Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

頑張れ、豊真将。

2010-11-20 00:00:01 | その他スポーツ
「三途の川」から復活…豊真将、大関連破!(スポーツニッポン) - goo ニュース
豊真が波乱演出、把瑠都破る/九州場所(日刊スポーツ) - goo ニュース

大相撲九州場所も今日で6日目を終えた。
大関・日馬富士関の休場は残念だし、横綱・白鵬関の連勝が止まってしまったのもちょっと残念の様な気がするけれど、「ご当地場所」で前半戦好調な大関・魁皇関もこの後どれだけ星を伸ばすのか、結構期待している。

世代も近いし、現役で頑張り続ける魁皇関の姿を見ていると、自然に涙が出てくるし、こちらが元気を頂ける。「私も頑張ろう」という気にさせてくれる。
もう、私の中では「心の横綱」だし、多分、日本国民の殆どがそう思っているのかもしれない。1日でも長く現役で…と、心から願って止まない。

さて、現在住まいが山口県にあるという事で、応援し続けている力士がいる。
それが、表題の豊真将関。

生真面目過ぎるのが私と被っていて、どうしても憎めないし、何だか私自身を見ている様で、色々勉強になっている。

そんな豊真将関、幕内に昇進してから、万年の「三役候補」に挙がっている。
しかし、どうしても「あと一歩」が踏み込めず、東前頭筆頭にまで番付を上げた時は、なんと1勝14敗。その1勝が千秋楽で勝った1勝だった…なんて事もあった。
番付を上げては、上位の「厚い壁」に、これまで何度も跳ね返されてきた。

その豊真将関も、準・「ご当地場所」で気を吐いている。

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 大相撲九州場所5日目は18日、福岡国際センターで行われ、新三役を目指す豊真将が把瑠都を寄り倒して、前日の琴欧洲戦に続く大関撃破で4勝1敗と好調だ。10月の秋巡業中に42度を超える高熱を出すアクシデントに見舞われながら、驚異の回復力で復調した29歳が今場所の台風の目となりそうだ。2日目に連勝記録が63で止まった横綱・白鵬は朝赤龍を寄り切って4勝1敗。全勝は平幕の翔天狼のみで1敗は白鵬、豊真将、把瑠都ら12人と大混戦となっている。

 生死の境をさまよった豊真将が連日の大関撃破で館内を沸かせている。前日は琴欧洲に出足一気の注文相撲。この日は把瑠都に左四つの体勢をつくられたが、すぐに気持ちを切り替えた。後ろに下がりながら、うまく巻き替えてもろ差しになると「とりあえず前に出よう」と低い体勢から寄り倒した。2日目から4連勝。「いい流れできている。一番一番に集中して場所を盛り上げたい」と声を弾ませた。

 「三途(さんず)の川が見えた。本当に死ぬかと思った」という出来事は秋巡業中に起きた。10月23日の尼崎巡業で右足親指付け根を裂傷。その後の巡業はテーピングをして参加したが、これがいけなかった。同29日の庄原巡業後に42度を超える高熱を出してダウン。病院に駆け込んだ。「リンパが腫れてきておかしいなと。ばい菌が足から入ったと気づいた時には高熱で意識がもうろうとしていた」。その後通院で数日間点滴治療し今月上旬に稽古再開。災難ではあったが、本人は「あれで悪いものを出し切りました」と前向きにとらえた。

 若手有望株と呼ばれていた豊真将も29歳。幕内上位に上がるたびに上位の壁にはね返されてきた。過去に三役挑戦場所が7度もあったが、うち6度は休場と負け越し。07年秋には西前頭筆頭で8勝7敗と勝ち越しながら、前頭3枚目の琴奨菊が10勝を挙げたために昇進できない不運もあった。だが、このまま勝ち続ければ初の三役も見えてくる。「最近は強く願わないと三役にはなれないと思っている。横綱にも思い切って取りたい」。

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正直、「何となく今場所は調子良いじゃん」なんて、軽い気持ちで見守っていた。
ところが、この記事を拝読してびっくり。
こんな大変な事になっていたなんて…。

今場所は、益々応援しなくちゃ…というところでしょうか。

豊真将関は、ある意味「失う物は、これで無くなった」ので、自分の「研究成果」を信じて、真っ向勝負を挑んで頂きたい。

6日目は、金星を挙げるチャンスだったけれど、やはり横綱の「厚い壁」は、すこぶる厚いのかもしれない。

しかし、その熱い気持ちで、「厚い壁」を打ち破って、先ずは三役、そして大関を目指して欲しい。
師匠の元・寺尾の錣山親方を「乗り越える」事が、恩返しなのだから。

今年1年、色々大相撲界(角界と言っていいんですよね…)は大変な事になって、国技としての存亡にも直面したけれど、何だかんだ言っても、やっぱり見てしまうなぁ。

本当に、スポーツ観戦は、何でも好きなんだなぁ…と、しみじみ感じる次第である。

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