押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

文芸時評という感想 荒川洋治 四月社 ¥3360-

2006-12-13 23:54:49 | 齧り書き
SIGHT 2007冬 の高橋源一郎と斉藤美奈子の評論に取り上げられていた本。図書館で借りて、こんな本を読む人は居ないのか直ぐ借りられた、パラパラ。うーーん、難しい。
取り敢えず、「はじめに」の一部を紹介する。文芸時評とは・・・などの文芸誌の作品を読んで、批評を書くことだ。ぼくには批評を書く力はないので、作品の感想を書いた。すなおに書くことにした。
 文芸時評は、掲載までに間がない。すぐ書く。文を案じるひまも、語を選ぶゆとりもない。切迫した空気のなかに、置かれる。挟まれる。そのために、そこでこそ感じとれることもあるという、不思議な世界である。・・・。
 ここに表題の意味が書かれている。後二週間の貸出期間でどれだけ齧れるか。