Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

作戦成功…と言う事だろうか?/『第142回 天皇賞(秋)』レース回顧

2010-11-01 00:00:02 | 競馬
タイトルが、「反省会」でなくて、正直ホッとした。

10月31日、東京競馬場で行われた『天皇賞(秋)』。

結局、以下の通りに決着。

◎アーネストリー(12番)→3着
○ブエナビスタ(2番)→1着(優勝)
▲ネヴァブション(14番)→5着
☆シンゲン(10番)→6着
△ジャガーメイル(3番)→15位入線、18着降着
△ショウワモダン(1番)→16着
△キャプテントゥーレ(16番)→13着

決まってしまうと、ブエナビスタの「独り舞台」の様なレースだった。

馬場も、思ったほど回復が早く、「稍重」発表ながら、この日の1,600mのレースで、1分33秒台の時計が出ていた…と言う事だから、「良」に近い状態だったと思われる。

展開も、想定通り、シルポートが鼻を主張して、平均ペース。
馬群のやや前目で競馬をし、好位差しが決まる馬に、分があった様だ。

しかし、そんなこと関係なしに、ブエナビスタの強さだけが目立ったレースだ。
状態が良いと、あそこまでクリーンに勝てるのかと思うと、ちょっと「女傑」というフレーズ以上のものを感じてしまう。最後の1Fでは、殆どステッキが入っていない状態で、後続を2馬身突き放しているので、「決定的」な力の差があると言って良い。鞍上のC.スミヨン騎手も、最後は気合だけを抜かない程度に、馬の邪魔をしないセーフティーな乗り方だった。ほぼ「完璧」と言って良いと思う。

距離もマイル~中長距離(『有馬記念』位の距離)に柔軟に対応できるので、ちょっとこの秋は、この馬が中心で回っていく様な気がする。

◎のアーネストリーも、自分の競馬をして、馬券対象内にしっかり残った。やはり、「未完の大器」を思わせる。これ位の距離では、今後も安定して走り、結果も残せるのではなかろうか。このレースに限っては、「相手が一枚上」と言わざるを得ない。

褒めてあげたいのが、▲に推したネヴァブション。
私の指摘通り、この馬は、成長過程が完璧なら、このレースの距離よりも長いところで「天下」を取れていたはずで、それが叶わなかった分、晩成タイプの様だ。
レース内容から、完全に垢ぬけたと見てやはり良く、この秋は、どのGIでも、馬券対象内に入ってきそうな雰囲気がある。
この5着も、完全に「不利」と言われる馬場の外を回って、比較的馬群のやや後方から突っ込んできてのもので(ラスト3Fの時計も、メンバー中4位タイで、優秀)、4着に粘ったオウケンサクラを、あと10mもあれば交わしていた脚色だった。すぶい分、長く良い脚が使える意味で価値が高い。これからも買いたい馬だ。

☆のシンゲンは、どうなのだろうか?。
最後の3Fの時計も悪くない(メンバー中、3位)のに、大舞台で勝ちきれない。やや後方の位置取りが悪かったのだろうか?。
能力があるだけにもったいないが、「2走ボケ」と言う言葉にハマってしまったのかもしれない。ネヴァブション同様、7歳にして底見えはしていない馬だから、もう1レースか2レース位、様子を見たい。

それにしても、2着に突っ込んできたペルーサは、能力は非凡だが、気の悪さが目立つ。もう少し落ち着けば、ちゃんと走れるだけのものは持っている(最後の3Fの時計は、ブエナビスタが流した分、この馬が最速だった)。そこの修正が望まれる。
ただ、現時点で、この馬を軸に、馬券作戦を組み立てるのは困難と見る。もう少し様子を見てからでないと、痛い目に遭いそうだ。

残念なのは、ジャガーメイルのラフプレー。
スローVTRを見ると、一目瞭然で、ショウワモダンとエイシンアポロンの進路を妨害している。あそこまで鞍上(D.ホワイト騎手)が内を突く事にこだわらなければ、もっと良いレースができたはずだ。
やや距離も短いのかも知れなく、『有馬記念』位がちょうど良いと思われる。

キャプテントゥーレは、馬場の回復が早すぎたのが痛打だった。1分58秒台の決着だから、不運としか言いようがない。時計のかかる競馬では、もっと良績があって良い。
前走の『朝日CC』も、特別強力な相手ではなかったので、やはり相手が強いレースで揉まれてどう成長するか…が、カギになりそうだ。

ここから、次の『ジャパンカップ』へ進むのが何頭いるのか分からないが、そのローテーションを組むと思われるネヴァブションには注目したい。
東京競馬場のGIでも、ちゃんと走れる事を証明したし、その先の『有馬記念』の舞台は、もはや自分の「庭」である。いつかファンに高配当をもたらすであろう。

馬券の作戦は、見事にハマった。
(迷ったが、◎の複勝式にも手を付けた。3連複も、配当が良い◎○▲しか買わなかった。本当は、これが獲りたかったけどね。)
ペルーサみたいな馬がいるし、馬場が不安だったので、無理しないのが吉と出た。
一応「成功」としておかねばなるまい。

ようやく「連敗」も脱出できたので、肩の力を抜いて、この秋の今後の作戦を立てていきたいね。

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