
新入部員の相次ぐウチの山岳部に、またまたニューフェースが加わった。キナバルK本嬢の同僚、F嬢である。このF嬢、美人揃い?のウチの山岳部の中でも屈指の美人なのだ!
そういうことで、総勢7名で挑んだ今年初の沢登りは、最初から不必要なまでのモチベーションに恵まれてスタートを切った。
今日は、アンクルM居さんと、キナバルK本嬢も、初めての沢体験。新調したウエイディングシューズが、ヤル気を物語っている。
Mr.Dashが恐る恐る高天滝の流芯のスグ右を攀じ、ザイルを下ろす。去年9月にこの沢は経験済なのでホールドは分かるが、なんせ、両手のホールドがもろい上に、水コケでステップか滑る。ヒヤヒヤの登攀だ。一般登山者が遠巻きに注目している。
2番手に登るアンクルM居さんがスリップ!早速テンション張りまくりで引っ張り上げる。3番手に、クライミング技術では随一のY口さんを指名し、途中の杉の枝にシュリンゲをかけてもらった。これで後続はいくらか楽に登ることができた。
新入部員のF嬢は、確かにワンゲル出身だが、登山は12年ぶりという。それでも、センスのよさを感じさせる登りっぷりだ。
いきなりの洗礼で、みんな早々に本気モード。堰堤を右岸から高巻きして、いよいよ核心の10m滝だ。ここは先頭のMr.Dashが左岸を高巻きしてザイルをセット。Y口さんが滑りやすい見事に登りきったが、後続がリタイヤ、残るみんなも高巻きした。Mr.Dashも挑戦したかったが、すでに時間が押していたので、そのまま先に進むことにした。
ここからは、連続する小滝を越す。前日まで雨が降っていたので、水量が豊富だ。楽しさ倍増、初心者組の視線は異常に真剣で頼もしい。
キナバルK本嬢が3mシャワークライムでスリップ。腕を捻ってしまう。F嬢は、かなり快調についてくるが、身のこなしが実にエレガントだ。ともちゃんと、キナバルK本嬢の命名で、エレガントF嬢と呼ぶことにしたい。このエレガントさは、今日も泥だらけで這いつくばる宇宙人I村氏に、ほんの1%でも勉強してもらいたいくらいだ。
詰めの二股を、今日は左へ突き上げる。3段30mはあろうかという滝(「日帰り沢登り」ナカニシヤでは、40mとされる)が立ちはだかる。随所でザイルやお助け紐を出したこともあって、この時点でなんと3時前。ここで、キナバルK本嬢のねじった腕がえらい腫れてきて、動かなくなったので、Mr.Dashとともちゃんの二人で引き上げる。先日の、和歌山竜門山でレスキュー訓練をしたのが早速役立った。
幸い、たいした苦労もなく引き上げに成功。最後は右岸のヤセ尾根に取り付き、ヤブコギなしに郵便道に飛び出した。エレガントF嬢はかなりお疲れの様子だったが、最後までエレガントさを保ち、どうもやぼったい山岳部に、さわやかな新風を与えたのだった。
温かい一日だったとはいえ、長丁場になり、一同、身体は冷え切ってしまった。ただし、みんなの充実感と達成感は、仕事では絶対に味わえないくらい、大きなものだったのだ、心は温かだった。「かもきみの湯」にじっくり浸かって、人心地。ほんわかする。
キナバルK本嬢のケガは軽症で済んだ。大ケガをされると、Mr.Dashは部の責任をとって、副社長あたりに謝りにいかねばならなくなることが予想されるだけに、正直ホッとした。
そういうことで、総勢7名で挑んだ今年初の沢登りは、最初から不必要なまでのモチベーションに恵まれてスタートを切った。
今日は、アンクルM居さんと、キナバルK本嬢も、初めての沢体験。新調したウエイディングシューズが、ヤル気を物語っている。
Mr.Dashが恐る恐る高天滝の流芯のスグ右を攀じ、ザイルを下ろす。去年9月にこの沢は経験済なのでホールドは分かるが、なんせ、両手のホールドがもろい上に、水コケでステップか滑る。ヒヤヒヤの登攀だ。一般登山者が遠巻きに注目している。
2番手に登るアンクルM居さんがスリップ!早速テンション張りまくりで引っ張り上げる。3番手に、クライミング技術では随一のY口さんを指名し、途中の杉の枝にシュリンゲをかけてもらった。これで後続はいくらか楽に登ることができた。
新入部員のF嬢は、確かにワンゲル出身だが、登山は12年ぶりという。それでも、センスのよさを感じさせる登りっぷりだ。
いきなりの洗礼で、みんな早々に本気モード。堰堤を右岸から高巻きして、いよいよ核心の10m滝だ。ここは先頭のMr.Dashが左岸を高巻きしてザイルをセット。Y口さんが滑りやすい見事に登りきったが、後続がリタイヤ、残るみんなも高巻きした。Mr.Dashも挑戦したかったが、すでに時間が押していたので、そのまま先に進むことにした。
ここからは、連続する小滝を越す。前日まで雨が降っていたので、水量が豊富だ。楽しさ倍増、初心者組の視線は異常に真剣で頼もしい。
キナバルK本嬢が3mシャワークライムでスリップ。腕を捻ってしまう。F嬢は、かなり快調についてくるが、身のこなしが実にエレガントだ。ともちゃんと、キナバルK本嬢の命名で、エレガントF嬢と呼ぶことにしたい。このエレガントさは、今日も泥だらけで這いつくばる宇宙人I村氏に、ほんの1%でも勉強してもらいたいくらいだ。
詰めの二股を、今日は左へ突き上げる。3段30mはあろうかという滝(「日帰り沢登り」ナカニシヤでは、40mとされる)が立ちはだかる。随所でザイルやお助け紐を出したこともあって、この時点でなんと3時前。ここで、キナバルK本嬢のねじった腕がえらい腫れてきて、動かなくなったので、Mr.Dashとともちゃんの二人で引き上げる。先日の、和歌山竜門山でレスキュー訓練をしたのが早速役立った。
幸い、たいした苦労もなく引き上げに成功。最後は右岸のヤセ尾根に取り付き、ヤブコギなしに郵便道に飛び出した。エレガントF嬢はかなりお疲れの様子だったが、最後までエレガントさを保ち、どうもやぼったい山岳部に、さわやかな新風を与えたのだった。
温かい一日だったとはいえ、長丁場になり、一同、身体は冷え切ってしまった。ただし、みんなの充実感と達成感は、仕事では絶対に味わえないくらい、大きなものだったのだ、心は温かだった。「かもきみの湯」にじっくり浸かって、人心地。ほんわかする。
キナバルK本嬢のケガは軽症で済んだ。大ケガをされると、Mr.Dashは部の責任をとって、副社長あたりに謝りにいかねばならなくなることが予想されるだけに、正直ホッとした。