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日常の視点

冷蔵庫に常備しておきたいもの「自家製ハーブバター」

2008年07月20日 | kitchen

my畑にはたくさんの種類のハーブが、雑草よろしく小さな森でも作りそうな勢いで日々増殖してます。
このまま放置しておけば、中が蒸れてきてきっと虫のたまり場になってしまうことでしょう。そんなわけですから、夏場には1ヶ月に1度くらい大々的にハーブを伐採(?刈り込み?)します。

そうやって刈り取ってきたものはお茶になったり肥料の元になったりして無駄にはしませんが、先日はセイジやイタリアンパセリ、ディルなども刈り取ってきていたので、バターを室温に戻し、にんにくと採ってきたハーブ類をクイジナートのフードプロセッサーでいっぺんにみじん切りにしたものを混ぜ込んで、自家製のハーブバターを作りました。

風味がよくてすごくおいしいですよ。
料理の隠し味にも最適です。わが家の冷蔵庫に常備しておきたい一品です。

 


ふだんのごはん「なすと青シソの浅漬け」

2008年07月20日 | kitchen


週に一度スロウプラスの野菜を運んでいる、ふらごはんの佐々木さんは、うちのナスをとてもよく褒めてくれます。佐々木さんは福岡に多く流通している博多長ナスよりも、関東の方面で出回っている千両ナスなどのまるまると実の詰まったナスが好きなんだそう。

天巴(てんどもえ)※で出てくる青シソをふらごはんに持っていくと、スーパーで買うのより、香りがよくて冷蔵庫に入れていても黒くならずにもちがいい!と喜んでくれます。

そしてそんな佐々木さんが、教えてくれたのが「ナスと青シソを塩もみした漬物」これがね~おいしかとよ~と本当においしそうに教えてくれました。

そこで、私流にアレンジ!
ナスを縦半分に切ってからスライスして塩をふる。青シソはジュリエンヌ切り(細かい千切り)して水に放ち、水きりして塩をしたナスに加えてもみもみ。もっと味をつけたければ薄口しょうゆをちょっと足します。
それだけでもいいのだけれどもっとさっぱりしたいからあとひと工夫。

冷蔵庫に常備している梅干しは種を抜いて、細かくたたき、準備。

水が出てきたナスは水気を絞って、叩いた梅干しとちりめんじゃこを和えて器に盛れば、さわやかなナスの漬物の出来上がり。

ナスと大葉の組み合わせや、ナスとミョウガの組み合わせは日本では今が旬のおいしい組み合わせ。イタリアでは、ナスとミントを合わせるっていうから、季節の香草であればどんな組み合わせでもきっとおいしいんだろうと思います。

さっぱりして薫り高く、おすすめの一品になりました。

※天巴(てんどもえ)
種をまいたわけでもないのに、昨年できた野菜の種が知らない間にこぼれ落ちて(こぼれ種)芽吹き、出来上がっているものを言います。
何も手をかけないで自然の節理で出てくるものは、その土地にあった強い種(しゅ)であることが多いので毎年でもそうあってほしいと願います。
F1種の種は天巴で出てくることは少ないようなので、固有種のものが出てくる確率が高いようです。
ハーブやジャガイモなど放っておくと色々出てきます。