製茶工場入り口付近では、お茶摘み婦さんたちが休憩のため、ティータイムでした。
ちょっとお邪魔して・・・失礼!
まずは萎凋室から見学。
ここでは摘んだ茶葉をしばらく置いて萎らせます。
下から風を当てることで水分が蒸発し、芳香成分も部屋の中を漂うため、とても良い香りがするんですよ。
蒸し暑いですが、私はこの時の香りが大好き。
数時間、萎凋させたら揉捻作業をおこないます。
萎凋室は2階、そのほかの作業は1階でおこなうため、2階の床穴から茶葉を1階へ落とすのです。
この方法はスリランカでも同じ。
ここの工場ではオーソドックス製法とCTC製法が半分、半分。
あの小さなコロコロした茶葉は、最初はこんな感じなんですよ。
動画ではないので、分かりづらいですが、すごいスピードで流れていきます。
オーソドックス製法より、ずいぶん早く仕上がるのが、これを見学すると理解できます。
勉強のため見学できて嬉しいですが、やはり自分で飲むときはオーソドックス製法で作られた紅茶がいいな。
年が明ける頃には、ニルギリが美味しくなる季節になります。
この茶畑のことを思い出し、クオリティの茶葉に出会えること、今からワクワクの楽しみです。
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