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トリミング用のハサミ。

 今日、宮崎県で被害をもたらした高病原性鳥インフルエンザウイルスが、H5N1型だったと発表されました。直接的、間接的な被害が出たようで、関係者の方々にはお気の毒だと思います。大変な時期ですが、なんとか乗り越えてください。
 最近、ウイルス性感染症がよく報道されています。昨年は、狂犬病ウイルスとノロウイルスが世間を騒がせましたし、ここ数日の間は、高病原性鳥インフルエンザウイルスです。狂犬病発生のときには、センセーショナルなニュースとして、私も含めて大きな関心を持ちましたし、お昼のワイドショーなどでも取り上げられたようですが、最近ではまったく聞きませんねー。熱しやすく醒め易いのは、善くも悪しくも現代日本人の国民性なんでしょうね。
 このブログは、もちろんアクアリウムがメインなんですが、私の専門であるウイルスについても書いていこうと密かに思っています。いずれ「高病原性鳥インフルエンザウイルス」についてまとめて書いてみたいとも思っています。
 さて、今日はトリミングに使っているハサミについて書いてみたいと思います。

 上の写真は、今、私がトリミングで使っているハサミです。私は水草レイアウトをしているわけではないので、この3本でほとんどのトリミングをこなしています。上からADA社のカーブタイプのトリミング専用ハサミ。メーカーは分かりませんがカーブタイプとストレートタイプのハサミです。
 用途ですが、ADAのトリミング専用ハサミは、今は流木に活着している南米ウィローモスのトリミングに使用しています。刃先がカーブしているので、手首をそれほど捻らずに使用でき、また刃の長さもちょうどいい感じで、4-5cmの範囲を一度にトリミングすることができます。切れ味もいいです。購入した当初、ショートヘアーグラスを一本ずつカットしようとしていたのですが、そこまでの繊細な作業には、ちっと無理がありました。
 後者二つのショートタイプのハサミは、実験用器具などを売っていた雑貨屋さんで見つけました。おそらく医療用か実験動物用だと思います。全長14cm程度で一般的な事務用ハサミと同じぐらいの大きさです。このぐらいのサイズって、日常で使い慣れているせいか一番使いやすいですね。私は、カーブタイプとストレートタイプをそれぞれ購入し、その時々で使いやすい方のハサミを使っています。まー、どちらか一本持っていれば事足りるとは思いました。用途としては、ショートヘアーグラスをカットしたり、アヌビアス・ナナやボルビティスの葉などの硬い葉のカットにも使っています。



 刃先はこんな感じです。刃先が尖っている方が、ショートヘアーの葉を一本一本トリミングすることもできますし、繁殖したボルビティスでも葉を掻き分けて根元の方でカットすることができます。ただ、このハサミはあまりに尖がりすぎていて、何度か誤って手を傷付けてしまいました。
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竹酢液スプレーとラベルシール。

 今週末は、今まで見て見ぬフリをしてた黒ヒゲを駆逐しようと、作戦を練っています。今日は、その準備として竹酢液スプレーを作ってみました。
 実は、この竹酢液スプレーは、easy and cheap AQUAさんの「打倒黒髭」に書かれていた木酢液スプレーを完全に真似して作ったものです。木酢液を竹酢液に変えたことが私の偉いところです(笑)。単に、家に竹酢液しか無かったからなのですが。imp28さん、貴重な情報をありがとうございました。



 使用したのは、このアプロット社の竹酢液。何故、木酢ではなく竹酢なのかは、ただなんとなくという全くのいい加減で決めたので、あまり気にしないで下さい。私は、これまで、この竹酢液の原液を、黒ヒゲの付着した流木やアヌビアス・ナナに筆で塗っていたのですが、とかく面倒くさい。それと流木の付着した黒ヒゲって水の外に出すと、目立たなくなって結構塗り残しをしてしまったりして。とにかく、このスプレーがそんな面倒を解消してくれそうなのです。

 作り方は、easy and cheapさんが書かれている方法を、完全にパクらせて頂きました。竹酢液を3倍に希釈して、適当な大きさのスプレーボトルに入れるだけ。私は、無印良品で購入した50ml用スプレーを使いました。これを、コケ汚染領域に、シュッシュって感じで吹き付けるのですね。私にもできそうですよ。
 


 今回、透明ボトルを使ったので、そのラベルも作ってみました。
 アクアリウムで使っている水質調整剤や液肥の類は、すべて無印良品のプッシュボトルに入れて使っているので(その記事については、こちらで)、ラベルを貼って使っています。
 説明するほどでもないのですが、電機屋さんなどで売られているプリンター用のフィルムラベルシートを使いました。白地、透明、半透明など色々ありましたが、私は透明タイプを購入しました。好きなようにデザインを決めてプリントアウトし、切って貼るだけ。簡単でしょ。今回は、ブログ名も一緒に印刷して、オリジナルらしさをアピールしてみました。



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時期を逃した「なんちゃってミスト」。

 今日は、30cmキューブ水槽のミスト化計画をご紹介します。
 えっと、この計画はですねー、私がよく拝見させて頂いている「ODKのお馬鹿Blog」でodk_odkさんがご紹介された「スペリアミスト化計画!!(にせw)」を参考にさせて頂きました。このミスト化の手法は、多くの方々に支持をされていて、既に多くのブログやサイトで紹介されていますので、皆さんご存知だとは思います。いわゆる「なんちゃってミスト」です。

 ADA社の水槽、キューブガーデンにはノーマルタイプの他に、水槽の背面が曇りガラスとなっているキューブガーデン・ミストという製品群がありますね。背面が曇りガラスとなっていることから、バックスクリーンを使用せずに水槽の後ろを目隠しすることができ、さらには、背面から優しく光を差込ませることによって、水槽内をより自然に見せる効果があると言われています。
 私も実際にキューブガーデン・ミストを目にしましたが、水槽内が明るくて、そして奥行き感が出るような気がしました。
 そこで、我が家の30cm水槽でもミスト化を図り、明るくて奥行きのある水槽を作ろうと思いたち、なんちゃってミストを真似させて頂きました。

 用意したものはポリプロピレン製の半透明のシートです。たったこれだけ。ホームセンターで500円少々で購入しました。他にも、塩化ビニール製のものとか、シール上のものとか色々と種類があるようです。結局のところ、水槽背面が曇りガラスのように見えるものなら、なんでもいいと思います。私の場合は、水槽の背面に立てかけて使うつもりなので、ある程度の厚みがあって自立する素材のものを選びました。



 写真のように、ポリプロピレンシートを30cm×30cmのサイズにカッターで切断して、さっさっさと水槽の背面に立てかけるだけです。倒れないように隅をテープで留めれば、完成。簡単でしょ。この簡単さが、多くの方々に支持される所以ですね。このアイデアは、本当に凄いわ。
 さて実際の見た目ですが、まずはこんな感じです。



 写真の左側がミストをかけてあり、右側にはなもしていないので壁紙が見えています。こんな感じで水槽背面のものをすべてぼやかしてくれるわけですね。
 以前まで使用していたブルーのバックスクリーンと比較したらどうなるか見てみました。


 これをミストに代えると、、、



 かなり雰囲気が変わりましたが、いかがでしょうか?
 このブルーのスクリーンは塩ビ製で光を透過しなかったので、どうしても暗い印象になっていました。一方のミストはどうかというと、部屋の壁で反射した光が、ミストでやわらかくなり水槽内に注いでいます。
 ブルースクリーンも捨てがたいですが、しばらくはこのままミストを使ってみたいと思っています。
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32Wの蛍光灯ランプ。光量の比較研究。

 先週、私のアクアリウムの師匠である大学時代の先輩に、私がブログを書いていることを報告しました。その当時、その先輩はディスカスを飼われていて、たいそうアクアリウムに熱い情熱をもっておられました。今の私から見ても、ものすごい設備を揃えていたものですから、その当時の私からはまさに雲の上の存在、言い換えれば「かなりマニア」だなって思っていました。その先輩は、早速、見てくださったようで、メールで一言「マニアックだな」。ちょっと、ちょっとちょっと。あなたが導いたのですから。残念!(お笑い万歳!)

 さて今日は、30cmキューブ水槽で使用しているライトで光量の比較を実験をしてみました。


 30cmキューブ水槽で使用しているのは、雑貨屋さんで購入したクリップライトです。アクア製品ではないので、水草の育成に十分なのかどうか情報がありませんでした。できる限り光量をアップしようと悩みましたが、どうにかショートヘアーグラスを枯らさない程度(ゆるやかにランナーを伸ばして成長)には環境を整えることができたようです。
 そこで今回は、私がこれまでの購入した電球型蛍光灯を使って光量の比較をしてみました。使用したのは、下記の3種類の蛍光灯です。
 National社 パルックボールスパイラル12W パルックday色(6700K)
 NEC社 ホタルックボール13W 昼白色(5300K)
 高儀社 スパイラル蛍光ランプ 32W 昼光色(6400K)
の三点です。
 3番目のスパイラル蛍光灯ランプは、小さな海物語のMaxellさんのブログを拝見して、その存在を知りました。Maxellさんが購入された蛍光灯とはメーカーが違うようですが、同等品を購入しました。これは、ホームセンターの作業用のハロゲンランプなどが置いてあるコーナーにあり、家庭用の蛍光灯のコーナーにはありません。先駆者の方からのこういった情報はひじょーにためになりますよ。

 では早速、実験いってみましょう。まず実験方法ですが、既にクリップライトが2台あるので、それぞれに別の蛍光灯を取り付け、光量と色の感じを比較してました。もちろん、絞りとシャッタースピード、ホワイトバランスは固定しています。
 まずは、私が一番最初に設置したパルックボールを一灯のみ点灯した場合です。
 パルックボール12W×1。


 次は、その後にホタルックを加えてパルックボールとホタルックの二灯点灯の場合。
 パルックボール12W×1、ホタルック13W×1。計25W。


 そして、今回初披露となるスパイラルを一灯点灯した場合です。
 スパイラル32W×1。


 上記の結果から、明るさに大きな違いがあることが分かりますね。今回使用した蛍光灯において、明るさと消費電力数(ワット数)は相関しているようです。当然ですかね。光量を増やしたいときには、ライトの数を増やすのも手ですが、消費電力の大きいランプを使用するのも良い手段だと思います。
 では次に、さらなる光量アップを目指して、スパイラルとパルックボールの組み合わせです。
 スパイラル32W×1、パルックボール12W×1。計44W。


 今度は、スパイラルとホタルックの組み合わせ。
 スパイラル32W×1、ホタルック13W×1、計45W。



 私は、現在、この最後の組み合わせで設置しています。
 ご参考までに、私の使用しているクリップライトは、60Wまでの電球を取り付けられるE26口金のものです。小型ライトにはE17口金のものもありますが、消費電力の大きなランプが取り付けられない場合があるので、できればE26口金のライトをお勧めします。

(2007年3月9日追記)
 我が家で、ランプが焦げる事故がありました。詳しくは、コチラをご覧ください。

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メタルジェットパイプ。

 今日からまた連休ですね。残念ながら、私は三連休というわけにはいかなかったのですが、それでも、今日は仕事の帰りに、ホームセンターとアクアショップに寄って来ました。なかなか楽しい時間を過ごすことができました。
 さて、今日は30cmキューブ水槽に設置した吸水、排水パイプについて書いてみたいと思います。現在使用しているのは、吸水、排水パイプ共にADAのメタルジェットパイプです。

 ガラス製のリリィーパイプも見た目が綺麗なので、どちらにしようかと悩んだのですが、ガラスはコケが付くと醜いですからねー、特に吸水側のリリィーはメンテナンスもしにくそうですし。そこで、見た目の良さとメンテナンスの容易さの両方兼ねそろえているステンレス製のメタルジェットパイプを選びました。



 上の写真では、奥が吸水側のV-1で、手前が排水のP-1になります。購入してから気が付いたのですが、メッシュが広い方が排水なんですね。メッシュが広いおかげで排水される水の勢いが強すぎず弱すぎず、ちょうどいい感じです。申し遅れましたが、フィルターにはエーハイムのクラシック2213を使っています。本当なら、30cmキューブにクラシック2213では、タップで水流を絞らないと水流が強すぎるはずなんですけどね。私はタップ全開で使っています。



 それと、もう一つ私がこだわったのはホースです。実はメタルジェットパイプの導入する際に、easy and cheap AQUAのimp28さんに相談したら、ホースも透明がいいんでない?って提案してもらったので、その気になりました。



 私は、ADAの純正ホースを購入してしまったのですが、12/16サイズの透明ホースなら、ホームセンターの園芸コーナーなどで安く購入できます。以前から、先輩方のブログで知ってはいたのですが、ちょうど仕事が忙しい時期だったので、純正を買いました。今日、ホームセンターに行って値段を見たら、びっくり。全然安いわ。今度から、絶対にホームセンターで買うと心に決めました。
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ステンレス製のS字フック。

 今日も2回目の更新です。
 前回の更新で私の個人的な抱負を熱く語ってみたのですが、みなさんには面白くもなんともないと思ったので、昨晩取り付けたグッツを追加でご紹介します。こちらもたいした記事ではないのですが。

  寒くなるこの時期、サーモスタットとヒーターは欠かせませんねー。私は、サーモスタットの温度センサーを水槽の深いところに設置しているのですが、そうす るとサーモスタット本体をキャビネット(水槽台)内に収容しようとしても、センサーのコードが短くて届きません。スタイリッシュな水槽を掲げながら、全く お恥ずかしい限りですが、水槽の縁に取り付けることしか思い浮かばず。



 そこで、今年の初買いしたアクアグッツは、このステンレス製S字型フックです。ホームセンターなどで入手可能です。これをサーモスタットに引っ掛けて、、、水槽の縁に引っ掛けました。そして、流木の陰に隠してしまう。



 設置した感じでは、ガラスが傷付く様子はありませんし、サーモもそれほど重量があるわけではないので、多分大丈夫だと思います。
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バレングラスtype2。

 こんばんわ。
 今日は、もう一つのネタで書きたいと思います。
 実は、昨年12月にADA社のパレングラスtype2を購入しました。大変すばらしい外観。ただ私的にはtype1のスタイルの方がカッコいいと思うのですが、先輩方のサイトを見ると、type1の方はオトシンクルスがよくはまり、出られなくなると書かれているので、今回はtype2を購入しました。
 30cmキューブ水槽に取り付けるつもりでしたが、さすがに30cmでは存在感が有り過ぎで目障りな印象が否めません。仕方がないので、90cm水槽に取り付けました。本来なら、90cm水槽にノーマルのバレングラスでは添加量が足りないようですが、私の場合は水草水槽ではないので、気にしていません。

 数週間前までは、90cm水槽にはCO2マスターを使用していましたが、外部フィルターを買い換えたために、ホース径が合わなくなり、その後CO2ストーンを使用していました。
 で、楽しみに取り付けてみたところ、、、うむー、なぜかCO2の泡が大きいような。CO2ストーンを使っていたときよりも明らかに分かるほど大きい気がする。少し様子を見ようと思ったのですが、やはり泡は大きいままで、とても実用的な泡の大きさではありません。よく見たところ、どうも大きい泡が出るのは一箇所で、白い拡散面とガラスが接触している隙間のようです。コイツはまさか初期不良品か?と疑ってみたのですが、またまたADAのアフターケアサービスの問題が。
 このバレングラスも通販で購入したものだったので、そのショップに送ってADAに問い合わせてもらったら、時間がかかるのは明らかです。ここは申し訳ないですが、今回もADAサポートセンターに直接問い合わせてみました。メールで事情を説明(通販で購入したことなど)し症状を書いたところ、当日のうちに担当の方から対応してくださる旨の返答があり、ADAに着払いで送って下さいと連絡を頂きました。さっそく郵送したのですが、すぐに担当の方から症状を確認したこと、検品から漏れた初期不良品である(疑いがある)こと、代品を送ります等々、ご連絡を頂きました。
 今回も、前回同様(ソーラーIの修理をお願いした経験がありまして)、サポートセンターの親切な対応に大変感謝しています。しかし、今回のような初期不良品に対するアフターケアでは、購入ショップを介するシステムは無駄な時間を浪費するような気がするのは私だけでしょうか?一つ褒められることは、ADAのサポート担当者は皆さん親切のようです。



 今日、代品が大切に梱包されて届きました。ビクビク、ソワソワ取り付けてみましたが、予想通りの小さな泡。見事なほどに泡が水流に流されて、水槽中に拡散していきました。ただ、私の水槽だけかもしれませんが、資技研社のCO2ストーンの方が泡の大きさが小さいような気がします。このバレングラスtype2でも実用上問題はない範囲ですので、このまま使い続けるとは思いますが。



 そうそうADAから年賀状が届きました。A4版の大きい年賀状でした。どうも、レイアウトコンテストの参加者には送られてくるようですが、私は参加していません。一年に二回もサポートセンターにお世話になったからでしょうか?

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プロフェッショナル3e 2076。

 今日はクリスマス。そして、今年最後の一週間の始まりです。私の職場では、27と28日が大掃除デーということですので、実質、今日と明日しか仕事ができません。と思っていたら、結局29日もやることができてお仕事です。楽しいなー仕事って(泣)。
 さて、今日も昨日の続きで、新しく導入した外部フィルターについて書いてみたいと思います。昨日は機能について(洒落のつもりはありません)書きましたが、今日は実際のセッティングと使用感について書いてみます。

 今回ご紹介するプロフェッショナル3e 2076はメインの90cm水槽に設置しました。この90cm水槽には以前まで、エーハイムのクラシック2213を2台とサブフィルター2213を2台の計4台を使っていたので、合計すると濾材は約10L程度使用していた計算になります。一方、2076の濾材容量は、説明書によれば6L少々(生物濾過用に6L。物理濾過用に0.6Lです)。容量ダウンが少々気がかりですが、ここは量よりも質だと自分に言い聞かせて気にしない振り。もう購入してしまったのに、今更後戻りはできませんから。



 4台のフィルターの複雑なホースから開放されると思うと、それだけでも買った甲斐があるってもんです(激しく言い訳調)。
 また濾材についてはすべて、これまで使用していたものをそのまま引き継ぐことにしました(以前書いた記事はこちら)。濾材の内訳は、サブストラットを4L分(実は5L近く入った気がします)、スポンジ濾材を2L分(こちらも2L以上は入っているようです)。後は物理濾過用のプレフィルターって感じです。このプロフェッショナル3シリーズの特徴して、生物濾過ユニットと物理濾過ユニットが独立しているので、生物濾過をまったく触らずに、メンテナンスができる構造になっています。
 濾材以外の設備は、すべてフィルターに付属していたものを使用しました。ですからシャワーパイプやホースは、すべてエーハイム色(緑色)です(泣)。

 濾材を詰めた後、実際にフィルター内に注水しようとしたのですが、ここで恥ずかしながらトラブル。本当なら、呼び水レバーなるボタンを数回プッシュすると、フィルター内に水が注水されるようなのですが、私が押しても、あれれ?ちっとも水が引き込まれない。その後いくら押しても水が呼ばれてくれません。やり方がいけないのか?フィルターが私を拒絶しているのか?仕方ないので、排水パイプを口にくわえて思いっきり吸い込んだら、簡単にサイフォンが始まり注水されました。アナログな方法が一番効果的でした。
 いよいよ電源をオンにするときです。当然、最初はエア噛みが起きましたが、すぐにエアーが排出され、あっという間に静かになりました。これには、さすがに感心。エーハイムの力を見せつけられました。
 また電源投入直後の数十秒間はセルフチェック機能が働き、エアー噛みや流速などを自動的にチェックするようです。
 実際に数日間使用してみた感想ですが、これまで流量を一番抑えた設定(780L/h)で運転していますが、騒音はほとんどありません。キャパシティーの大きいモーターで余裕があるからかもしれません。また現在は、付属のシャワーパイプをそのまま使用していますが、やはり勢いは強すぎます。シャワーパイプだけを使うのなら、穴を大きくしたほうがいいと思いました。



 私は、Tジョイントをつなげて底面吹き上げにも水が流れるようにする予定なので、シャワーパイプはそのままにしています。
 吸水側ですが、一応、私はプレフィルターP-1をつなげました。16/22ホースにそのまま繋げられ、取り外しも簡単にできそうです。

 それにつけても、エーハイム色は、ちょっと目立ちすぎ。できれば、ステンレスパイプをと思っているのですが、16/22ホース用はなかなか見つからず。誰かご存知の方いませんか?もしくは、ステンレスパイプ曲げを特注した猛者はいませんか?


 追記(2006年12月27日)
 フィルターからの排水をT-ジョイントを介して、底面フィルターに流れるようにして、底面吹き上げ式にしました。下の写真を見ていただくと分かるように、写真上部からオーバーフローパイプ、T-ジョイント、シャワーパイプの順です。このときシャワーパイプは5cmほど短くカットしました。そうしないと奥行き45cmの水槽ではセットできなかったからです。T-ジョイントの下部から底面フィルターにつなげています。順番は16/22ホース、12/16ホース、NISSOの連結用ストレーナー、NISSOのバイオフィルタです。


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外部フィルター。

 みなさま、メリークリスマス。今日は、クリスマス・イブですね。若い方におかれましては、大切な人と素敵な時間を過ごされているのでしょうか?
 さて、前回の更新からだいぶ間が空いてしまいました。前回の続きで我が家のコリドラスをご紹介するつもりでしたが、なかなかコリを写真に収める時間が無かったので、今回は外部フィルターについて書いてみたいと思います。
 今週末は公私共々忙しくて、とてもアクアどころではありませんでした、、、と言いたい所ですが、実は合間を見て、こっそりと以前から気になっていたものを購入しました。エーハイムのプロフェッショナル3e 2076という外部フィルタです。

 このフィルターは今月に入ってから発売された新機種で、私はここ数ヶ月間、このフィルターが発売されるのをずっと待っていました。「単なる濾過フィルターじゃん」と言われると、その通りとしか言いようが無いのですが、妙に私の心を捉えて放さない新機能があるんですよ。 いくつか新機能があるようですが、私が説明するよりもエーハイムのHPを見て頂いたほうが分かりやすいと思うので、興味がある方は、エーハイムのHPをどうぞ。ここでは、私が気になったことだけを書きたいと思います。
 このフィルターには、マイクロプロセッサーが内蔵されているようで、従来のフィルターとは異なるいくつかの新しい機能があります。「まさに、フィルターのIT革命やー!」(パクリでした、すみません)。
 気になった機能としては、まず流速を数段階に調整することができ、水槽のサイズや魚を種類などに合わせて、好みの流速に設定することができます。この機能を 利用すれば、排水をシャワーパイプ、底面吹き上げ式、そして湧き水、、、色々と簡単に楽しめそうです。
 次の機能としては、濾材の目詰まりなどによって流量が低下するとそれを感知して、設定した流量に維持するために自動的にインペラーの回転数を上げて流量を電子制御してくれます。なんかITの香りがしてきますねー。
 そして、流量の低下具合から濾材の汚れを判断し、フィルター掃除の頃合を教えてくれます。ワタクシ、特に、この「お知らせ機能」には、ま、参りました。コンピュータに教えてもらうのは癪ですが、フィルタ掃除をサボりがちな私に最後通告をしてくれるこの機能は、有用であることは間違いありませんな。ちなみにセッティング直後にチェックした結果、次のフィルター掃除まで6ヶ月と教えてくれました。コンピュータがどこまで正確かは分かりませんが、とにかく物珍しく新鮮な機能でありました。



 申し訳ありませんが、今日は遅くなったので、この辺で。次回は、実際のフィルターの使用感をレポートしたいと思います。
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ホタルック。

 こんばんわ。
 2006年もあと2週間となってしまいました。私にとっての「今年」は、まず長男が生まれ、時をほぼ同じくして転職して、こうして関西に引っ越してきました。私にとって大きな人生の転機となった年でした。皆さんにとっての今年は、どんな一年だったでしょうか?大晦日に宝くじでも当たったら、今年もいい年だったなーってことで、新年を迎えられるのですが。
 週末、アクアショップの帰りに、小物を買いに電機屋さんに寄ってきました。今回初めて行った電機屋さんだったので、店内をぶらりとしてきたのですが、ずっと欲しかったものが見付かったので、今日は、それをご紹介したいと思います。

 ご存知の方も多いかもしれませんが、NECライティング社のホタルックです。期待させてホントすみません。でも、私にとってホタルックはずっーと憧れていた物でして。
 このホタルックをご存知無い方にご紹介しますと、ライトを消灯しても、しばらくの間、残光するんです。上の写真は、消灯直後の蛍光灯の様子です。奥のランプがわずかに青白く発光しているのが確認できるかと思います。万一停電になっても、いきなり真っ暗にならずに済むので安心ですね。
 それと、ホタルックの魅力はもう一つあるんです。一般的に部屋の照明などで使われる蛍光灯は各社様々なものが市販されていますが、そのほとんどのシリーズには電球色(約2700K)、昼白色(約5000K)、そして昼光色(約6700K)の3種類の色温度のものがあるようです。しかし、このホタルックシリーズの中にはさらに色温度の高い製品があり、FRESH色と呼ばれる8000Kのものがあります。8000Kと言いますと、ご存知の通りADAのNA-LAMPと同じ色温度ですね。というわけで、簡単に水草に良い環境とネイチャーアクアリウム気分が味わえるわけですよ。私もぜひとも試してみたかったのですが、このホタルックの直管形は10W、15Wと20Wの大きさしか販売されていないので、90cm水槽では残念ながら使うことができませんでした。



 今回、電機屋さんで見つけたのは、今30cmキューブ水槽で使用しているクリップライト用の電球型蛍光灯です。もちろん、8000Kのタイプもありましたが、今回購入したのは昼白色(5300K)タイプです。もちろん、点灯中は他の蛍光灯と変わらず申し分ありません。消灯後の残光下では、なんか暗視ゴーグルを使って野生の魚を見ている感じがします。なかなか素敵ですよ。

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クリップライト。

 今日は、昨日からの続きで30cmキューブ水槽のライトについて書いてみたいと思います。
 昨日のブログにも書きましたが、今回の30cmキューブを立ち上げる際に最後まで悩んだのが、ライトでした。私としては水槽内のレイアウトよりも水槽周辺のコーディネートに興味があり(だからと言って、私にそのセンスがあるかどうかについては話は別なのですが)、ライトのデザインがどうしても気になります。だからといって、いくらデザインがおしゃれでも肝心の機能(光量)が十分でないのもいただけません。

 そんな身勝手さに加え、キューブ水槽をオープンアクアにしたいという欲望も抑えきれず、ただでさえ選択肢の少ない小型水槽用ライトの中で、さらに選択肢を狭めることになりました。
 30cm水槽で使えるライトとしては、まずはアクアシステムのアクシー300やエーハイムの2灯、3灯式ライトを使用されている方が多いと思います。デザインや光量を考慮すると、これらのライトは大変優れているのですが、先に書きましたとおり、オープンアクアを目指す以上、水槽上部に置くこれらのタイプは今回は採用できません。そこで、水槽の縁に取り付けるようなアーム型ライトや、クリップタイプのライトから探すことにしました。色々と調べた結果、一般の灯具を流用することに決め、近くの電気屋さんやインテリアショップ、雑貨屋さんを見て回り、最終的に決めたのが写真のクリップライトでした。
 このライトは、60W電球を着けられるE26口金ソケットです。E17口金よりもサイズが大きくなりますが、高光量ランプに付け替えることを考え、E26口金を選びました。ライトに付属していた電球を取り外し、Nationalのパルックボールという蛍光灯に付け替えました(下の写真です)。私自身は色温度が高い方が好みなので、パルックday色(6700k)にしましたが、Nationalの蛍光灯には、他にもパルック色(5000k)と電球色(2800k)という色温度の製品もありました。



 実際に点灯してみたところ、確かに明るいと思いましたが、メタハラの明るさと比較するとやはり劣ります。これでショートヘアーグラスに十分な光量があるのかちっとも見当もつきません。
 その後もこれでいいのかと自問自答を繰り返し、実は最近、もう一セットライトを購入してきました。結局、下の写真のように2つのライトを点けて、しばらく様子を見ようかと思っています。



(2007年3月9日追記)
 我が家で、ランプが焦げる事故がありました。詳しくは、コチラをご覧ください。
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セーフティオートIC。

 30cmキューブ水槽の立ち上げの話の続きを少々。今日は、ヒーターについて書いてみたいと思います。
 ヒーターは読んで字の如く、水槽の水を暖めるためのものですね。通常は、サーモスタット(設定温度に調節する機械)とヒーターを組み合わせて使用するのですが、現在ではサーモスタットとヒーターが一つになっている一体型ヒーターや、あらかじめ設定された温度に調整するオートヒーターがあり、バリエーション豊かになっていて、迷ってしまいますね。

 私が今回、30cmキューブ水槽のために購入したヒーターは、コトブキ社のセーフティオートIC 80Wです。このヒーターの最大の特徴は、写真を見れば一目瞭然ですがカラーが白ではなく黒(に近い色)なんですよ。これ以外にも、エヴァリス社のオートヒーターハイブリッジが緑色かつコンパクトで、どちらにしようかと大変悩みました。
 どちらの製品も26℃にセットされているオートヒータータイプです。またパワーオン時には、LEDで通電中であることを表示してくれたり、空焚き防止機能があるのも両機共通です。私が気になった違いを言えば、エヴァリス社のはヒーターカバーが付属していますが、コトブキ社のは付属していないばかりか、カバーを取り付けることもダメだと書かれています。
 セーフティオートICを、実際に使ってみましたが、30cmキューブで使用したところ温度調節はもちろん問題はなく、ほぼ一定温度を維持してくれます。カラーリングですが、真っ黒というよりも黒に近い灰色だと思います。しかし、私の水槽内では、むしろこの灰色の方が目立ちにくい気がします。少なくとも、白よりは断然見た目がグーです。



 私の知る限り、こうしたカラーリングに気を配られた製品は、現在ではここに挙げた2シリーズだけだと思います(間違っていたらごめんなさい)。現在は販売されていませんが、以前ADA社が黒色のヒーターを販売していたことがありました。また目立たないように配慮がなされていたヒーターと言えば、京セラ社の超小型ヒーター「ピスキス」や、外部フィルタの排水ホースに取り付ける外部ヒーターなどがあり、小型水槽を維持されている方々にとってはまさに貴重なアイテムだったのですが、現在では、すべて生産中止になっています。本当に残念なことです。また再販してもらえないですか?
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ワンタッチ継ぎ手。

 最近、ちょっとした便利ツールを購入したので、今日はそれをご紹介したいと思います。
 その便利ツールとは、写真にも載せました小さな筒です。これは耐圧チューブの接続を切り離したりするもので、チャームさんでワンタッチ継ぎ手として販売されています(名前はあまりカッコよくありませんねー)。



 操作法は、いたってシンプルで、2枚目の写真のように簡単に切り離すことができます。使用用途ですが、例えばCO2カウンターと拡散器との間にこの継ぎ手をセットしておくと、拡散器を掃除するときなどに拡散器とカウンターをすぐに切り離すことができます。つまり、わざわざカウンターや拡散器からチューブを取り外す手間が要らなくなるわけですね。
 私の場合、拡散器にWaterPlantsWorldさんのCO2マスターを使用していますが、これは外部フィルターの給水パイプに取り付けているので、パイプそのものを掃除しようと思ったら、CO2添加チューブをどこかで外す必要がありました。しかし、この継ぎ手があると簡単に外せるので、とても重宝しています。



 CO2添加ではかなりの圧力がかかるので漏れてしまわないか気になったので、CO2漏れを確かめてみました。このワンタッチ継ぎ手には、耐圧チューブを接続するような構造になっていて、ソフトタイプのエアーチューブを接続するようにはなっていません。実際に、耐圧チューブを接続したところ漏れはまったく確認できなかったのですが、一方ソフトタイプのエアーチューブでは接続部分からCO2が漏れてしまい使用できませんでした。カウンターと拡散器の間は、エアーチューブを使うことが多いと思いますので少々残念な気がしますが、それを踏まえてもこの継ぎ手は便利だと思います。

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プロレイザー。

 今日は、30cmキューブ水槽立ち上げの話題を書くつもりでしたが、今日届く予定だった水草が届かず、書くことがなくなってしまいました。私のミスが原因なので、どうすることもできません。そんなわけでして水草に関しては、また次回のブログに書きたいと思います。そこで、今日は急遽話題を代えてADA社のプロレイザーです。

 このプロレイザーという製品は、水槽のガラス面に着いたコケを削ぎ落とすためのものです。ちょうど髭剃りの要領で、スポットゴケ、茶ゴケを綺麗に削ぎ落としてくれるそうです。この製品は、既に多くの方々に愛用されているようでして、先輩方のサイトやブログなどでも使用感が報告されています。私の知る限り、このプロレイザーに批判的な記事は無いんじゃないかなー。先輩方がそんなに褒めるのなら、ぜひとも私も使ってみたいということで買ってみました。
 実際に使ってみましたが、確かにコケは綺麗に取れましたよ。先輩方の情報は本当でした(いやいや、疑っていたわけではないのですが)。しかし、私が不器用なのか最初のうちは綺麗にコケが落とせずに戸惑いました。慣れていなかったので、力のかけ方がいけなかったんだと思います。何度か使っているうちに綺麗に落とせるようになりますので心配無用です。また、私はR加工の水槽を使っているので、水槽角のコケにはまったく太刀打ちできません。これはどうしようもないですね。


 私は、使い終わった後は、浄水器の水で洗うようにしています。水道水ではケイ酸塩が付着して汚れてしまうらしいですよ。洗浄後は、すぐにタオルで水分をふき取り、上の写真のようにキャビネット内に収納しています。
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底砂。湧き水の砂。

 今日も30cmキューブ水槽の立ち上げ報告の続きです。今日は底砂について書いてみます。
 今回、使用した底砂はアクアスケープ・デザイン社のSpring Water(湧き水の砂)プレミアムです(チャームさんへのリンクはこちら)。ソイルじゃないの?って声が聞こえてきそうですね。正直に言いまして、かなり悩みましたが結局ソイルを諦めて、この砂にしました。ずぼらな私としては、ソイルによる富栄養化をコントロールする自信がなかったことと、今回植えるつもりのヘアーグラスがソイルでなくてもいけそうと思ったからです。
 さて、この「湧き水の砂」ですが、砂の粒子は田砂より小さくて約半分ほどしかありません。また砂の角もそれほど鋭くなく、コリドラスにも安心して使えそうです。ただ色は田砂に近くてやや黄色みを感じましたが、この辺は好みの問題かもしれませんね。気になる比重ですが、砂の粒子が小さいだけあって確かに軽いですが、舞ってしまうほど軽くはないようです。私の判断基準ではコリドラス水槽で使っても問題はなさそうです。
 実際にセッティングしたキューブ水槽内の様子が下の写真になります。



 写真の中の石は、ADA社の山谷石です。昨日紹介しました山谷石ですが、水の中ではこんな感じになります。山谷石の青白色と底砂の白黄色のコントラストがはっきりしています。
 先にも書きましたが、この水槽にはヘアーグラスを植えて、草原のようなレイアウトにしたいと妄想を抱いております。綺麗になったら、このブログで紹介(自慢)しますが、失敗したら人知れずリセットします。
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