B&Bのお部屋があまりにも素敵で、ウェルカムビールまでいただいて、
もう出かける気がなくりつつあったけど、ここはアントワープ!!
ちゃんと出かけようと思って、とりあえず新しくオープンしたという
MASミュージアムへ。
港で栄えたアントワープを体感できる場所に美術館はある。
子どもの遊具も船っぽい。
よーく見ると、建物の白いポツポツは「手」だった。
「手」はアントワープのシンボルだからね。
昔々のめっちゃ強い巨人の手を、ローマの兵士がやっつけたそうな。
その巨人の手(ant)を投げた(werpen)のでアントウェルペンという
名の街になったそうな・・・・。はは。それにしても建物中に手を付ける
なんて・・・。
チケットを買って、まず目指すのは屋上。
世界有数の港として栄えたアントワープの景色。
今日は気持ちのいい空だな。
かつての栄光を物語ってくれそうな建物もある。
今、アントワープなんだな。
アントワープなう。
この街が生み出したエネルギーを想像してみる。
ブリューゲルが「バベルの塔」の背景に描きこんだアントワープに
想いを馳せる。
なんとなく・・・このあたりを描いたんじゃないかと想像する。
おもちゃみたいにきれいだな。ベルギーの街って。
この美術館は、屋上に上がって、だんだん階を下っていきながら鑑賞する。
展示室から出るたびに、アントワープのいろいろな表情に出会う。
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