日経の日曜日書評欄に掲載。東京裁判の検察側尋問調書を専門家が調べたもの。調書にはこれまでには知られていない事実が書かれている。例えば、「・・・笹川良一を筆頭に、ほとんどすべての戦犯容疑者が取り調べに対して卑屈な弁明と自己弁護、さらには連合国に対する媚態ともいうべき態度を示したことである。そして、知人、友人、とりわけかつてのライバルに開戦の責任を転嫁したことが、豊富な新資料によって暴露されている。」この文章で、この本を読みたくなった。そう思いません?岸信介もA級戦犯だから、この本に出てくるのではないか?とうずうずする。孫が東京裁判は歴史だとか仰っているようだが、どうしてどうして、まだまだ暴かなければならない事実があるようだ。
嬉しい事に図書館で借りられそう。
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