前回の「クラブマナーズ・ニュース」でご紹介したサイニングストアの番組は、13日夜に地震が発生したため、放送が延期となっていました
その放送は、明日21日の日曜日、です
もし良かったら、観てみてくださいね。
さて。
今日のトピックス。前回は「あるテレビ番組」について書きました。今日も引き続き、テレビの番組について書きたいと思います。
ここ数年はおいでになりませんが、以前は何組か「我が家にはテレビはありません 教育にとって何のメリットもなく、害になるばかりのものですから
」というご家庭がおいでになりました。今では、全く違い意味で「テレビがない」という家庭はあるかもしれません。パソコンやスマホがあれば、わざわざテレビは必要か?というような理由で。
それぞれのご家庭にお考えはありますからね。さすがに私が「それは極論過ぎませんか」とは言いませんでしたが、密かに「かわいそうになあ
この子は、きっとお友達との話の輪に入れなかったり、一緒に盛り上がれなかったりして、悲しい思いをすることが多々あるだろう・・・」と思ったものです。
私は、結構、テレビっ子だったと思います。昭和33年生まれの私は、まさにテレビの普及と進歩と共に育ちました。我が家にテレビがやってきたのは、上皇様と上皇后美智子様のご成婚パレードを観るため。そして、東京オリンピック。カラーテレビに買い替えたのは、アメリカの月面着陸のライブ映像を観た時・・・ 私の一番のお気に入りは「兼高かおる 世界の旅」でした。10数年後、初めて家族で海外旅行に出発する時、羽田空港でパンアメリカン航空の「世界一周便」という奇想天外な名称の便に乗り込む兼高かおるさんを「生」で見た時、私は感激でウルウルしたことをよく覚えています
無類の読書好きの主人は、中学生の頃、大阪駅近くの大きな本屋さんに初めて行った時、「ああ、こんなにたくさんの本 僕が死ぬまでに、どれだけ読めるだろう。何年生きても、読破できることなんてない、ああ、すばらしき知識の宝庫
」と思ったんだよ、とよく話していました。
すっかり今では本を購入する時も通販で、ピンポイントで買ってしまう事が多くなってしまい、あの「本に圧倒される感覚」を味わることは稀になりました。待ち合わせ場所に早く着いてしまい、時間つぶしで本屋の棚を見て歩くのは本当に楽しいものです。今は、そんな時間さえ、スマホを見てしまいますからねえ・・・
でも、今私が、主人が感じた「ああ、すばらしき知識の宝庫」と思うのは、それはテレビの番組表「NHK-BS」の欄を見る時です
そして、本を手に取り、キャッシャーに並ぶ時の気持ちは、興味を持った番組に決定ボタンを押し、内容をチェック。うんうんと読み、ワクワクの思いで「録画予約」のボタンを押す時も同じです
「英雄たちの選択」や「アナザーストーリー」「コズミックフロント」は私のお気に入り。「世界BS1スペシャルや、BS世界のドキュメンタリーは知識の方向です。いやいや、知識面ばかりではなく、60歳をゆうに超えた私の感性をガンガンと揺さぶる、どれもふか~い番組 毎回、「私はこんな年になって、何て知らないことが多いんだろう・・・」と恥ずかしくなります。
「学び」とは、いくつになっても本当にワクワクするもの、です 何でも物は使いよう。これは善、これは悪、というふうに決めつけるのではなく、「見たり聞いたりすることから、感じ、考えるという作業」は、何とすばらしい、と痛感します