩いておられるそうで、植生、植物に詳しい方だった。
甲山の植生について興味深い話を教えていただいた。
こちらは仕事で山を歩いていると話すと驚かれた。そらそうやで(笑)。

固定ロープがつけられた急な岩場を下り、鷲林寺の荒神堂の横に出る。

観音山せせらぎルートとパノラマルートの起点である若宮神社にも寄り道。
一度、集落に出て、バス道を渡って、北山貯水池へ向かう。

池の向こうに甲山の丸い山容。

振り返ると、歩いてきた尾根が手に取るよう。

今日はついでに甲山にも登る。登山口から15分もあればいい。

広い山頂だ。ぐるっと一周、歩道がつけてある。

二等三角点と小石を積んだケルン、少し離れたところに平和塔もある。

10分ほどで南側の神呪寺(かんのうじ)に下る。
「呪」の字に一瞬ぎょっとさせられるが、「呪文」など、要は神がかった
ものを示すのであって、「呪う」のではない。
阪急の甲陽園駅まで歩いてもよかったのだが、ちょうどバスがやってくる
タイミングだったので、その誘惑にすなおに負けた。
バスの中はかわいい女子高生でいっぱいで、それだけでおじさんは緊張して
しまった。こりゃアカンと目を閉じていたら、終着の阪神西宮駅まで爆睡
してしまった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
岩に「観音山」のペンキ文字が書かれた観音山山頂
■今回のコース
芦屋川駅→柿谷コース入口→ごろごろ岳→観音山→鷲林寺→北山貯水池→
甲山→神呪寺→甲山大師バス停
東六甲にユニークな名前の山がある。「ごろごろ岳」だ。
もともと標高が565.6mだったことから、この名がある。
その後の測量修正で、現在は565.3mとなっているが、もちろん山名はそのまま。
いろいろ調べてはいたものの、低山すぎてか、実はこれまで登ったことが
なかった山だ。ついでに観音山、甲山とを合わせて巡ってきた。
歩いてみて、累々とした岩、時折開ける絶景にほれぼれした。
多少、風はあったが、ぽかぽかと春を感じさせる一日だった。

芦屋川駅から歩く。水車谷バス停から、さらに車道を上へ。
最初のS字カーブのところが柿谷コースの入口だが、なんとも地味だ。

ちょっと荒れた雰囲気の緩い坂道を上っていく。
たまにヤマモモの大きな木があったりして楽しい。

送電線のために木が伐られている場所があり、そこから海が覗く。
ここで、前山公園から延びる登山道と合流する。
アカマツが多い道をそぞろ歩いていたら、左右に岩がごろごろと目立つようになる。
NHK電波塔を過ぎたら、すぐ立合峠。

保養所や別荘が建ち並ぶスグ横に、ごろごろ岳の山頂がある。
三角点に並ぶように、豪華な山名表示がある。某氏の寄贈とのことである。
北への尾根道に入るとすぐ、雑木林の再生を目指す「悠久の森」が右に見える。

ガベノ城への分岐を直進すると、好展望の露岩がある。
この日のルートでは、これが最初の大展望と言ってもよい。
しばらく西宮・尼崎方面の景色を楽しんだ。
奥池方面への分岐も直進、というか、道なりに大きく東へカーブする。

風化花崗岩の岩尾根は、歩いていて気持ちいい。

観音山せせらぎルートを分け、大きな露岩がひときわ高い観音山のピークに到着。
じつは観音山は、少し手前の薮のピークが最高点のようだ(ここも寄った)が、
一般的にはここが山頂だ。

大展望にまたも感動。あべのハルカスの向こうに二上山が見える!!
そんな調子でパチパチと写真を撮っていたら、向こうから単独行の男性が現れた。
ちょうど昼食タイムだったので、自然に会話が始まった。
男性は甲山周辺をよく歩いておられるそうで、植生、植物に詳しい方だった。
甲山の植生について興味深い話を教えていただいた。
こちらは仕事で山を歩いていると話すと驚かれた。そらそうやで(笑)。

固定ロープがつけられた急な岩場を下り、鷲林寺の荒神堂の横に出る。

観音山せせらぎルートとパノラマルートの起点である若宮神社にも寄り道。
一度、集落に出て、バス道を渡って、北山貯水池へ向かう。

池の向こうに甲山の丸い山容。

振り返ると、歩いてきた尾根が手に取るよう。

今日はついでに甲山にも登る。登山口から15分もあればいい。

広い山頂だ。ぐるっと一周、歩道がつけてある。

二等三角点と小石を積んだケルン、少し離れたところに平和塔もある。

10分ほどで南側の神呪寺(かんのうじ)に下る。
「呪」の字に一瞬ぎょっとさせられるが、「呪文」など、要は神がかった
ものを示すのであって、「呪う」のではない。
阪急の甲陽園駅まで歩いてもよかったのだが、ちょうどバスがやってくる
タイミングだったので、その誘惑にすなおに負けた。
バスの中はかわいい女子高生でいっぱいで、それだけでおじさんは緊張して
しまった。こりゃアカンと目を閉じていたら、終着の阪神西宮駅まで爆睡
してしまった。
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