押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

「判る」とはどういうことかーその2

2007-06-16 23:45:23 | 気になる話題
その1では物理系の世界で「判る」とはどういうことか、を説明した。ここでは生物系の世界の話をしよう。
遺伝子解析が進み、生物系で起こるあらゆる現象は遺伝子に関ると説明されるような風潮である。門外漢としては、そうかな?と半信半疑だが、積極的に否定するほどの知識はない。
生物は地球上で40億年の時間をかけて進化してきた。それを担っているのは遺伝子である。一部の生物に関しては遺伝子解析が完全に終えたと報告されているようだが、解析できた事と個々の生物に発現している結果との関連の理解は殆んどこれから始まることだろう。
例えば、人間が持っている様々の難病の多くは遺伝子異常だろうとの理解が日々のメディアで紹介されている。遺伝性の病は殆んど全てこうした類だろう。第二種糖尿病などもその一つと聞いた。このような遺伝子異常は昔ある時期に起こり、致命的でないので、次世代へ受け継がれているのだろう。
精神的な面ではどうなのだろうか?こうした面の解析は多分単なる病とは違い、難しいと思われるが、いずれ様々な障害が明らかにされるだろう。

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