朝まで雨が降っておりましたが、通勤時間の頃には雨は止んで、雲の切れ間に青空が。
路面はいまだウェットでありますので、新しいブレーキを試すのに良い機会であります。
しかし、自転車通勤の準備をしているときに、ある異変に気が付きました。
■バネ力調整ネジがあらぬ方向を向いている!
■こっ、これはいかなることであるなりか!
いじっている時間はありませぬ。自転車は諦めて車で会社に行ったのでありました。
うーみゅ。
プラスチックも使っている15年以上も前のブレーキでありますから、さすがに劣化も
あるだろうし、あるいはギドネットにしていた時に、フレーム内蔵のリアのブレーキケーブル
の引きが少し重いので、カンチ台座の3段階取付穴を強でセットしていたのでありますが、
その無理が祟ったのじゃろか? とかぼんやり考えながらの帰宅であります。
この愛用のブレーキが壊れたら、次はいよいよ マッカートニー ポールもいいなぁなどと、
思いながら。
■帰宅後、早速フレームから外してのチェックであります。
やっぱり、ありえない方向を向いております。
このネジをプライヤーで挟んで回して抜いてみました。
■左が異変のあったネジ。右は問題のない予備セットのネジ。4mm×16mm。
一体、何があったのじゃろか?
前日のブレーキシュー交換時、このバネ力調整ネジも回しておりますので、
こんなに曲がっていたら気がつくはずです。
前記事をチェックしたら、下から2番目の写真で、すでにあらぬ方向を向いておりますから、
前日、ブレーキの調整が済んで、写真を撮る間の短い時間の間に、このネジに対して、
なにか外的な力が加わったと考えられます。うーみゅ。
■とにかく本体のチェック。
矢印部分のプラのスプリングケースの一部が割れてしまっていますが、
ブレーキ本体のネジ山にはダメージは感じられません。
■........。
このバネ力調整ネジのピッチは一般的なものでありました。
曲がったネジの代わりになるものを、ネジ箱でガチャガチャ探して見つけました。
ステンレスのネジ(4mm×16mm)。
■奥までネジこんだ状態。
オリジナルに比べてヘッドが少し大きめでありますが、具合がよろしいのであります。
■ ブレーキ本体を再組立てして、新しいバネ力調整ネジで調整。
まずは問題なく使えそうで、一安心でありました。
もうちょっと短いネジでもいいかもであります。