実は、およそ一年前から私にとって仕事上の停滞期でした。
起業して6年、漠然とした焦りは減ったものの、いまひとつ活力がわかず、日々テンションを上げることが最も大変だったのが本音です。
そんな私に転機が訪れたのは、数日前からです。
「最近、あまりFacebookやっていないの?」
「だいぶ前からTwitterフォローしているけど片想いなんだよね」
このように言われたことが、きっかけでした。
また、ここ最近、カウンセリングルームの案内、リーフレットを送って欲しいと依頼を受けることが重なったこともありました。
リーフレットを作って印刷すること。SNSをこまめに行うことは、最も基本的なことだと真摯に捉えていたつもりが、いつのまにか、ホームページの更新さえも、後回しになり、自ら発信するとか、仕事と直接関係が有る無しに関わらず日々人と会うことも、次第に義務化されていて、楽しむことを忘れていたようです。
40代は昔は仕事が一番面白くなる時期だと言われていましたが、現代では豊かである一方で停滞期であり、夢や目標が描きにくい。仕事量や責任は重くなり、プライベートでも子どもの教育費や親の介護の負担など、心身ともに疲れている人も少なくありません。
こんな時代を生き抜くには、元気なうちに意識改革も必要です。
多くの人と接してきて、40代までに柔軟性が持てない人は、その後の人生、精神的に孤立することが多いと感じています。
それからもうひとつは、基本の「き」に返って、最も基本的なところを大切に行うことが大事です。
これは、人との関わり方、所作、メールの文面、電話応対など新入社員が最初に学ぶことも含みます。
基本に立ち返るには、当たり前のことを丁寧に行うことに等しいので、おのずと「今ここ」に意識が向きます。
それが出来ると、元々基礎力がある人ならば時代がいかように変わろうとも、変化を過剰に怖れない限りは道筋が見えてくると思います。
あと数日で年度末です。
自分を信じていきましょう。