
女木島へは芸術祭がなくても、一度は行きたいと思っていた。
なにしろ私の好きな洞窟があるのだから。
しかも鬼ヶ島伝説の洞窟なんておもしろすぎる。

外気温は33度くらいあったけど、洞窟の中はひ~んやり。
鬼が住んでいたとされる洞窟、どんな感じでしょう。

でました~桃太郎!鬼と戦ってます。ははは。

42 Sanja Saso(Germany/Croatia)サンジャ・サソ 鬼合戦、あるいは裸の桃の勝利
まさかこんなところにもアートがあるなんて。
このドイツ人のサンジャさんが表現しているのは、鬼にとらえられた人たちの魂と
献身さってことらしいですが・・・・・
鬼や桃太郎の子ども向け人形に比べて、こちらは本気モードでちょっと鳥肌が。
近寄ってみたら、ワイヤーで作られた彫刻のあちこちが引き裂かれたり穴が開いてたり
して、痛々しいこと痛々しいこと。
なんか自分が不気味な新興宗教に入信したような気分になってくるので、先へ進もう。

あっ!あんな下のほうに、宝箱発見。

お~道が二股に分かれている。こんなの好き好き。

鬼もたくさんの献金でご満悦。

ここはいつでも水が湧き出る場所らしい。
青鬼が厳重にあたりを監視しています。水は守らなくっちゃね。

また出ました!サンジャ・サソのワイヤー彫刻。
ところで、裸の桃の勝利ってなんだろう・・・・・・・・・

違う方向から撮影。さっきの横たわっていた彫刻よりは怖くない。

鬼にさらわれて閉じ込められている女の子。
ワイヤー彫刻のインスピレーションはここからかなぁ。
鬼よりもこの捕らえられた女の子の人形のほうがずっと怖いです。

おお~ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の真実の口みたいなのが
こんなところに!!やっぱり手を入れてみないとね。
入れてみたら、中は発泡スチロールでちょっと気持ち悪い感触なのが笑える。

またまた何体もの捕らえられた魂のような彫刻がありました。
逆さまに吊るされていたりして、ここはちょっと不気味すぎる感じでおもしろい。

いつの間にか桃太郎と鬼の戦いは終わっている。

いつの間にか桃太郎と鬼は和解している。

洞窟の最後のほうで小さな穴をくぐると、鬼の親分が鎮座する広い部屋が
あるところが憎い。
ああ楽しかった。洞窟ってやっぱりおもしろい。
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