Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

追悼・将棋好きの石立 鉄男 さん(8)/『スチュワーデス物語』でのご活躍(7)

2008-03-01 12:13:14 | 将棋
小生の趣味の一つである将棋界は、羽生 善治 二冠が保持しているタイトルである王将戦は、今週2月28日に4勝1敗で羽生王将が防衛&4連覇を決めて閉幕しました。

一方棋王戦は、2月13日に開幕して2局進み、いずれも内容の濃い将棋で1勝1敗のタイになっています。こちらのタイトルの行方が気になりますね

順位戦も、明後日に「将棋の一番長い日」であるA級順位戦の最終9回戦が一斉に行われ、森内 俊之 名人への挑戦者と、B級1組への降級者がもう一人決まります(既に、行方 尚行 八段の降級が決まっています)。

女流棋戦も、マイナビ女子オープンが、矢内 理絵子 女流名人と甲斐 智美 女流二段との間で初代『女王』の座をかけて、五番勝負が行われます。
その矢内名人は、先日ストレートの3連勝で女流名人位を防衛&3連覇を決めています。

年度末を迎えて、今年度の将棋界もクライマックスを迎えていますね。

ところで、昨年6月1日に、船戸 陽子 女流二段からご教示いただいて驚きましたが、故・高柳 敏夫 名誉九段の道場で、将棋を指していらっしゃった、将棋が大好きな俳優の石立 鉄男さんが、逝去されました。
(船戸二段のブログは、昨日付で閉鎖になりました。残念ですが、船戸二段のご判断を尊重します。拙ブログをご自身のブログを閉鎖するまでブックマークしていただいたご恩は、忘れません。)

早いもので、あれから9ヶ月が経つんですね…。

心より、ご冥福をお祈りします

昨年9月から始めた、石立さんを追悼する意味で、石立さんがご出演なさっていた数多くのドラマのうち、小生自身が映像として所有している『スチュワーデス物語』全22話を通してのご活躍の様子を、画像引用して2~3話/回のペースで、可能な限り石立さんの月命日にあたる毎月1日に紹介する、全10回を予定しているシリーズ。

今日は、石立さんの月命日ですので、このシリーズの第8回目をお届けしたいと思います(以下、敬称略)。

大変古い画像ですので、若干お見苦しい点はご容赦ください。


【画像引用】

TBS系列 大映テレビ製作ドラマ 『スチュワーデス物語』 第15話,第16話


【ストーリー】

●第15話『娘たちは怒ったぞ』


訓練生達は、総合最終試験に合格後、訓練飛行に挑むまで、あと1か月と迫った。
今までの訓練の総仕上げで、スチュワーデス役となった松本 千秋(堀 ちえみ)は、そこでも「ドジでのろまなカメ」ぶりを発揮してしまう
総仕上げ訓練を担当した火山 さと子(秋野 暢子)にも、これ以上訓練を続けても見込みがないと、訓練課長である柿野 竜太(石立 鉄男)の面前で匙を投げるが、担任の村沢 浩(風間 杜夫)は、千秋の仕事の丁寧さを長所と見て、必死に擁護する。


総仕上げ訓練で失敗して千秋は落ち込む。先のやり取りを傍耳立てて聞いていた池田 兼子(春 やすこ)から、千秋が訓練センターをやめさせられるかもしれないことを告げられた千秋は、さらにショックを受ける
しかし村沢は、やる気がある訓練生をやめさせる訳がないと、千秋に告げて励ます。そんな千秋を翌日から特訓する。


一方、訓練センターで訓練生と教官という立場で、千秋と村沢が一緒にいることに苛立ちを隠せない新藤 真理子(片平 なぎさ)は、村沢を子を妊娠していることを千秋にぶちまけると豪語する。村沢もこの真理子の態度には、さすがに困惑する。


真理子が強行な態度に出ることに困惑を隠せない村沢は、居ても立ってもいられず柿野に相談をする。
柿野は、村沢に同情すると共に、村沢自身で真理子の強硬な態度から千秋を守るしかないと助言をする。
そんな時、訓練課長室に、真理子が千秋との面会を願い出ている旨の連絡が入り、千秋と真理子が接触しないように、村沢に先回りしてブロックするようにと指示するが…。


村沢と真理子が会っている様子を、訓練センターの教室の窓越しに目のあたりにしてしまった千秋は、村沢と真理子の後を必死に追う。その様子を一早く察知した真理子は、千秋にあてつけるように村沢に抱きつき、キスをする。


村沢と真理子がキスをする現場を目のあたりにした千秋は、絶望感から、身分証明書と教科書を置いて訓練センターを去ってしまう。それを、478期の同期である木下 さやか(山咲 千里),石田 信子(高樹 澪),中島 友子(白石 まるみ)は、村沢に報告する。


スチュワーデスになることにも、村沢を愛することにも絶望し、村沢が信じられなくなった千秋は、高校の同級生で幼馴染の江原 三郎(光石 研)の実家が営む鮮魚店へ逃げ込み、三郎を手伝うことで気を紛らわせる。
しかし、そこに村沢が現れ、訓練センターに連れ戻そうとするが、千秋は拒否する。そのすぐ後にも478期の同期達も訪れるが、千秋は身を隠してしまう。


翌日、千秋が訓練センターを飛び出した旨の報告を受けた柿野は、その日のうちに千秋を連れ戻すようにと指示すると共に、翌日の訓練もボイコットするなら、千秋を見捨てるしかない…と村沢に告げる。


急ぎ千秋の説得に走った村沢だが、千秋は、真理子とのキスの現場を目のあたりにしたショックからどうしても抜け出せず、やたらと村沢を疑ってしまう。


三郎の実家に戻ろうとした千秋を、478期の同期3人が待ち受けて、強引にくれない寮に千秋を連れ戻す。


寮に連れ戻された千秋は、さやかをはじめとした478期同期生達に、村沢から告げられた真理子とキスをした理由をはっきり自分達の前でも話すようにと詰め寄られ、自分で勝手にショックを受けただけと気付かされ、ようやく目が覚めて訓練に打ち込むことを宣言する。


翌日、千秋は訓練に出席し、村沢を信じてついていくことを朝礼で宣言する。


●第16話『意地悪なささやき』


救急看護法の訓練中に、慌ててモックアップの座席に躓いて足首を捻挫してしまう。
翌日の体育の訓練を欠席して、病院で痛めた足首の診察を受けた病院で、産婦人科を受診する真理子と偶然出会ってしまう。
そこで真理子は、村沢の子を妊娠していることを暗ににおわせ、千秋を動揺させる。


すっかり動揺した千秋は、午後からの人工呼吸の訓練でも、摘むべき鼻を摘まないなど訓練中も上の空で、またしてもドジを踏む。


真理子の妊娠を知り、その子が誰の子かを知るために、単身で真理子の住まいを訪れて、真理子に確認する。妊娠した子供の父親が村沢と真理子から聞かされた千秋は、絶望する


真理子が村沢の子を妊娠していることを知った千秋は、身を引くために、478期同期生達に別れを告げるかのようなパーティーを開催し、人知れず訓練センターに向かい、無人のモックアップ内でスチュワーデスの仕事をした後に、命を捨てることを決意する。


いきなりお別れパーティーを開催するなど、千秋の様子が変なことを、さやか,信子,友子から知らされた村沢は、行方不明となった千秋を探し出そうと奔走する。
途中でくれない寮に連絡を入れ、そこで信子から身分証明書がなく、訓練センターに向かった可能性が高いことを知らされ、村沢は慌てて訓練センターに向かって千秋の行方を探る。


千秋を探し当てた村沢は、千秋に真理子が妊娠に至ったいきさつを全て説明する。
自身の身の危険を回避するために、村沢が真理子をなだめた結果としての妊娠だったことを知った千秋は、全てを理解し、またスチュワーデスになる夢を持ち続けることを決意するのだった…。


【編集後記】

今回は、片平 なぎささん演じる真理子が妊娠した子供の父親が、風間 杜夫さん演じる村沢教官であることが、堀 ちえみさん演じるヒロインの千秋に知れるまでの「駆け引き」に終始していたので、石立さん演じる柿野訓練課長の登場場面が、第16話にはなかった(このドラマで、唯一登場しない回ではないかと思われる)。
しかし、第15話では、訓練生を第一に考える村沢の上司としての演技が光っていた。
この『スチュワーデス物語』は、復刻DVDが販売されており、レンタルショップでもレンタルが解禁されていて、人気を博している。
こうした人気ドラマで石立さんが登場する映像を見るたびに、9か月経った今でも、存命でないことが、やっぱり信じられないでいる。


【予告】

次回は、第17話(『こわい手紙』)と第18話(『やるっきゃない恋』)をご紹介します。
エントリーは4月1日の予定です。

お楽しみに

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