Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『対岸の火事』とはとても思えない…

2008-01-21 18:37:54 | 社会
小生は現在、大手総合化学メーカーの研究・開発職ですが、同業他社の三菱化学の茨城・神栖プラントで4人の人命が失われる事故が起こりましたね。

三菱化学事業所を家宅捜索 4人死亡プラント火災 茨城(朝日新聞) - goo ニュース

その記事は、タイムアウトするまでは、上のリンクから読むことが可能です。

小生が籍を置く会社でも、同じように山口と三重に、大型プラントがたくさん建っています。
小生が勤務する山口の事業所は、東京ドームに換算すると、なんと、65個分の広大な敷地です。
現在も、能力増強などで建設中や建設を予定しているプラントがあって、埋め立てをしてその敷地をさらに拡張する計画もあるようです。

そうなると、当然ながら、労働災害の発生が懸念事項となり、毎日のように労働災害がゼロとなる様に、各職場でそれぞれの取り組みがなされている状況です。

その最中に、同業他社の三菱化学で人命が失われる災害が起こりました。

小生が勤務する総合化学メーカーは、三菱化学同様に、製品が製造できなければ、企業活動はできません。
品質重視はもとより、労働災害なく、安定に操業ができた上で、良い製品をユーザーに届けるまでが使命です。それが前提で、社会貢献ができると言っても良いかもしれません。

三菱化学の事故は、とても「対岸の火事」とは思えず、むしろ、同様の事故が発生しないための知恵を各職場で出し合い、全社的に応用展開していくことが必要とされます。

人命が失われた痛ましい事故ではありますが、そこから学べることはたくさんある様に思えます。
そして、そこから学んだことを、日頃の安定操業に活かすことが、今回の事故で亡くなった4人の方のためでもあると思います。

最後になりますが、今回の事故で亡くなられた4人の方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。合掌。

Comments (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 優香さんの、『おやじのせな... | TOP | 浜崎あゆみさんの、あくなき挑戦 »
最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
気になっていました。 (カミュ)
2008-01-21 21:42:38
神栖はカミュの住んでるところから以外に近くもあり、工場が在るのは昔から知っていました。Danchoさんにとっては本当に対岸の火事ではすまされませんよね。翻って私も同じです。昔からハインリヒの法則などが取り上げられて労働災害防止運動がなされてますが、やはり、重大事故の本質は「社内の風通しのよさ」じゃないかと思います。どんなささいな事でも、下から上に話しができる。相談できる。そういう環境が一番大切だと思ったりします。ここに、たった一人でも権威欲や出世欲などがある人間がいると、部下を押さえつけたり、なじったりなどが発生して下から上への情報が伝わらないなんてことはどの企業でもあるのじゃないでしょうか。不二家、船場吉兆など全て、今回の神栖と本質は同じじゃないかと思います。馴れ合いであってもいけませんし、この風通しの問題は非常に難しいです。やはり、いい意味での対話力を日本人が身につけるしかないのかもしれません。対話力をもって建設的な意見を。全てこれなんじゃないでしょうか。この議論を進めると、日本の敗戦までカミュは話しを広げてしまうので・・・。旧日本軍も陸・海軍ともに情報を共有せずに戦いなど・・・。すいません長くなりました。有益に考えることが出来ました。最後になりますが、ご冥福をお祈りいたします。
返信する
いえいえ、とんでもないです。 (Dancho)
2008-01-22 22:04:53
カミュさん、こんばんは。

確かに、こういった重大労働災害が起こると、その前に戻って、どんな「ヒヤリ」とか「ハッと」したことが起こっていたのか…データーベースにでもして、共有化できると、色々学べると思うし、リスクマネージメントにも役立つのですが…。

でも、たとえそうしたからと言って、それが機能していないとまったく無意味ですし…。

本当に他人事には思えず、背筋が凍った思いで、この事故を見ていました。

同業他社なので、弊社でもこの事例に習ったり、同じような労働災害が起こらないように、各職場のチェック体制の見直しなどが行われて、忙しないです。

ですが、忙しないと言ってもいられないので、全社的に取り組んでいます。

同じ事故が起こらないことをただ願うばかりです。

先ずは、コメントを頂戴したことに、心よりお礼まで。
返信する

Recent Entries | 社会