11月15日に京都から新幹線で浜松へ、レンタカーで美術館巡りの日帰り旅です。
掛川市ステンドグラス美術館・宮城まり子氏のねむの木学園美術館・吉行淳之介文学館・浜松市秋野不矩(あきのふく)美術館を訪れました。
観光シーズンでも訪れる方達が少ないので、ゆっくり鑑賞出来ました。
浜松でうなぎを食べるつもりでしたが、時間の関係で今回は、お土産に持って帰りました。
掛川市ステンドグラス美術館
後ろに掛川城が見えてます
展示されている「受胎告知」の3作品の1つ
「ねむの木こども美術館」
女優宮城まり子が1968年設立した、日本で初めての肢体不自由児のための養護施設「ねむの木学園」のこどもたちがが描いた美術館です。
ねむの木こども美術館 どんぐり
207年に開館した「どんぐり」には、ねむの木村のこどもたちの絵が120点展示されています。こどもたちの純粋な目と心で描かれた絵はカラフルで独創的です。
のどかな山里の風景に溶け込む外観は、建築家藤森照信氏の設計です
屋根の上には草木が植えられてます
緻密に書かれた絵や可愛い絵がとてもいいです
ねむの木こども美術館 緑の中
「どんぐり」から700メートルほど離れたところにあり、ねむの木学園の園長である宮城まり子氏の原画・友禅の作品等が展示されています。
吉行淳之介文学館
浜松市秋野不矩美術館
旧天竜市(現浜松市)出身の日本画家・秋野不矩の偉業を顕影するとともに地域の芸術文化の振興を図る美術館として、1998年4月に開館しました。秋野不矩を中心とする作品330点(本画約90点)を所蔵しており、秋の作品を紹介する所蔵品展のほか、関連作家を紹介する特別展を開催しています。
美術館の設計は、建築家・藤森照信氏
秋野作品との調和を目指し、正方形や翼廊型の展示室、漆喰の壁面や籐ござの通路、大理石の床など素材を生かした特徴的な建築は、印象的な空間を演出しています。
茶室「望矩楼(ぼうくろう)」藤森照信氏設計は、天竜ヒノキをはじめとする地域の素材を採り入れており、その個性的な外観は美術館本館と相まって不思議な景観を生み出しています。
秋野不矩(あきのふく)1908~2001)
静岡県磐田郡二股町(現浜松市天竜区二俣町)に生誕
昭和初期より西山翠嶂門下で官展の入選・特選などを重ねた。戦後は画塾を出て「創造美術」(現創画会)の結成に参画する一方、美術学校(現京都市立芸術大学)にて後進を指導。50代で赴任したインドの風景に魅せられ、以後インドを主題にした作品で新しい境地を開拓する。
展示作品は撮影不可なのでネットからの写真です
秋野不矩さんの展覧会へ以前行ったことがあり、印象に残っている画家でした。
一度浜松の美術館へ行ってみたいと思っており実現しました。