ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

高麗の春…いよいよ!

2011-04-06 22:01:56 | Weblog
朝から雲ひとつ無い快晴の青空が広がって、暖かな春の一日でした!

数日前から通る度に気にしていた高麗神社の枝垂桜・・・午前中見に行ったら、満開でした!!
樹齢400年の(・・・あ、私は17年前から見ているので417年?・笑)、見事な桜です!
そよ風に吹かれて、枝がゆったりと揺れて・・・静かな風景に、ほーっと深呼吸できて心がほぐれていくようでした・・・!
周辺のソメイヨシノもだいぶ咲き始めて、いよいよ高麗の里にも「百花繚乱の季節」がやって来たようです!
どうか、早く北の地にも!!

午後は、新年度初の、地元の朗読サークルの例会日。
早いもので、3年目のスタートです!
メンバーの方たちもお互いに知り合って親しさも増して、今日も笑い声があふれる楽しいひと時でした。
ご実家が福島県や岩手県の方もいらして、たくさんの心配を抱えていらっしゃいましたが、皆で少しでも分け合えたらと思いました!


また、「大震災」のことだけではなく、この数週間の中で起こった様々な個々の出来事、その中で悩み、不安や悲しみを抱えている大切な友人たちのことを思い・・・少しでも私に出来る事があれば、痛みを分け合うことができれば、受け止めることができれば!
みんなが「笑顔」になりますように!と、春の山々や花や木々を見ながら心から願う毎日です!
「高麗の春」のそれぞれの風景は、17年前の私にも「生命」を教えてくれ、「力」をくれたのですもの!
どうか、みんなにも「気」が届きますように!!

笑顔!

2011-04-04 22:53:10 | Weblog
朝から快晴の青空が広がったものの、冷たい風の一日でした。

今日は新年度最初の、嵐山町での朗読サークルの日。
午前午後を通しての予定だったのですが、途中練習を中断して、皆さんと近くの福祉施設に出かけました。

実は数日前に社協から、町内の交流会の「朗読ボランティア」の要請があったそうなのですが、それは、福島県内から避難されて来た皆さんのための交流会でした。
嵐山町には現在約100人の皆さんがいらしていて、今日はお食事会、健康診断、そしてボランティアの方たちによる音楽やお話を楽しんでいただくことになったのだそうです!
当初サークルからは4人のメンバーが参加することになっていたようなのですが、それならば、是非全員で伺いましょう!と、私も飛び入り参加でお話しをひとつ語らせていただくことにしたのです。

会場には30人位の方たちが集まっていらして、お食事の後、まずサークルの皆さんによる大型紙芝居をひとつ。
赤ちゃんを抱っこしたお母さん、小さな子たち、小学生中学生が、近くまで来て座り、熱心にニコニコ聴いてくれました!
次に、こころ座がいつも遊ぶ、わらべ唄の手遊びをしたのですが、会場の大人たちも職員の方たちも全員参加してくれて、おおいに盛り上がりました!^^
そして、イギリス民話の「いたずらおばけ」という、愉快なおばあさんが登場する短いお話を聴いていただきました。
何が起きてもめげない陽気なおばあさん・・・最後におばあさんが(私ですが・笑)「笑って笑って、大笑い」したら、子どもたちも大人たちも皆いっしょに「大笑い」になってしまって、皆さんの笑い声に私のほうが元気もらってしまいました!!^^

最後に、「だいじょうぶ」をCDに合わせてサークルのみんなで歌いました。  
お配りした歌詞を見ながら、一緒に口を動かしてくださる方もいて、皆さんの笑顔が胸に沁みました・・・!

ほんのひと時の出会い、少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいのですが!
そしてまた、私たちにできることを、少しでもさせていただきたいと思います。

その後、再びサークルに戻りしばらく練習をし、夕方近く今日の例会が終わりました。


笑顔の余韻に浸りながら帰宅すると、嬉しいプレゼントが届いていました!!

フランク&マリアさんが、我らこころ座3人娘のために素敵なお菓子の宝箱を贈ってくださったのでした♪
ふたを開けたとたん、わあ~!と思わず笑顔になりました!!  
手作りの焼き菓子を、それぞれとっても可愛らしくラッピングしてくださって・・・感激!
ほっこり、心が温かくなりました♪
優しいお心遣い、本当にありがとうございました!


笑顔になれるって、本当に嬉しいこと!
元気の素ですものね! 
みんなの笑顔に会えるように、明日からもこれからも、いつでもどんな時も「笑顔」忘れずに頑張ります!^^



庭のヒヤシンスが、今年も忘れずに、元気に顔を出しました♪
















季節は廻る・・・

2011-04-02 21:45:55 | Weblog
この数日、春の暖かさが続き、桜のつぼみもいよいよ「開花」の時を迎えてふっくりとピンクに染まっています。
我が家のユキヤナギも、小さな白い花が咲き始め、そよ風にゆらゆらと揺れています。
巾着田へ下りる道に、毎年見事な花を咲かせる「こぶし」の大木があり、いつの間にか満開になっていました!!

被災された方たちの、測り知れない大きな深い悲しみも苦しみも痛みも、すべて包み込んだまま、季節は自然は明日へと向かって黙々と歩き続けている・・・私たちもやはり一歩ずつ歩き続けることで、未来に繋がっていくんだと、改めて自身にも言い聞かせ、迎えた4月です。

一昨日、「仙台市内の福祉施設と、いわき市内の小学校へ送りたい」という品々のリストを知らせていただき、それも今日の午前中までにということで、急遽近所の友人にも声をかけ、集まったほんの少しを届けました。
小さな小さなことでも、具体的なひとつひとつの取り組みを続けていけたら・・・と思います。
これからの日々、細々とした「現実」に向き合う度に「喪失感」「痛み」「悲しみ」「怒り」も深くなるに違いないのでは・・・そのことを私たちはどれだけ「自分のこと」として想像し受け止めることができるのだろうか。
途切れることなく心寄せていきたいです。

午後、ホキちゃんが指導している越生町の小さな少年少女合唱団の発表会に行って来ました。
竹内ご夫妻とも久しぶりに会えました!
舞台美術は晴美さんが子どもたちと共に作ったもので、衣装その他を含め、手作りの温かさが伝わってくる発表会でした。
子どもたちの一生懸命な姿、素直な歌声に、とっても元気をもらえました!

終演後、晴美さんと「山猫軒」で、しばしおしゃべり。
話はやはり「私たちに今、何ができるのか」「私たちはこれから何をするべきか」とグルグルでしたが・・・。


今月8日から始まる「第二回こめつぶつぶより展」。
その会期中に、こころ座は再び公演させていただくことになっていて、そのことも含め、足元をしっかり見つめていこうと思いを新たにして山を降りてきました!

詳細は改めてお知らせさせていただきます!