押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

立花隆 安倍晋三への宣戦布告 現代2006年10月号28頁

2006-09-06 00:14:43 | 気になる記事
残暑見舞いの手紙のやり取りでちょっと気が滅入っていたところに新聞の広告欄で表題の記事があるのを見つけた。図書館でコピーをとり、続く二三の記事も含めて読んだ。

2006年8月15日の夕方に立花隆は東京大学安田講堂で「八月十五日と南原繁を語る会」という一般公開シンポジウムを開いていた。主催は同会実行委員会で、立花隆、佐々木毅元東大学長、石井紫郎元東大法学部長の三名。
そのプログラムは次の通り。
第一部 東京大学の8月15日と南原繁
・東京大学の8月15日となぜ今南原繁か 立花隆
・昭和208月15日に東大安田講堂で  石坂公成
 終戦の詔勅を聞いた人々の証言     細谷憲政
・東大キャンパス二つの接収計画     石井紫郎
 (日本陸軍と占領軍GHQ)
第二部
政治学者南原繁             佐々木毅
南原繁と憲法9条            姜 尚中
南原繁と靖国問題            高橋哲哉
南原繁と倫理的想像力          大江健三郎
今問われているもの           鴨下重彦

もう少し詳しい紹介はブログを見られると良い。

立花隆氏の話のポイントは東大本郷キャンパスの二つの接収計画が東大学長などの知恵と創意で阻止できた事、敗戦後の混乱期に日本再建の精神的道筋を示した南原繁の活動を掘り起こし、今こそその考えに立ち返り、21世紀を見通そう、というものである。