■メイン写真
電波塔が2本立つ菊水山の山頂
■今回のコース
鵯越駅→菊水山→天王吊橋→鍋蓋山→大龍寺→(大師道)→諏訪山公園下バス停
※下見時の記録は、「ここをクリック」!!
この日は最高気温が20℃を超えた。
今シーズン初めて、シャツ1枚で歩くことになったが、それでも汗ばむポカポカ陽気になった。
大龍寺の近くで、珍しい外来鳥、ソウシチョウ(相思鳥)が見つかる嬉しいできごとがあった。
まず鵯越駅のすぐ東からアプローチする。六甲全山縦走路でもある。
鵯越市民公園を抜ける。古い石灯籠が印象的だ。
いったん、烏原貯水池と石井ダムを結ぶ車道に出る。
山麓バイパスの真下あたりにあるお不動さんで、この日の安全登山を願う。
六甲全山縦走路は人気のルート。間違わないように道標は充実している。
神戸電鉄の、旧菊水山駅の下を通過する。
2005年3月以来「営業休止」していたこの駅、今年3月23日に正式に「廃止」される。
もう来週やんか!
※神戸電鉄による菊水山廃止のニュースリリースは、「ここをクリック」!!
石井ダムを見上げながら、いよいよ登山道に入る。
休憩所の梅は、満開を迎えていた。
さて始まった! 菊水山名物の直登だ。
上部の人工的な階段は段差が大きく、それだけで疲れる。
朝から登ってきた人たちが続々と下山してきていた。
菊水山に到着。電波塔の下が展望デッキになっている。
春霞のせいで、淡路島はかすかに見える程度だった(写真は、三木市の方向)。
須磨から続く、全山縦走路の山々を一望する。
稜線を天王吊橋へ向かう途中。
アセビが咲いていた、もうすっかり春の装いだ。
いかにも六甲山系らしい花崗岩の道を下る。ここも、それなりの傾斜がある。
堰堤の池を回り込んだら、天王吊橋に出る。
それにしても吊橋って、どうして渡っている人の写真を撮りたくなるのだろう。
続いて、鍋蓋山への急登が始まる。
しかし、菊水山の急登に比べ、登山道がジグザグに刻まれ、自然の地形を活用した
登山道になっているのでずいぶん歩きやすい。
おまけにカシのうっそうとした樹林のため、直射日光も当たらないので涼しい。
到着したぞ、鍋蓋山。標高は486mしかないのに、それなりの充実感が味わえる。
鍋蓋山でも絶景が待ち受けていた。
神戸の中心部やポートアイランドが正面に見える。
昼頃から少し雲が出てきて、南風が強くなってきた。
間伐作業のチェーンソーの音が鳴り響く中、鍋蓋北尾根への分岐を直進する。
しばらく小さなアップダウンが続き、再度公園への分岐も直進する。
右手に密な植生が見えたと思ったら、この日、久しぶりに登山教室に参加された
Iさんが、薮の中に珍しい小鳥を発見された。
外来鳥のソウシチョウ(相思鳥)で、野鳥に詳しいIさんも目撃したのは2度目と
いうから非常に珍しい。
もともと江戸時代にペットとして中国から輸入されいてたものが野生化したそうだ。
こんなに綺麗でかわいいのに、外来生物法で特定外来生物に指定されており、
「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれているという。
大龍寺(たいりゅうじ)に到着。大師堂にお参り。
大龍寺は768年、和気清麻呂が現在の再度山の南斜面に開いた。
山号は、弘法大師・空海が2度、この寺に参詣したことに由来するという。
大龍寺は、六甲山系の「毎日登山」発祥の地。
参道の下にあった善助茶屋は、明治時代中盤以降、在留外国人たちにより定着した
毎日登山のサロン的な存在だった。
境内の参道にも、登山関係の寄進石がみられる。
下山は、古くからの参道だった大師道で。
道はほとんど舗装されてしまっているが、丁石も残る。
燈籠茶屋の前にある大クスの根元で、最後の休憩をとった。
ふと足元を見たら、小さなハコベが咲いていた。「ちいさい春、見つけた!」
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
電波塔が2本立つ菊水山の山頂
■今回のコース
鵯越駅→菊水山→天王吊橋→鍋蓋山→大龍寺→(大師道)→諏訪山公園下バス停
※下見時の記録は、「ここをクリック」!!
この日は最高気温が20℃を超えた。
今シーズン初めて、シャツ1枚で歩くことになったが、それでも汗ばむポカポカ陽気になった。
大龍寺の近くで、珍しい外来鳥、ソウシチョウ(相思鳥)が見つかる嬉しいできごとがあった。
まず鵯越駅のすぐ東からアプローチする。六甲全山縦走路でもある。
鵯越市民公園を抜ける。古い石灯籠が印象的だ。
いったん、烏原貯水池と石井ダムを結ぶ車道に出る。
山麓バイパスの真下あたりにあるお不動さんで、この日の安全登山を願う。
六甲全山縦走路は人気のルート。間違わないように道標は充実している。
神戸電鉄の、旧菊水山駅の下を通過する。
2005年3月以来「営業休止」していたこの駅、今年3月23日に正式に「廃止」される。
もう来週やんか!
※神戸電鉄による菊水山廃止のニュースリリースは、「ここをクリック」!!
石井ダムを見上げながら、いよいよ登山道に入る。
休憩所の梅は、満開を迎えていた。
さて始まった! 菊水山名物の直登だ。
上部の人工的な階段は段差が大きく、それだけで疲れる。
朝から登ってきた人たちが続々と下山してきていた。
菊水山に到着。電波塔の下が展望デッキになっている。
春霞のせいで、淡路島はかすかに見える程度だった(写真は、三木市の方向)。
須磨から続く、全山縦走路の山々を一望する。
稜線を天王吊橋へ向かう途中。
アセビが咲いていた、もうすっかり春の装いだ。
いかにも六甲山系らしい花崗岩の道を下る。ここも、それなりの傾斜がある。
堰堤の池を回り込んだら、天王吊橋に出る。
それにしても吊橋って、どうして渡っている人の写真を撮りたくなるのだろう。
続いて、鍋蓋山への急登が始まる。
しかし、菊水山の急登に比べ、登山道がジグザグに刻まれ、自然の地形を活用した
登山道になっているのでずいぶん歩きやすい。
おまけにカシのうっそうとした樹林のため、直射日光も当たらないので涼しい。
到着したぞ、鍋蓋山。標高は486mしかないのに、それなりの充実感が味わえる。
鍋蓋山でも絶景が待ち受けていた。
神戸の中心部やポートアイランドが正面に見える。
昼頃から少し雲が出てきて、南風が強くなってきた。
間伐作業のチェーンソーの音が鳴り響く中、鍋蓋北尾根への分岐を直進する。
しばらく小さなアップダウンが続き、再度公園への分岐も直進する。
右手に密な植生が見えたと思ったら、この日、久しぶりに登山教室に参加された
Iさんが、薮の中に珍しい小鳥を発見された。
外来鳥のソウシチョウ(相思鳥)で、野鳥に詳しいIさんも目撃したのは2度目と
いうから非常に珍しい。
もともと江戸時代にペットとして中国から輸入されいてたものが野生化したそうだ。
こんなに綺麗でかわいいのに、外来生物法で特定外来生物に指定されており、
「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれているという。
大龍寺(たいりゅうじ)に到着。大師堂にお参り。
大龍寺は768年、和気清麻呂が現在の再度山の南斜面に開いた。
山号は、弘法大師・空海が2度、この寺に参詣したことに由来するという。
大龍寺は、六甲山系の「毎日登山」発祥の地。
参道の下にあった善助茶屋は、明治時代中盤以降、在留外国人たちにより定着した
毎日登山のサロン的な存在だった。
境内の参道にも、登山関係の寄進石がみられる。
下山は、古くからの参道だった大師道で。
道はほとんど舗装されてしまっているが、丁石も残る。
燈籠茶屋の前にある大クスの根元で、最後の休憩をとった。
ふと足元を見たら、小さなハコベが咲いていた。「ちいさい春、見つけた!」
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!