週末は谷川岳か神楽峰の山スキーを予定していましたが、カミさんは体調いまいちで、
山は無理になったのでした。
会社の同僚で自転車仲間の友人K氏とは、前日の昼休みに奥武蔵の登山地図を広げて、
あーだこーだ話していましたから、彼が今日、奥武蔵を走るのは知っていました
朝6:00に友人K氏に電話入れました。
「起きてる?」
「起きた」 と友人K氏。
「今日、奥武蔵行くの?」
「行く。スキーは?」 と友人K氏。
「カミさん体調不良で駄目、一緒に行っていい?」
「いいよ、どうする?」 と友人K氏。
「電車?自走?」
「自走。荒川CRでそっちまで行く。」 と友人K氏。 (注:彼は大宮近郊に在住)
「じゃあ吉見の管理事務所。何時に来れる?」
「風は?」 と友人K氏。
ここで、一応ベランダに出て確かめました。
「いつもより弱い。あまり吹いていない。」
「……じゃあ、7:45。」 と友人K氏。
「了解」ってことで、ゆっくり朝ごはんを食べてから、出発しました。
走り始めて、すぐにわかりました。 風、強い。 いつもの北西風です。
沖に出れば出るほど、強くなっていきます。 (注:沖は荒川を指す)
自宅から吉見までは、追い風気味なので、ほどなく待ち合わせ場所に到着。
缶コーヒー飲みながら、友人K氏を待ちます。
■吉見総合運動公園・管理事務所
友人K氏は、7:45ちょっとすぎには、ひぃひぃ言いながら到着しました。
30数kmの道のりを、あの強烈な向い風の中、一人で走って(たぶん)、
時間に遅れないのには、頭が下がります。
「風、弱く無いジャン」って突っ込まないところにも頭が下がります。
■管理事務所から、すぐに糠田橋を渡って、荒川の左岸にでます。
強い向い風で、交互に引きますが、ペースに乗れません。救いは菜の花だけです。
行田からは完全に土手から降りて、遮蔽物のある街中をジグザグに走りました。
そうこうしているうちに、熊谷までの約16kmに1時間もかかってしまいました。
ここで体力を使い果たすのもつまらないですから、波久礼まで秩父鉄道を使うことに。
■ 秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」駅
駅に着いたら、次の下りが12分後だったので、急いで輪行準備。
輪行袋が風でパンパンです。
■先頭車両に乗れたので、かぶりつきで見ます。軍手でした。
■ただでさえ楽しいのに、ここの桜が咲いたらさぞかし愉快なことでしょうね。
「つぅぎぃわー、よりいぃー」
■「波久礼」駅で降りる友人K氏。輪行袋から飛び出した角が印象的です。
■赤い屋根がかわいい「波久礼」駅。いいですね。こういう駅。
■駅の裏手で組み立てです。
今日の友人K氏の自転車は、私に合わせてミニベロです。
「DAHON SmoothHound」改。
ハンドル、ブレーキ、サドル、ペダルなどを交換して少し軽量にしてあります。
タイヤは一回り小さい20x1.50(406)。
オリジナルのサドルは、Brooks B17 Champion Specialですが、
使ってないのを見て、以前安く譲ってもらいました。
デモンタなので組み立てに少し時間がかかります。
■塞神峠。ここから稜線です。ここの桜はまだまだ蕾でした。
■二本木峠で仁王立ち
■秩父高原牧場「モーモーハウス」でトイレ休憩。展示物ではしゃいでいます。
右下の牛は、「ヒレ」とか「サーロイン」とかのボタンを押すとそこが光るというものですが、
連打してます。バイオハザードのやりすぎですね。
■このよく出来た看板ですが、自転車のホイールで出来ていました。
スポーク4本で真ん中の牛を固定していますが、スポークはニップルで留めているので、
カット、ネジきりしています。
この牛、叩くといい音がしますので、牧場に良くある鐘も兼ねているのでしょうか。
■朝日根集落の八幡神社。
■車道に自転車残して、旧定峰峠まで歩いて登りました。
そこにある「ダイダラボッチの伝説」看板。むちゃくちゃだと思いますがどうなんでしょう。
■定峰峠で大休止。おいしいうどんでした。汗をかいた体には何よりです。
漬物(たくあんと酢漬けの大根)もおいしかった。
食べながら、この後のルート(降り場所)の相談です。
友人K氏は、JR川越線が便利なので、JR高麗川まで走ることになりました。
■左上から時計周りで、白石峠、高篠峠、刈場坂峠、大野峠。
■左上から時計周りで、ブナ峠、飯盛峠、傘杉峠、顔振峠。
峠では豆に写真を撮ります。下り基調になってからは、
突然出てくる峠にハードブレーキングで反応します。
■一本杉峠付近の切りとおし。車道から少し入っています。
大きい切り株はありましたが、ここは一本杉峠ではないようです。
■「天文岩」
すごい割れ目があります。入れないように柵で塞いであります。
名前の由来は分かりませんが、いい感じです。
あとから勉強ですね。
ここを過ぎたら、今日最後の登りになる「スカリ山」下。
「スカリ山」標高435.1m。登山道は無いみたいですけど、三角点があるので、
冬、時間があるときに山頂まで登ってみたいですね。
■「北向地蔵」
この後、物見山経由で降りたかったのですが、眞さんの記事にあったように、
ゲートがしまっていました。強行していいのですが、駄目だったときに、
登り返すのもきついので、鎌北湖方面から降りました。
■JR「高麗川」駅に17:24着。
あと30分もすれば暗くなります。電車に乗るはずの友人K氏を見送る予定でしたが、
友人K氏は、もう少し走りたいから、家まで自走すると言いました。
元気ですね。自走で帰る友人K氏を見送ってから、ヨロヨロと向い風を走って家に帰りました。
走行距離112km。ちなみに友人K氏の走行距離は161kmでした。
■全体図
■核心1
■核心2
■核心3