部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

2012年12月公演

2011-12-06 | 文楽
さあ、12月。

またも久々の部活動です。部活なのに休んでばっかりだ。
でも部長なので退部にならないのが当ひとり文楽部のいいところ。


さて、12月は鑑賞教室A・Bチームでの「曽根崎心中」と本公演の「奥州安達原」です。

わたくしはまず、「あだちがはらを楽しみ隊」の一員として、楽しみにしていた安達原、行ってきました。


【奥州安達原】

    外が浜の段

    善知鳥文治住家の段

    環の宮明御殿の段




初めてで楽しみにしてましたが、想像以上に面白かった「外が浜」。
なんですかこれはっ。
いきなりのシモネタ炸裂で、びっくらこいたねー。

しかも一輔さんの長太女房(海女)のあの思い切った垂れっぷり!
うちのばあちゃん(故人)を彷彿とさせるものがあり。
そんでもって、なぜそれを一輔さんが…? と。
いや、一輔さんじゃなかったら、じゃあ誰ならあの垂れ乳が似合うのか、
と聞かれてもアレですけど。

それにしても、ここら辺りの男たちはどうも鼻毛が長いらしい。
長太は「アノ性悪が鼻毛の延びるに困りもの」と言われ、
庄屋も「長い鼻毛を砂にすり付け」。


実は、プログラムについている床本の気になる個所に印つけながら聞いていたのですが。
その床本、どうやら劇場に落としてきてしまった模様。

ど、どうしよう。

「鼻毛が」「長い鼻毛を」「帆立貝」「赤蛙」

とか、しょーーーもないところばっかり印付けてるのをもし拾った人に見られていたら…


それ、ワタシ、落としててません。誰か別のへんな人のだと思います。