召使語録6 執事とはこういうもの 『ブランディングズ城の夏の稲妻』

執事の顔というものは、速やかに表情のあらわれる顔ではない。(p.106)

この世界中に執事が両眉を上げるに値するとみなす事柄はほぼ皆無である。(p.296)

おしなべて執事というものはスポーツマンである。(p.109)


『ブランディングズ城の夏の稲妻』
(P.G.ウッドハウス著 森村たまき訳 国書刊行会 2007)より


(countsheep99のこっそりコメント)

作者ウッドハウスによる「執事の定義」。
執事が登場するウッドハウスの小説を読んでいると、時々こういうのに出くわすから、タマラナイ。

ちなみに最後の「スポーツマン」とは、お馬さんたちが競うレースを愛好する者という意味です。
(執事ビーチは、歩くだけで息切れする巨体の持ち主です。)
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