月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
コメントはゲスト・ルームにのみお書きください。

ベクルックス・9

2014-02-23 05:22:33 | 詩集・瑠璃の籠

軽やかな音楽にのり
花のように踊りなさい
目を閉じて
自分をないようにして
手を優雅に広げ
神を受け入れなさい

光が満ちてくる
愛があふれてくる
さあ
もう何もいらないだろう
何も欲しくないだろう

愛そのものになってゆく
愛そのものになって
流れてゆく

おんなのこは
そういうものなのだよ

なにもいらない
愛だけでいい

ほら
目を開けてごらん
自分がいただろう
確かに 美しい
自分がいただろう

それが
あなただよ




コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヴェガ・10 | トップ | 百合をよる »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
絵の解説 (てんこ)
2014-02-23 05:24:27
ピーテル・パウル・ルーベンス、「受胎告知」部分、17世紀フランドル、バロック。
返信する

コメントを投稿

詩集・瑠璃の籠」カテゴリの最新記事