アラン・ドロンさん吹き替え、野沢那智さん死去(読売新聞) - goo ニュース
数多の名優の「日本語吹き替え」の声優として、あまりにも有名な、野沢 那智 さんが、肺癌のため、10月30日、逝ってしまった…。
正直、大変なショックを受けている。
アラン・ドロンの吹き替えで知名度が高いが、私のイメージは、『新・エースをねらえ!』のテニスコーチである「宗方 仁」一色。
このアニメのヒロインである、岡 ひろみを発掘し、「鬼コーチ」宜しく、ひろみを徹底的に鍛え、女子「パワーテニスプレーヤー」に育成した、迫力あるあの声…耳から離れない。
実は名作と思っている、劇場版『エースをねらえ!』の宗方コーチの名台詞、幾つか覚えている。
特に印象的なのは…
「(ひろみに向かって)お前は明日、試合をする。テニス協会理事全員の前でだ。相手は竜崎麗香。勝てばお前の(ジュニア特別選手として海外の)派遣が決まる。必ず勝て。早かれ遅かれ、いずれ越えねばならん山だ!。」
(上記の言葉をかけられ、自宅に戻っても自信がないひろみが、夜遅く宗方に電話をかけ、受話器を取った宗方に語り掛けられす黙っていた時に…)
「岡だな。(「どうして私だと分かるのか…」と、ひろみに問われ)それは、俺はいつでも、お前の事しか考えていないからだ。」
(この宗方の一言で、ひろみに「明日の試合、ベストを尽くします。お蝶夫人から一本でも多く、エースを取ります。」と言わせた。)
(ひろみが麗香との試合中、異母兄妹の、「加賀のお蘭」の緑川 蘭子に、「何故、岡さんを選んだのか?」と問われ、「骨髄性白血病」に冒されている自らの余命も残り少ない事を悟って語った…)
「岡はどことなく俺の母に似ていた。母は男(=蘭子の父)に捨てられ、台所の片隅で、いつも1人寂しく泣いている姿しかなかった。この世で弱い女は、母だけで十分だ。だから岡を、心底強いプレーヤーにしたい。この俺の手で。たとえ俺の持っている全ての時間を使い果たしてまでもだ!。」
以上の3つだ。
他にも数多あるが、ひろみと宗方の、選手とコーチという立場を少し超越した信頼関係が良く理解できる、まさに「スポ根」的な名台詞と言えるのではなかろうか。
そして、母が内職(これは、先日も触れている)していた時に「BGM」として流していて、楽しみに聴いていた、多分、文化放送系のラジオ番組『那智チャコハッピーフレンズ』の、同じく声優の白石 冬美 さんとのコンビでの、ラジオパーソナリティー(DJ)としての印象も強い。
(白石 冬美 さんと言えば、『機動戦士ガンダム』のミライ・ヤシマ役が、ハマり役だった。)
番組のファンから「宗方コーチの声、やって下さい」というリクエストに対し、「アニメの声って、真っ暗なところじゃないと、なかなか難しんだ」と語って、なかなかリクエストには応えなかったのも、未だ記憶として鮮明だ。
ラジオでは、とっても明るい声で、およそ「宗方 仁」のイメージとは程遠かった程、ギャップが大きかったが、白石さんとのコンビが余りにも絶妙で、傍でたまに聴いていて、面白いなぁ…と思っていた。
しかし、その「明るいながらも、吹き替えや声優としてのシブい声」は、もう聞けない…それがとても残念でたまらない。
野沢 那智さんは、平和主義者としての一面もあり、反戦活動家との親交も深い。
野沢さんを亡くした事は、平和主義者としてはもちろん、色々な意味で、損失は大きい。
しかし、現実は受け止めなければならない。
野沢さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。合掌。
数多の名優の「日本語吹き替え」の声優として、あまりにも有名な、野沢 那智 さんが、肺癌のため、10月30日、逝ってしまった…。
正直、大変なショックを受けている。
アラン・ドロンの吹き替えで知名度が高いが、私のイメージは、『新・エースをねらえ!』のテニスコーチである「宗方 仁」一色。
このアニメのヒロインである、岡 ひろみを発掘し、「鬼コーチ」宜しく、ひろみを徹底的に鍛え、女子「パワーテニスプレーヤー」に育成した、迫力あるあの声…耳から離れない。
実は名作と思っている、劇場版『エースをねらえ!』の宗方コーチの名台詞、幾つか覚えている。
特に印象的なのは…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
(上記の言葉をかけられ、自宅に戻っても自信がないひろみが、夜遅く宗方に電話をかけ、受話器を取った宗方に語り掛けられす黙っていた時に…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
(この宗方の一言で、ひろみに「明日の試合、ベストを尽くします。お蝶夫人から一本でも多く、エースを取ります。」と言わせた。)
(ひろみが麗香との試合中、異母兄妹の、「加賀のお蘭」の緑川 蘭子に、「何故、岡さんを選んだのか?」と問われ、「骨髄性白血病」に冒されている自らの余命も残り少ない事を悟って語った…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
以上の3つだ。
他にも数多あるが、ひろみと宗方の、選手とコーチという立場を少し超越した信頼関係が良く理解できる、まさに「スポ根」的な名台詞と言えるのではなかろうか。
そして、母が内職(これは、先日も触れている)していた時に「BGM」として流していて、楽しみに聴いていた、多分、文化放送系のラジオ番組『那智チャコハッピーフレンズ』の、同じく声優の白石 冬美 さんとのコンビでの、ラジオパーソナリティー(DJ)としての印象も強い。
(白石 冬美 さんと言えば、『機動戦士ガンダム』のミライ・ヤシマ役が、ハマり役だった。)
番組のファンから「宗方コーチの声、やって下さい」というリクエストに対し、「アニメの声って、真っ暗なところじゃないと、なかなか難しんだ」と語って、なかなかリクエストには応えなかったのも、未だ記憶として鮮明だ。
ラジオでは、とっても明るい声で、およそ「宗方 仁」のイメージとは程遠かった程、ギャップが大きかったが、白石さんとのコンビが余りにも絶妙で、傍でたまに聴いていて、面白いなぁ…と思っていた。
しかし、その「明るいながらも、吹き替えや声優としてのシブい声」は、もう聞けない…それがとても残念でたまらない。
野沢 那智さんは、平和主義者としての一面もあり、反戦活動家との親交も深い。
野沢さんを亡くした事は、平和主義者としてはもちろん、色々な意味で、損失は大きい。
しかし、現実は受け止めなければならない。
野沢さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。合掌。
ですから、字幕で見ることが多いのですが、
野沢さんのジョン・マクレーンは最高です。
昨日、フジテレビで「ダイ・ハード4」を放送していましたが、違うんだよなあ。
もう、野沢さんでないと、楽しめなくなってしまった。
(野沢さん吹き替えはテレビ朝日だけ。)
ただ、あくまで「マクレーン役」であって、
「ブルース・ウィルスの吹きかえ」としてでははありません。
そのくらい、キャラが際立っているのでしょうね。
「エースをねらえ!」は旧バージョンしか見ていなくて。
あと、「キン肉マン」や「コブラ」でも有名ですが、両方とも原作が好きでアニメは見ていないのです。
しかし、名声優でいらしたことには、変わりありません。
コメント、ありがとうございます。
私も、基本的には、吹き替え版は見ませんね。
テレビで見ていても、違和感があります。
なので、アラン・ドロンやブルース・ウィルス=野沢 那智 さんというイメージはあまりない人間です。
しかし、妹の影響で、一緒に「新・エースをねらえ!」は見ていたし、劇場版「エースをねらえ!」もテレビで公開されたものを見ました。山口に2004年に「戻って」、ケーブルテレビの「特集」みたいな感じで、再度放送されたものを見ました。
やっぱり、野沢 那智 さんは、「宗方 仁」のイメージです。これは、ちょっとやそっとじゃ変えられないですね。
ところで、野沢さんは、声優志望の若手に「声優である前に、俳優であれ」と諭したそうです。つまり、「声」も「演技」で、これを極めない限りは、声優としては大成しないという事ですよね。素晴らしいプロフェッショナルをそこに見ました。
だから、ssayさんも「マクレーン役」がお好きなのだと思います。演じきっていらっしゃったのでしょうね。
素晴らしい俳優であり、声優であり、DJを亡くしました。残念で仕方ありません。
ただただご冥福をお祈りするのみです。
まずは、コメントを頂戴した事に対し、心より御礼まで。