仮宿 451のミニベロ

OCNブログ人の終了に伴い、一旦こちらに退避しました。

奥武蔵グリーンライン縦走

2009年03月28日 | 06: サイクリング 100~200km

週末は谷川岳か神楽峰の山スキーを予定していましたが、カミさんは体調いまいちで、

山は無理になったのでした。

会社の同僚で自転車仲間の友人K氏とは、前日の昼休みに奥武蔵の登山地図を広げて、

あーだこーだ話していましたから、彼が今日、奥武蔵を走るのは知っていました 

朝6:00に友人K氏に電話入れました。

「起きてる?」 

「起きた」 と友人K氏。

「今日、奥武蔵行くの?」

「行く。スキーは?」 と友人K氏。

「カミさん体調不良で駄目、一緒に行っていい?」

「いいよ、どうする?」 と友人K氏。

「電車?自走?」 

「自走。荒川CRでそっちまで行く。」 と友人K氏。 (注:彼は大宮近郊に在住)

「じゃあ吉見の管理事務所。何時に来れる?」

「風は?」 と友人K氏。 

ここで、一応ベランダに出て確かめました。

「いつもより弱い。あまり吹いていない。」

「……じゃあ、7:45。」 と友人K氏。

「了解」ってことで、ゆっくり朝ごはんを食べてから、出発しました。

走り始めて、すぐにわかりました。 風、強い。 いつもの北西風です。

沖に出れば出るほど、強くなっていきます。 (注:沖は荒川を指す)

自宅から吉見までは、追い風気味なので、ほどなく待ち合わせ場所に到着。

缶コーヒー飲みながら、友人K氏を待ちます。

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■吉見総合運動公園・管理事務所

  友人K氏は、7:45ちょっとすぎには、ひぃひぃ言いながら到着しました。

  30数kmの道のりを、あの強烈な向い風の中、一人で走って(たぶん)、

  時間に遅れないのには、頭が下がります。

 「風、弱く無いジャン」って突っ込まないところにも頭が下がります。

    

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■管理事務所から、すぐに糠田橋を渡って、荒川の左岸にでます。

 強い向い風で、交互に引きますが、ペースに乗れません。救いは菜の花だけです。

 行田からは完全に土手から降りて、遮蔽物のある街中をジグザグに走りました。

 そうこうしているうちに、熊谷までの約16kmに1時間もかかってしまいました。

 ここで体力を使い果たすのもつまらないですから、波久礼まで秩父鉄道を使うことに。

   

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■ 秩父鉄道「ひろせ野鳥の森」駅

  駅に着いたら、次の下りが12分後だったので、急いで輪行準備。

  輪行袋が風でパンパンです。

 

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■先頭車両に乗れたので、かぶりつきで見ます。軍手でした。

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■ただでさえ楽しいのに、ここの桜が咲いたらさぞかし愉快なことでしょうね。

 「つぅぎぃわー、よりいぃー」

 

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■「波久礼」駅で降りる友人K氏。輪行袋から飛び出した角が印象的です。

    

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■赤い屋根がかわいい「波久礼」駅。いいですね。こういう駅。 

 

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■駅の裏手で組み立てです。

 今日の友人K氏の自転車は、私に合わせてミニベロです。

 「DAHON SmoothHound」改。

 ハンドル、ブレーキ、サドル、ペダルなどを交換して少し軽量にしてあります。

 タイヤは一回り小さい20x1.50(406)。

 オリジナルのサドルは、Brooks B17 Champion Specialですが、

 使ってないのを見て、以前安く譲ってもらいました。

 デモンタなので組み立てに少し時間がかかります。

 

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■塞神峠。ここから稜線です。ここの桜はまだまだ蕾でした。

 

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■二本木峠で仁王立ち

 

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■秩父高原牧場「モーモーハウス」でトイレ休憩。展示物ではしゃいでいます。

 右下の牛は、「ヒレ」とか「サーロイン」とかのボタンを押すとそこが光るというものですが、

 連打してます。バイオハザードのやりすぎですね。

  

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■このよく出来た看板ですが、自転車のホイールで出来ていました。

 スポーク4本で真ん中の牛を固定していますが、スポークはニップルで留めているので、

 カット、ネジきりしています。

 この牛、叩くといい音がしますので、牧場に良くある鐘も兼ねているのでしょうか。

 

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■朝日根集落の八幡神社。

 

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■車道に自転車残して、旧定峰峠まで歩いて登りました。

 そこにある「ダイダラボッチの伝説」看板。むちゃくちゃだと思いますがどうなんでしょう。

 

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■定峰峠で大休止。おいしいうどんでした。汗をかいた体には何よりです。

 漬物(たくあんと酢漬けの大根)もおいしかった。

 食べながら、この後のルート(降り場所)の相談です。

 友人K氏は、JR川越線が便利なので、JR高麗川まで走ることになりました。

   

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■左上から時計周りで、白石峠、高篠峠、刈場坂峠、大野峠。

 

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■左上から時計周りで、ブナ峠、飯盛峠、傘杉峠、顔振峠。

 峠では豆に写真を撮ります。下り基調になってからは、

 突然出てくる峠にハードブレーキングで反応します。

 

Oj

■一本杉峠付近の切りとおし。車道から少し入っています。

 大きい切り株はありましたが、ここは一本杉峠ではないようです。

   

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■「天文岩」

  すごい割れ目があります。入れないように柵で塞いであります。

  名前の由来は分かりませんが、いい感じです。

  あとから勉強ですね。

  ここを過ぎたら、今日最後の登りになる「スカリ山」下。

  「スカリ山」標高435.1m。登山道は無いみたいですけど、三角点があるので、

  冬、時間があるときに山頂まで登ってみたいですね。

 

Om

■「北向地蔵」

  この後、物見山経由で降りたかったのですが、眞さんの記事にあったように、

  ゲートがしまっていました。強行していいのですが、駄目だったときに、

  登り返すのもきついので、鎌北湖方面から降りました。

  

On

■JR「高麗川」駅に17:24着。

 あと30分もすれば暗くなります。電車に乗るはずの友人K氏を見送る予定でしたが、

 友人K氏は、もう少し走りたいから、家まで自走すると言いました。

 元気ですね。自走で帰る友人K氏を見送ってから、ヨロヨロと向い風を走って家に帰りました。

 走行距離112km。ちなみに友人K氏の走行距離は161kmでした。

  

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■全体図

 

Mapk1

■核心1

 

Mapk2

■核心2

 

Mapk3

■核心3

 

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