Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

私の願い「Pray for Japan」で決着/第78回 『東京優駿』レース回顧(再更新)

2011-06-03 23:59:59 | 競馬



日本ダービー、オルフェーヴルがV(読売新聞) - goo ニュース

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 競馬・第78回日本ダービー(G1)(29日・東京)――1番人気のオルフェーヴルが直線で抜け出し、皐月賞に続くクラシックレース2冠。

 スタートから後方につけたオルフェーヴルは4コーナーから進出、10番人気で2着のウインバリアシオンを振り切った。池添謙一騎手、池江泰寿調教師ともダービー初優勝。池江調教師は42歳4か月の優勝で、グレード制導入の1984年以降、最年少のダービー調教師となった。また今年引退した父の泰郎・元調教師は2005年にディープインパクトで勝っており、史上2組目の親子制覇。ダービーに初参戦したデットーリ(イタリア)騎乗の3番人気デボネアは12着。

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フォーカスだけ示した、今年の『東京優駿』。

「レース展望」で書きましたが、今年は、有力馬が1枠と3枠に「集中」したので、日本の国旗宜しく「Pray for Japan」決着が、私の願いでもありました。

結果は、以下の通りに…。

◎オルフェーヴル(5番)→1着(優勝,2冠達成)
○クレスコグランド(6番)→5着
▲サダムパテック(2番)→7着
☆デボネア(11番)→12着
△ナカヤマナイト(10番)→4着
△ウインバリアシオン(1番)→2着
△トーセンラー(15番)→11着

くっち~さんが、面白いレース回顧を書いていますが、改めて、レースを見てみました。
振り返ってみます。

先ず、◎に推したオルフェーヴル。

この馬は、ドリームジャーニーの「全弟」ですが、馬としての「素材」は、兄より全然上と元々見ていましたので、ある意味「順当」な結果とも言えます。
「同僚」のダノンバラードが、直前に脚部不安でこのレースを回避しましたが、恐らく、ここに出てきて「良い勝負」ができるのは、現時点ではダノンバラードだけかも知れません。今回結果を出したことで、「抜けた存在」になったと言って良いと思います。
『皐月賞』前は、左回りに不安とか、色々ケチがついていましたが、それも「不問」としましたし、馬場も、2年前の同じレースの様に「最悪」な状況で、最後の直線で、狭いところに割って入り、一瞬の切れ味で突き抜けた「勝負根性」も非凡です。着差以上の「圧勝」と見るべきで、「格の違い」を感じます。惜しむらくは、「明け4歳」の牡馬の様な「層の厚さ」がこの世代にはないため、その能力が「本当に高い」かどうかは、直接対決を見てみないと、何とも言えません。
血統も、父・ステイゴールド,母の父・メジロマックイーンという点から鑑みても「奥手」と見て良く、もっと良くなる余地があります。
血統面から、距離に不安はないと思われるので、できれば『菊花賞』を使って、2005年の、あの、「日本近代競馬の結晶」と元・関西テレビの馬場 鉄志 アナウンサーに叫ばせた、ディープインパクト以来となる3冠達成に挑戦して欲しいと、個人的には思いますし、それが「濃厚」と見ています。
残念ながら、ディープインパクトよりも迫力には欠けますが、3冠馬にふさわしいものは「持っている」と見ています。
とにかく、夏を無事に乗り切って欲しいですね。

2着の、ウインバリアシオンですが、ここ近年「良績」がある『青葉賞』を優勝した実力は、出し切ったと思います。この馬も、今回はこの馬場ながら、よく頑張っていると思います。「急成長」にあったので、その力は遺憾なく発揮できたと思っています。
むしろ、以外に下位人気だったのが不思議です。

3着のベルシャザールは、完全に馬場が味方したと思います。
メンバー中、最も道悪で良さそうな感じではありました。他の有力馬が下位に沈んだ分だけ、「上位に押し出された」感もあります。
鞍上の、後藤 浩樹 騎手も、上手に乗っていた気がします。
昨年、「代打」でローズキングダムに騎乗して2着に持ってきていますし、その翌週は、引退が決定してしまったショウワモダンを、「燃え尽きる」までに繰り出してGI馬にしています。前の週の『優駿牝馬』で優勝した「好調維持」が、馬の成績にも反映されたと見ます。さすがにクラシック2週連続制覇…は、厳しいのでしょう。私は、そう見て、この馬をあえて無印にしました。

4着に、△に推したナカヤマナイトが入りましたが、これも現時点での実力通りでしょう。頑張っていると思います。
同じ事が、5着の○に推したクレスコグランドにも当てはまります。

したがって、この時点で、実力をしっかり発揮できるタイプの馬が皆上位に入っており、馬場は最悪ながら、クリーンな結果だと思います。
少なくても、昨年の様な「距離をしっかり走っていない」エイシンフラッシュの様な「空しさ」はなく、むしろ感動的ではありました。

上位人気ながら、負けた馬達も少し触れます。

▲には推したサダムパテックは、このレースで「底見え」感があります。血統に不満がないだけに残念なような気がします。実績から上位人気になりましたが、もう大きいレースで重たい人気に応えるほどのものは、「持っていない」のではないか…と見ます。

☆のデボネアも、オーナーサイドの「本気度」が見えましたが、お世辞にも「名門」とは言えない厩舎所属だったのが気になります。大きいレースを使って、ある程度成績が残せる厩舎に転厩させると、「ガラリ一変」があるかもしれません。ただ、血統は、「早熟」かもしれませんね。
(オーナーサイドが、今回の負けを、厩舎サイドに突きつける「実力行使」に打って出るかも知れず、思わぬ「場外乱闘」があるかもしれません。)

△の一頭のトーセンラーは、どうしたのでしょう?。大きいところで見せ場なく終わっています。巻き返せるか…もう少しは様子を見てみようとは思います。

なお、出走権利を獲得して出走したトーセンレーヴは、明らかに無理使いです。むしろ、負けすぎではないところに、能力の高さを見出せますが、この無理使いがどう出るのか…。「ひと夏越して」のレースぶりを見る必要があると思いますね。


いずれにしても、現時点での実力通りに決まったレースだったことは確かだと思います。

やはり、『天皇賞(春)』と、このレースと、『菊花賞』は、実力が評価されてのファンの人気通りに決まって欲しい…改めて思った次第です。

次週は『安田記念』、その次のGIレースが「春のグランプリ」『宝塚記念』です。

私は、今年前半は、後者に全力投球です。

どんなレースが展開されるか、楽しみですね。


~~~カウントダウンコーナー~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『六旗の下に』まで、あと16日!。

ドキドキしますね。

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