ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

小出裕章講演会 in 熊谷

2013-12-22 20:48:47 | Weblog
熊谷市内のホール、「熊谷文化創造館さくらめいと」で、京都大学原子炉実験所助教授・小出裕章さんの講演会があり、参加しました。

友人くまちゃんたちが実行委員会を立ち上げてとりくんだ講演会(「原子力発電と福島原発事故~正しくしることから始めよう~」)で、私は受付スタッフとしてお手伝いすることになり、お昼過ぎに会場入りしたのですが、開場1時間前にはすでにお客様の長蛇の列となり、バタバタと皆で大慌ての準備になりました!
「さくらめいと」の大ホール“太陽のホール”は800席なのですがチケットは予約で完売、さらに今日キャンセル待ちに並ぶ方たち、参加できず会場を後にされる方もたくさんいらっしゃって、とても残念な気持ちでした!

ロビーでは、本当にお久しぶりに“にじさん”ことOさんや、たくさんの知人の皆さんにも再会できてとっても嬉しかったです! 

小出さんの講演会は、昨年、飯能市民会館で拝聴したのですが、是非またお聴きしたくて駆けつけることにしていたのです!
私たち素人にも解るように易しい言葉で語ってくださるお話・・・今日は、前回よりもさらに画面や文字も駆使されて、いっそう胸に落ちるように語ってくださいました! 
休憩を挟んでたっぷり2時間半の講演、事故から2年9か月経ってさらに明確になってきた現状なども改めて知ることができ、いっそう「原発NO!」の思いを強くしました!!
また、最後に、足尾鉱毒事件の田中正造の「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし」や、水俣病の研究者であり患者と寄り添い続けた医師、6月に亡くなった原田正純氏(小出さんの恩師でもあるそうです)の「・・・水俣病の大なる原因は人を人と思わない、相手の立場になって考えようとしない差別の構造だ・・・」という言葉を引用され、「真に『豊かな国』とは何か。未来の子どもたちに、私たち大人の責任として、どんな世界を遺すのか・・・より良い方向へ向かうために力を尽くつもりです!!」
と熱く語られた小出さんの言葉に、まさに私も同じ思い!胸が熱くなり、この暴力的ともいえる大きな力の流れに時に無力さに落ち込むこともあるけれど、改めて勇気つ゛けられて、私も微々たる力でもどんな形でも、「人が人として生きられる世界」ために、考え行動し続けたいと思いました!!

くまちゃん、実行委員会の皆さん、本当にお疲れ様でした!! 素晴らしい一日をありがとうございました!!