昨夜は、私の「天使の喇叭」が数え切れないほどの花を咲かせて、今年一番の綺麗な夜になる筈でした。
耐えがたい暑さにも頑張って、葉を落としながらも、沢山の蕾をつけてくれていました。
それが揃って開こうという夜に、台風17号。 それも、風台風でした。
明けた朝。
あまりにも無残な姿・・・。
花も蕾も葉も、すべて引きちぎられ・・・。
昨夜、台風後の姿を予想して、可哀想とは思いましたが出来る限り花を切り取りました。
なかなか決心がつかなかったので、作業を始めたのは台風が関東を直撃している最中でした。
家族には内緒で、暗い夜半、手の届く限りの花を手折りました。
でも、手の届かないところなどに沢山の花が残りました。
残った花や蕾が犠牲になりました。
強風にあおられてよろめいたり、なにかが飛んでくるのでは・・・とほんとに恐ろしくも思いました。
台風の折り、危険ですから外へ出ないように・・・とTVなどで呼びかけていますが、
それでもサーフィンや釣りなどに出かけて命を落とす方がいます。
自分の畑などが心配で見に出かけ、農業用水に落ちて亡くなった方もあります。
なんでこんな時に外に出るの・・・と批判的でした。
釣りやサーフィンは論外ですが、畑が心配・・・の方の気持ち、今回、理解出来ました。
摘み取った花を壺に活けて、むせ返るような香りを堪能しました。
今宵は、昨夜は蕾だったのが、がんばって開こうとしています。
黄色い蕾が緑色になり、それが薄れて、やがて淡いピンクに・・・
そして徐々に濃さを増すと同時に香りも濃くなってきます。
Angel's trumpet だけでなく、私の庭はすべてダメージを受けました。
今年はこれでお終いです。
晩秋、ヴィオラとパンジーを植えるまで、マリーゴールドだけが頑張ってくれるでしょう。
長野の辺りでは、もう炬燵やストーヴが喜ばれているというのに、
私の住む街は、真夏日の10月1日でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます