部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

最強でかしゃった

2010-04-26 | 文楽
掃除、洗濯、買い物、犬の世話・・・
それら全部オットに押しつけて、行ってきました大阪・文楽劇場。母さん(=オット)、行かせてくれてありがとう。でかしゃった!
お土産のきんつばでここはひとつ、勘弁してください。


さて、『妹背山婦女庭訓』

なんといっても「山」の段に、ただただ感激。

特に千秋楽は妹山側の床近くだったので、綱大夫の定高には鼻水が出るほど思い切り泣かされました。

あの「でかしゃった攻撃」は反則だ。
ただでさえ「でかしゃった」に弱い私なのに、綱さん文雀さんで「でかしゃった」が始まったらもう、泣くなと言われてもそりゃ無理難題。
そして住大夫大判事の苦悩と情の滲む浄瑠璃・・・

終わった後には感動で頭が痛くなったくらい。


「山」以外も、特に「芝六」は予想していた以上に面白く、まったく捨て所のないよくできた狂言だなー、と感心しました。“お前ごときに感心されるいわれはないわ!”ですが。


せっかくのこの感動を忘れないよう、感想をおいおいと書いていきたいと思ってます。

・・・が、そうこうしてる内に5月公演が始まってしまいそう、それまでにはなんとか!




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2 コメント

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ですよね! (ゆき)
2010-04-26 21:39:44
でかしゃった、最高でしたよね!私も目をうるうるさせつつ思いっきり拍手しまくりましたよ!今拍手せな、いつ叩くん!と思いつつ。
マスカラはウオータープルーフでしたが、アイラインがそうじゃなかったので、ちょっとヤバイ感じになってアブナかったです。劇場暗くてラッキー、みたいな。
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やはり。 (さむこ)
2010-04-27 16:01:45
ゆきさんも、でかしゃった攻撃に敗れた仲間ですね。

あの「でかしゃった」で堤防が決壊した後は、もうなんでもすぐに涙が出てしまい、ほんとに困りました。

後で冷静になると、バカじゃなかろうか、と自分でも思う程。

でも、私がバカなんじゃなくてそれだけ演者が素晴らしかった、ってことですよね。
・・・と思いたい。
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