最近は我が家もそうなのだけれど、新聞の折込を丹念に見る主婦が多いみたい。
コンビニやスーパーでも食品の値上がりが目につくようで、1円でも安いものが広告に載ると、主婦間で情報の交換があり、一目散に店頭に買いに出る・・・そんな風景を見て、また過去のような『トイレットペーパーパニック』が来るのではないか、と一抹の不安も頭を掠める。
そもそも車のエネルギー媒体で、エコエネルギーとなるエタノール燃料への転用が、起爆剤になっています。大豆、オレンジなどの作物農家が、エタノール燃料を作るのに必要な、トウモロコシ作付けに衣替えしてしまったからです。トウモロコシの方が利益になるから、農家はこぞってそっちのほうに走ってしまった。日用雑貨にも何らかの影響が出てくるかも知れない。
地球温暖化予防と言う大きなテーマからは有効なエタノールなのだが、世界中の人々の胃袋を締め上げるようであっては、政策の失敗と言われてしまう。
ガソリンに替えてエタノールを推奨したのはブッシュ大統領だ。窒素酸化物をばら撒く燃費効率の悪い米国産大型車と工場の排煙が青い地球を黄色に染めているのに気兼ねしたか、あれほど『京都議定書』の調印を拒否してきたのに、である。
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