屋上からアントワープの街を眺めて、いよいよ展示室へ。
9階、8階、7階と、各階を見終わったらエスカレーターで下がっていく。
このMASミュージアムには、
アントワープの民族学博物館、国立海洋博物館、肉屋のギルドハウスにあった
コレクションが集められていて、力(power)、都市( the city)、
港( harbour)、生と死( life/death)という4つのテーマに分けられて、
展示されている。
人間っておもしろいものつくるなー。
ハロウィンのかざりみたい。なにに使ったのでしょ。
各階ごとの展示室に入る前のアプローチが、音、映像ともに本当にかっこいい。
いろんな時代の船の模型。港で栄えた街らしいなぁ。
この街がリューベンスを生み出したのか。
いろんな時代のアントワープの港の絵がある。
なんだかすごいなー。この街も。
展示室を出る時も、たくさんの工夫と遊び心がある。
この黒板には書き込みができる。もちろん私も参加。
いろんな国の民芸品を展示してる。
見慣れた顔だと思ったら美智子様。
そして現在改装中のアントワープ王立美術館のマスターピースが、
2012年の末までここに特別展示されている。
ジャン・フーケのマドンナ。こんなに近くで見られるなんて。
最も感動したのはこちら。
ファン・エイクの傑作が、椅子に座って間近でず~っと眺められる
このテーブル。嬉しかったー。
まだオープンしたてで、いろんなテレビ局の人たちが番組収録してたり
したから、それに若干気を使いながら鑑賞。
そしてストームカフェ。
ブルージュ・トリプルをなんでかアントワープで(笑)
不思議だったのは、日本の新しい美術館は若者がとっても多いけど、
アントワープはほとんどが年配のかたばかり。
屋上への階段もみんな上りかねているような世代。
若者はいったいどこに・・・・。
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