ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

優しい調に…♪

2013-12-09 21:28:26 | Weblog
昨日、「栗の会主催・東日本大震災遺児支援チャリティーコンサート」が無事、終了しました!

早朝からJR京葉線「新習志野駅」最寄りの「茜浜ホール」に向かいました。 
車窓から眺める海・・・葛西臨海水族館~ディズニーリゾートに差し掛かる頃、雲の切れ間から陽の光が、まるで絵に描いたように無数の「線」となって降り注ぎ、静かな海面は雲の形をそのまま映しているかのようで本当に神秘的な景色が広がりました・・・!思わず、「今日のステージ、きっと成功する!」と心の中で叫びました!

3月に「幻燈会」でお邪魔した懐かしいホール。10時に到着すると、すでに栗の会の皆さんが準備をされていました。
プルミエの皆さんもすぐに到着されて、リハーサル開始。午後の開演までに、たっぷり時間が有るようで無いのが常で ・・・やはり、あっという間に開場時間となってしまいました!

コンサートの第一部は、生演奏で贈る「百万回生きた猫(佐野洋子・作)」の朗読。 
果たしてあの絵本の世界を「音の世界」だけでどこまで表現することができるのかが、私にとっては最大の課題だったのですが・・・プルミエさんの素敵な演奏に包まれて、心地良く語らせていただくことができて(かなり自由奔放でゴメンナサイ!!でしたが)、観客の方たちからも後の感想で「『温かさ』と『愛』がたっぷりと伝わって来た!」と嬉しい感想をいただき・・・私としては、「あの主人公の『とらねこ』が『本当の愛』を知ったことの『喜び』と『切なさ』が伝われば!と願い語っていましたので本当にホッとしました!!

第二部はプルミエの皆さん(ピアノの富沢恵さん、ヴァイオリンの笹部裕子さん、チェロの三枝慎子さん)の演奏の数々。
柔らかく優しい演奏にすっかり魅了されました!
中でも、イングランド民謡「スカボロフェア」が深く深く心に沁みて涙が出そうになりました!
サイモン&ガーファンクルの曲として大好きでしたが、「イングランド民謡」としての原曲から、やがて馴染みのメロディーに移っていく演奏・・・本当に素晴らしいものでした!
しばし、すっかり観客となって耳を傾けていましたが、最後はいよいよ「だいじょうぶ」! 「ああ、『だいじょうぶ』じゃないかも・・・」なんて、今回「緊張のチャレンジ」だったのですが、ついに「その時」が!
でも、やはりプルミエさんの優しい音色に、すっかり安心感に包まれて思いを込めて歌わせていただくことができました!!

終演後、3月の「幻燈会」の時にはサプライズで来てくださった(笑)岩手県・宮古のOさん、また袖ヶ浦のIさんにも再会できおしゃべりできて、本当に嬉しく、感謝でした!!

「栗の会」の皆さん、本当にお疲れ様でした! 会場いっぱいのお客様と、温かな時間を共有できたこと本当に嬉しかったです!
そして、プルミエの皆さんとの素敵な「出会い」を作ってくださったことにも感謝です!
プルミエさんとは「また、是非ご一緒に!!」とお名残り惜しい気持ちいっぱいでお別れしましたが・・・再会を楽しみに、願い待つことにします!

目まぐるしく猛スピードで過ぎて行く日常、あの大震災から早くも2年を超える月日が経ち・・・さまざまな目の前の出来事に追われながら、遠くに暮らす私たちから「あの日」が遠のいてしまうことが無いように、この先もずっとずっと私にできる「小さなこと・思い」を寄せ続けたいと思っています!