日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

降るとも見えず

2017-05-26 | 地元のスポット
【2017.05.26(fri)】
春の霧雨

・晴れ予想が外れて、空が思いのほか薄暗い…今日は三朝町の<三徳山三佛寺>
2015/4/24付で「日本遺産」の第1号に認定されました。

・山あいに入るとフロントガラスの曇りでわかる程度の子糠雨に…。
駐車場ではビデオ制作会社のグループが機材を準備し出発される。
日本遺産に認定されてから紹介ビデオ等を製作するお仕事は増えているのでしょうね。


・三佛寺本堂の脇を通り過ぎると登山参拝の事務所があります。
入下山の手続きが必要。輪袈裟を貸していただけるのでこれをかけて入山。

・くさり坂を経由して文殊堂へ。
本来のルートは建物の左を通りますが、中部地震の被害にて立ち入り禁止に。
谷底が望め、浮遊感が味わえる縁には現在入ることができません。

・建物の右側を迂回するよう整備され、今年4/18から開山されたところ。

・この鎖は新しいようだ。
文殊堂を過ごした先に一ヶ所危険と思う場所がありました。覗いても下が見えない。

・地蔵堂。靴を脱げば廻縁を歩くことが出来て眺めがいい。

・巨岩の上に立てられている鐘楼堂。

・馬の背を歩く。

・観音堂まで来た。建物の半分が岩窟にもぐる。穴は母胎に見立てられ、回廊を一巡すると胎内巡りをすることに…

・日本一危ない国宝、投入堂に到着。ここまでゆっくりで1h強かかりました。標高約520m

・平安時代の作とされ、役行者が岩窟に投げ入れたとの言い伝えにより、こう呼ばれています。
床下の岩に足を長く突き出したような「懸造り」の建物。機械力の無い時代にいったいどうやって??

・投入堂を拝観するスペースは狭く近寄ることもできないので大体が似通った写真になりますね。

・スタート地点の宿入橋まで降りて来る。
途中文殊堂の鎖場で、ガイド兼モデル?の山伏さんを伴ったビデオ製作クルーとすれ違う。
事務所へ輪袈裟をお返しして参拝終了です。

・投入堂までの標高差は200m。照葉樹林帯~落葉樹林帯へ連続して移行する自然林はまさに新緑の季節。
しっとりと目には見えない程の霧雨を肌に感じながらの修行でした。

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・帰路の県道21号上にある遥拝所から見上げる投入堂は雨に煙っています。

See you.

I.O
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