蟹満寺 木津川市山城町綺田(カバタ)浜36
寺の創建は古く、7世紀の後半、奈良朝以前の白鳳時代にさかのぼり、秦氏の一族・秦和賀によって建立され、後に行基菩薩が関与して民衆の厚い信仰を集めました 紙幡(かばた)寺とも呼ばれる 地名 寺号の「かばた」は渡来人の養蚕の地を意味する 聖徳太子に仕えた山城国の豪族・秦河勝の弟・和賀(わか)の創建 本堂に安置されている国宝の本尊は白鳳時代の「釈迦如来坐像」で、高さが262cm、重さ7tの銅像で、螺髪と白毫がなく、指の間に曼網相と云う水掻きの様なものがある変わった仏像です。
山門
釈迦如来・国宝
本堂
十一面観音
聖観音
蟹の供養塔
綺原(かんばら)神社 相楽郡山城町大字綺田小字山際 蟹満寺の東
綺田集落の氏神さまで、綺田と書いて、「かばた」と読む。綺田という地名は、苅羽田(かりはた)、または織物の蟹の機(はた)の転化ではないかとのことです。
(機(はた)に関係ある神社ということで、ここも渡来人に関係する神社
勧請縄
拝殿
本殿