日々の出来事を写真と共に

身近に起こる出来事、感想を写真と共に綴ります・・・

いつ天井を打つのだろう??

2013-02-05 | 投資
【2013.02.05(火)】
ちょっと過熱しすぎでは!

・ここ最近、続けざまに投資セミナーが2件ありました。
投資環境が良くなってきたと言うことで、講師の方の表情は明るく、話にも熱がこもっています。

・「DIAMアセットマネジメント」が提供している年4回のレポートです。IMFが発表している各国のGDP長期予想から今後の成長見込みが見て取れます。

<DIAMコラム(2013/1/24)>

・あくまで予想ですが、注目すべき米国はゆるやかな成長、中国は落ち込んだ後に再び戻り、問題の欧州は平時に戻りつつある。と言う分析でした。現状、世界的に見て余り足を引っ張られる要素は無いんだと...

・「DIAM」さん、REITで運用するファンドは最近好調なので、放っといても売れると思っているようでPRはされず、専ら先進国の株に投資するファンド<DIAMハッピーインカム>の説明に力が入っていました。只、現在は世界的な円安、株高局面なので、この反転が怖く抵抗感があると思われる向きは、時間分散を考えて下さい。との話が出ていました。これは、私も全く同感です。

・ここまで円安/株高が進んでいる背景としては、特に米国の景気回復が顕著に現れてきていることが大きいようです。リーマンショックから5年、その前の住宅不況からも7年を経過して、今、住宅関係が活況になってきています。この業種は、材料や調度、車など裾野が広いので、経済への波及効果が非常に高い。懸念された財政の壁も取り敢えず回避されました。

・もう一つの大きな要因はシェ-ルガス、オイル革命で、この掘削のコストが採算ベースに乗ったことで米国は大きな産出国になり、世界のエネルギー需給の地図が塗り変えられようとしています。安いエネルギーコストは製造業を自国に引き上げる効果をもたらし、西海岸辺りでは新たな工場立地がなされているようです。

・どうやら”強いアメリカ”復活みたいですね!。貿易黒字となり、金融緩和は打ち止めで$の金利が上がれば、金利差から見ても円は買われなくなる。円安は自然な流れと言えます。

・日本に目を転じると米国と立場が逆転し、貿易赤字に転落、従来の社会科の教科書の書き換えが必要かも知れない!?。
現行コストの1/6と言われる米国からの安いシェ-ルガス輸入をしようにも、条件であるTPP加入が足枷となって直ぐには実現出来ない見通し。

・ニューヨークダウが高値更新しているのも、日経平均に大きく関わっていると思いますが、あまりにオーバーヒートだと思いませんか?
トヨタは5,000円目前迄来ましたし、SONYもやや持ち直し傾向が見られます。私は現状で株→平均で+21%、投信→+12%(個別株が投信に勝っています。)ですが、利益確定しない限りは砂上の楼閣ですので、ぬか喜びしないように見守っています。

・高値更新を続ける人気株はもう全く買っていません。少し市場から見放された感のある株を、落ち穂拾いのように買っています。いつか花咲きますように...

・今、日本の株式市場を動かしている欧米投資家が、余剰マネーを市場に流入させているのが実情と言われています。この先、アベノミクスの綻びの兆しを察知すれば、投資マネーは敏感に、速やかに引き上げられるでしょう。それが何時になるのかがポイントです。政策が実行され、その成果が判然としてくる参院選以降のタイミングまで持つのか??

・素人は天井で売ることはまず無理ですので、その前後80%位のところでも放せたらいいのですが...さてどうなることやら??

では又

I.O


コメント
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