ちょっとした感動…

スポーツ中継以外、あまりテレビを見て感動する事はないのですが、土曜日の１９時～日曜日の２０時５４分まで、フジテレビ系列で放送された『FNSの日26時間テレビ2010 絆 〜爆笑！お台場合宿！！ 』は、久々に嵌ってしまい、途中、高校野球山口大会の準決勝２試合と並行して、途中の睡眠時間（約７時間）を除いて、ずっと見ていました。

『クイズ！ ヘキサゴンII』は、我が家でも良く見る番組ですが（私がクイズ番組が大好きなのも要因にはありますが…）、島田 紳助 さん率いる「ヘキサゴンファミリー」の皆さんが、とにかく一つの事に「夢中」で取り組む姿…感動ものでした。

昨年の矢口 真里 さん同様、自ら志願して『１２時間耐久三輪車レース』に出場した、南　明奈 さんが、本人も「むき」になっていたと語っていた程、歯を喰いしばって必死に三輪車を操る姿…１１人で、２１１ｋｍを襷で繋ぐ駅伝に出場した皆さん…本当に感動しました。

当日に体調を崩して、ドクターストップをかけられ、走る事を断念したmisonoさん。

冷静に見れば、島田 紳助 さんの判断は正しいけれど、misonoさんが「倒れる寸前まで、やらせて欲しい」と訴えた気持ち…とっても良く分かります。

「やめろ」といわれると、「いいえ、やります！」と無意識に発して身体に鞭を打ってでも復帰しようとしてしまう、やってしまう…応援団って、そうですから。

その「頑固さ」は、まさに応援団そのもの。

でも、あの炎天下での１４ｋｍは、体調が万全でない限りは、ストップはやむを得ないでしょう。無念さ、悔しさ…十分伝わりました。
この悔しさは、もし「次回」があるなら、そこで雪辱を果たして欲しいと思います。

そのmisonoさんの悔しい気持ちを汲んで、２６ｋｍを走り終えて１日も経っていないのに、misonoさんが走る予定だった１４ｋｍを完走し、合計４０ｋｍを番組中に走破した波田 陽区 さん…素晴らしかったです。
矢口さんご自身も、駅伝で急な下り坂という過酷な条件を完走しながらも、自らのブログで語っているように、波田さんがＭＶＰでしょう。
（矢口さんの、今回の『２６時間テレビ』を終えての記事…お奨めです。）

もっとも、ご本人は、昨年、故郷である山口県下関市内の市民マラソンに出場して、見事にフルマラソンを完走している「実績」があります。
しかし、一度２６ｋｍを「全力」で走ってしまったので、再びモチベーションを上げるのは、難しいはずです。
それでも、「ファミリー」の「絆」の固さが、波田さんを、再び駅伝の出走にモチベーションを上げさせ、それに笑顔で応えて見事に完走しました。一番感動したのが、このシーンでした。

一睡もしないで、番組終盤で２４ｋｍを走った上地 雄輔 さん。
「一人トライアスロン状態」で、駅伝を走り、氷水にも浸かり、１２時間耐久三輪車レースにも出場した、小島 よしお さん。
全国（といっても、東京より以西）縦断のライブの後、駅伝でアンカーを務めた、山田 親太朗 さん。
もう、枚挙に暇がないのですが…。

皆さんの必死で、真剣な眼差し。
そして「固い絆」で結ばれた「団結力」。
どれも素晴らしかったです。

芸能人であろうと、プロアスリートであろうと、一般人であろうと、目標に向かって、ひたむきに努力して、真剣に取り組む姿勢…本当に感動します。

こういうのが見えると、本当に嬉しくなります。

上手に表現できなくて、申し訳ないのですが、出演者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。