conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
[ブックマーク『conparuの白い航跡』もよろしく]

上野『花展』

2007-05-13 23:37:00 | 日記
上野の科学博物館で開かれている『花展』を観てきた、お目当ては『青色のバラ』である。ケシやリンドウにはもともと青色色素であるデルフィニジンという物質が含まれているそうだが、バラには無い。

デルフィニジンが無いバラに青色の花を咲かせようと研究し、開発に成功した人のニュースは画期的な出来事として、かなり前に流れた。開発者の名前は会場でも表示されていたが、その場で記憶から消えてしまった。「青いバラ」の花さえ観れば事は済んでしまうのだから・・・。

青いバラを作るためには、デルフィニジンをもった他の植物との交配が必要になるわけですが、相性の問題もあってなかなか結ばれない。たった一つ(か、どうかは分からないが)相性のいいのを見つけた・・・それがカフエトップに載せた写真の『ヒマラヤポピー』でした。

展示してあった『青色のバラ』の写真を撮ろうとしたら、係員がすっ飛んできた。「写真を撮らないで!」なるほど、目線のずーっと上に『撮影禁止』と書いてありました。特許とか著作権の問題があるのだろう。
色はブルーと言うより紫系の強い色でした。むしろ母体のヒマラヤポピーのほうが濃いブルーでしたね。


コメント

近ごろ台所事情

2007-05-13 00:57:00 | 日記

最近は我が家もそうなのだけれど、新聞の折込を丹念に見る主婦が多いみたい。
コンビニやスーパーでも食品の値上がりが目につくようで、1円でも安いものが広告に載ると、主婦間で情報の交換があり、一目散に店頭に買いに出る・・・そんな風景を見て、また過去のような『トイレットペーパーパニック』が来るのではないか、と一抹の不安も頭を掠める。

そもそも車のエネルギー媒体で、エコエネルギーとなるエタノール燃料への転用が、起爆剤になっています。大豆、オレンジなどの作物農家が、エタノール燃料を作るのに必要な、トウモロコシ作付けに衣替えしてしまったからです。トウモロコシの方が利益になるから、農家はこぞってそっちのほうに走ってしまった。日用雑貨にも何らかの影響が出てくるかも知れない。

地球温暖化予防と言う大きなテーマからは有効なエタノールなのだが、世界中の人々の胃袋を締め上げるようであっては、政策の失敗と言われてしまう。
ガソリンに替えてエタノールを推奨したのはブッシュ大統領だ。窒素酸化物をばら撒く燃費効率の悪い米国産大型車と工場の排煙が青い地球を黄色に染めているのに気兼ねしたか、あれほど『京都議定書』の調印を拒否してきたのに、である。




コメント