nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

Wonderful Today

2009-01-09 | Book
書籍『パティ・ポイド自伝~ワンダフル・トゥディ』を読み終えました。



御存知の通りパティ・ポイドはジョージ・ハリスンの最初の妻で、
その後エリック・クラプトンと結婚します。

ジョージが作曲した《サムシング》、クラプトンが作曲した《いとしのレイラ》と
《ワンダフル・トゥナイト》はパティに捧げられた曲として有名です。

この名曲が捧げられたという事実だけでも2人の偉大なギタリストにとってパティが
とても大切な女性だったことがわかります。
この自伝がイギリス・アメリカで発売されるやベストセラーとなったことは頷けます。

本文には今だから語れる暴露的内容も含み驚くこともありましたが、決して低俗な
タブロイド的ではなく、1人の人間として人生を懸命に生きてきた赤裸々な体験が
綴られています。

この自伝を読み終えて聴く《サムシング》《いとしのレイラ》《ワンダフル・トゥナイト》
はとても情熱的に感じます。人が人を愛するが故に生まれた作品には一点の曇りもなく
澄みきっているとは真にこういった作品のことを言うのでしょう~

表紙に写ったパティを見るかぎり何不自由なく普通に人生を過ごしてきたように思い
ましたが、本書を読み終えてからこの表紙をあらためて見ると人の人生には実に多くの
予期せぬドラマがあることを思い知らされました。
現在、パティは独身で写真家として新たな人生を歩んでいます。


『パティ・ポイド自伝~ワンダフル・トゥディ』

 第1章 ケニアで育って
 第2章 新しい父
 第3章 モデルの世界
 第4章 ジョージについて
 第5章 ミセス・ハリスン
 第6章 出会い
 第7章 哀しみの始まり
 第8章 フライアー・パーク
 第9章 ジョージとの別れ
 第10章 エリックについて
 第11章 ミセス・クラプトン
 第12章 歯止めが利かない
 第13章 崩れてゆく
 第14章 復活へ
 第15章 新たな人生


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