クリニックへ。
右腕全体を覆っていたギプスを、2週間過ぎたので少し短くしましょうとのことで・・・。
ギプスは、ガラス繊維で出来た包帯のようなものを水に浸して患部に巻きつけ、形を整えると、
瞬時に固くなって患部をカバーし、鋏などではとても切れなくなります。
それをどうやって切るのかしらと思っていたところへ現われたのが、
まさに、電気のこぎりとしか思えない道具。
スイッチを入れると、ウイ~ン!!と大きな音を立てて、
直径6センチほどの円形の歯が廻り始めました。
思わず引きましたね!
一歩間違えば肉まで切られるのでは・・・と。
「大丈夫です。切るのではなく熱で溶かすのです。」という説明で、
運を天に任すしかないと覚悟を決めました。
カットする前に、こんなにきれいにギプスを使ってもらって・・・!と感嘆(?)されました。
たしかに、少しも汚れていません。 2週間経ちますが、つけてもらった時のままです。
でも、患者さんの中には、どろどろに汚してくる人もあると聞いて驚きました。
動かしてはいけない患部を固定したギプス。どうやって汚すのか・・・。
もっと短くカットしてもらえるかと期待していましたが、ひじから5cmくらい下のところまで。
それでも、制約はかなり緩和されました。
右手で顔を触ることが出来るのですから!
左腕の痒いところを右手で掻くことが出来るのですから・・・。
でも、そこまで。
まだ、右手で歯を磨くことも箸を使うことも、サラダをボウルの中で混ぜることも出来ません。
家族が口々に、調子に乗るな! 元の黙阿弥になるな! と、警告を発しています。
その言葉に甘えて、もうしばらく頼らせてもらおうと思っています。
本来なら、クラス旅行に参加していた筈でした。
行き先は、私の愛する長野県麻績村。
そこのホテル、シェーン・ガルテンおみは、今夜37人の団体客を迎えてさぞ賑やかな事でしょう!
日付も変わった今、さすがに皆、寝静まったかな!?
私ひとり、あれこれと思いを馳せています。
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