久しぶりに湯の丸山に行ってきました。
あまりに気の早いカットソールで行ってきましたが、今日はさすがに厳しく、
山頂は早々と諦めて、旧鹿沢スキー場で遊び、紅葉館で汗を流して帰ってきました。
■見えているピークは、湯の丸山南峰。
牧場の柵に沿って歩くカミさん。この辺りから標高差250mで山頂、
先行者のラッセルもありましたが、カットソールではトレースを追えず、
ジグザグに登ろうにも、底の締まっていない雪で、落とし穴もあり、登頂は断念。
当たり前にシール持って行かないとだめであります。反省。
■湯の丸スキー場に車を置いて、旧鹿沢・紅葉館へ。
カミさんと荷物を宿に置いて、車を取りに車道を歩いて戻りました。
距離3km、時間45分。
朝の地蔵峠への登りは、シャーベット状の圧雪路で、撃沈している車数台あり。
FFのスタッドレスに金属亀甲チェーンで切り抜けたのでありました。
■今は閉鎖されている、旧鹿沢スキー場のゲレンデトップ方向に移動。
雪は軽いが、落とし穴もあるので結構しんどいのでありました。
しかし気持ちはいいのであります。
■旧ゲレンデトップ付近。斜面に雪がまだ少なく、木も育ってきて藪がうるさかったので、
一段下に更に移動。
■旧ゲレンデ。雪は軽い。
湯の丸山北峰から旧鹿沢というルートの時の最後のおまけが、
この旧ゲレンデですが、今日はここだけ。
■背後の白いピークが湯の丸山北峰。
■旧鹿沢スキー場の中間点。以前は建物がまだ残っていたと思いますが、
そこは今は東屋になっているなりか。
■東屋の柵に腰掛けて休憩するカミさん。
背後の白いピークが湯の丸山北峰。
■牧場の柵。以前少しだけ雪に埋もれていた鉄線の上を滑り、板のソールに、
縦の溝を作ったことがありました。要注意。
新しい高めの柵でありました。以前のは、おそらく、黒くて低いやつだと思われます。
■車道手前の最後のパウダー。アスピリンであります。
■車道に下りて、ちょっと先の紅葉館へ。
■雪山讃歌の碑
■紅葉館。数年ぶりでありました。
■ここにカミさんと荷物を置いて、小1時間ほど車道を歩いて、車を取りに行きましたが、
短いとはいえ、久しぶりにラッセルした足には、ちょっとつらいのでありました。
■貸切状態の紅葉館のお風呂。うーむ、ここは極楽というなりか。
湯の丸山は、何度も登って滑った思い出の深い山であります。
それにスキー場は、テレマークターンを習得しようと、かつてはシーズン券まで購入し、
通ったところでありました。
また、紅葉館、旧鹿沢とくれば、深田久弥の随筆集「わが山々」の中の、
「鹿沢の山山」と題された一文であります。
まだ車も通っていない時代、下の新張地区からスキーにアザラシで地蔵峠を越えて、
ようやっと着く一軒宿・紅葉館を根拠地にした周辺の山々へのスキー行。
あぁ好きです。
以下抜粋
「....湯の丸山へは近いので一番たびたび行った。ジグザグで上りつめて、あの頂上から一気に滑り降りる時の愉快さはおもうても堪らない。....」