急性巣状細菌性腎炎について 2014-10-06 | 感染症 慢性C型肝炎と糖尿病のある高齢男性で、2週間以上の不明熱が続くため当科相談ありました。血液培養からはグラム陰性菌が生えつつあるとの報告でした。著明な悪寒あり、若干の膿尿(10/HPF)はありますが腎叩打痛なく排尿時症状もありません。腹部CT検査(非造影)では左腎の肥大と腎周囲の脂肪層の乱れあり腎盂腎炎も疑われました。泌尿器科に相談しエコーされましたところ、焦点性腫瘤が認められ急性巣状細菌性腎炎(A . . . 本文を読む