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Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ ギャルリー・サン・チュベールでワッフルを Bruxelles

2011年07月10日 | 旅 ~Voyage~



   

   グラン・プラスでいる時に受けた仕事の連絡にやや動揺しながらも、
   ギャルリーにやってきました。なんかここにいるほうが気が静まる。


   

   いい光だな。ここはヨーロッパで最も古いギャルリーのひとつなのだとか。


   

   おしゃれー。こどものくつ。


   

   大道芸人のおじさん。


   

   ギャルリーからはとてもにぎやかにレストランが建ち並ぶ
   イロ・サクレ地区にもつながる道があるんだ。


   

   むむ。おじさん。美術書のお店に生息。


   

   あ、デューラーが革ジャン着てる。


   

   真珠の耳飾りの少女がデニムスタイル!
   おもしろいポストカードを作るもんだなー。


   

   そんなポストカードを売ってるのはこの美術書専門店。
   本が並んでるのを見るだけで癒されるわー。
   

   

   きれい。

 
   

   ちょっとカフェひと休み。
   なんとなくメニューを見て、知らないビールをオーダーしてみる。
   ヴュー・タン。とっても飲みやすくてベルギービールらしい味がする。


   

   なんとなくワッフルも注文してみる。
   びっくりするほど軽く、さくさく食べられる。
   たまたま私が座った「モカフェ」はワッフルの隠れた名店なのだとか。


   

   なんかここにいるとヨーロッパにいるんだなって気がしてきた。


   
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○ 美しきグランプラス Bruxelles

2011年07月08日 | 旅 ~Voyage~



   

   ここかー。ヴィクトール・ユーゴーが「世界で最も美しい広場」といったところは。
   

   

   確かにすごいギルドハウスです。
   ジャン・コクトーもここを「豊穣なる劇場」と称賛したとか。

  
   

   屋根ほんとにすごい。
   でも広場といえばやっぱりイタリアが美しい気がするなー。好みの問題だな。


   

   日差しがすごいな、今日も。


   

   この装飾がたくさんある建物は、この土地の光にはよく合っているなって思う。
   晴れたり曇ったり雨が降ったり、お天気が変わりやすいこの土地では、
   こんな凹凸のたくさんある繊細な外観がよく似合うんだと思う。


   

   いっぱい人がいます。


   

   ちょっと影で休憩。と、その時!仕事のメールが・・・・
   しかもなぜか4行以上は受信できない・・・
   しかたなくあとで電話をかけて解決することになったけど、しばらく気になって
   ちょっとブルーな気分になったグラン・プラスでした。


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○ ブリュッセルで小便小僧に会う。 

2011年07月06日 | 旅 ~Voyage~



   

   トラムに乗ってゲントのシント・ピータース駅へ。
   ベルギーのトラムって驚くべきことに女性の運転手がとても多い。
   もちろん男性もたくさんいるけど、その中で笑ったのが運転席に膝たてて
   ゆる~っと運転してたこと。はは。


   

   ゲントの駅。これからブリュッセルへ。
   

   

   ブリュッセル中央駅に到着。


   

   ベルギーの駅には必ずこの駅名が書かれた4色の円柱がある。


   

   うわ~この塔。フランドルって感じー。


   

   昔、こんな街灯のある街に住みたいって思ってた。

 
   

   塔が見えるたびにテンションが上がって、写真を撮ってしまう。


   

   やや。これはパリのクリュニー美術館にあるタペストリー。
   あの美しさには驚いたなぁ。腰をぬかしそうだった。
   しかしこれは、、、、欲しくはないなぁ。
   こういうのを見ると、いかにオリジナルが素晴らしいものであるのか再認識
   できるのでとてもありがたい。


   

   国旗がたくさん垂れ下がってる通りにきました。
   これはこれは。小便小僧のにおいがしてきましたよ。


   

   じゃじゃーん。小便小僧チョコレート。


   

   男前、の背後には小便小僧。


   

   いました!シュリアン君。ブリュッセルの最長老市民。
   なんと適当に写真に撮っていることか。もっと愛情を込めて撮ればよかったな。
  
  
   

   人だかりをできればさけたいという性格が改善されない限り、
   ジュリアンをうまく撮れそうにはない。


   

   ジュリアン君のまわりは、さすがベルギーを代表するチョコレート店が。
   ここはゴディバ、向かいはノイハウスといった感じ。


   

   むー。高級そうだ。


   
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○ シント・バーフ大聖堂 ゲントの祭壇画 Gent

2011年07月05日 | 旅 ~Voyage~



   

   シントバーフ大聖堂前のお店。ぬりえができる服。あはは。


   

   今日は月曜日だけど、ゲントの祭壇画は大聖堂にあるから観ることができる。
   

   
  
   なんか光も神秘的です。朝なのに。


   

   塔をみあげてみる。

 
   

   ファサードをちゃんとみる。


   

   大聖堂の開館時刻に合わせていったら、ゲントの祭壇画(写真はレプリカ)を
   30分以上独占して一人で観ることができた。幸せだったー。
   これがフーベルト&ヤン・ファン・エイクが描いたのかーと目を皿のようにして
   見入った。音声ガイドを聞きながら、なんとこの小さな部屋で2時間以上いた。
   オリジナルを目の前にして心から感動した。


   

   ゲントにいると、中世という時代は本当に偉大だなって思う。


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○ アヒルのガー子観察 Gent

2011年07月04日 | 旅 ~Voyage~



   

   3日目の朝。すごく天気がいい。
   今日は午前中をゲントで過ごして、午後にブリュッセルに行くことにした。
   月曜日だから美術館も開いてないし、気のおもむくままに。


   

   B&Bからまっすぐゆるやかな坂道を進んで、大きな通りを渡ると、
   そこはそこは、アヒルのガー子の楽園。


   

   ちらっとこっちみてます。


   

   あ、仲間のところへヨチヨチ。


   

   すんごい勢いで仲間を起こしています。
   人間慣れしてるようで、しっかり警戒しているんだなぁ。


   

   もしや家族かな?いちばんうしろで命令するように鳴きまくっているのが
   お父さんなのかしらん。


   

   何度見ても、いつまでも見ていたい。なんと愛らしいアヒルたち。



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○ 迷ったあとにグーズビール Pajottenland

2011年07月03日 | 旅 ~Voyage~



   

   ろくでもない地図しか持っていなかったからブリューゲル街道で迷い、
   スタート地点に戻ってきた。来た時と同じブラッスリーでビールを飲む。
   太陽に疲れてしまったから、今度は外じゃなくてお店の中で。


   

   リンデマンス キュベルネ
   グーズビールは、ビールと思って飲むと最初はその酸味にびっくりする。
   なんだかスパークリングワインを飲んでいるようで。
   すごく「新しい」感じがする。
   でもこの自然酵母のビールこそ、むかーしむかしからある伝統的なビール
   なのです。不思議です。
   飲み慣れてくると、なんかすごくスペシャルな味わいになる。


   

   飲んでバスを待つ。
   この地を離れるんだと思ったら、


   

   そこらへんにおちているタバコの吸い殻まで愛おしく思えてきた。
  

   

   でもなんだかここへは、もう一度くる気がする。


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○ ブリューゲル街道で迷う Pajottenland

2011年06月30日 | 旅 ~Voyage~



   

   ブリューゲル街道を順調に歩いています。


   

   麦畑がたくさん。


   

   歩いてきた道をふりかえる。


   

   これから歩く道。


   

   あ、アヒル。


   

   んー、照り返しがきつい。


   

   この「農民の婚宴」の絵の中で飲まれているものこそ、ここパヨッテンランドのみに
   生息する野生酵母で自然発酵させたランビックビール。ぜひこの土地で飲みたい。


   

   おうちのテラスで犬くんが伸びています。


   

   え~こんな道!?


   

   異国でこんな細い道を歩くのは、なんと心細い。

   
   

   でもすぐにこんな景色が細い道からも開ける。これが快感。


   

   こどもたちも、いつでも駆けまわれそう。
   広くて、茂みがあって、冒険ができるところって、こどもにとってはパラダイス。


   

   無事細い道を脱出して、順調にいっていたはずが・・・・


   

   完全に迷っています。
   それでも写真を撮ったりしてる自分がこわい。
   なにしろ建物はあるのに人影がない。牛と羊はいるのに。
   
   
   
   
   さすがにちょっとあせってきて、なるべく新しそうな住宅街に向かって歩いてたら、
   白いお家の庭でバラの手入れをしている黒人のマダムを発見!そこで道をたずねて
   とりあえずブリューゲル街道の起点、シント・アナ・ペーデの教会まで帰ることにした。
   
  
   

   私のブリューゲル街道の旅は、最後のほうで迷ってしまってこんな殺風景な
   大通りを歩くことになった。でもそれもまた楽しい。
   あらゆる想定外に包まれることこそ、旅してる実感を感じさせてくれる。

   教会に帰ったら、ブラッスリーでビール飲もう。


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○ ブリューゲル街道をゆく Pajottenland

2011年06月28日 | 旅 ~Voyage~

    Sint-Anna pede Pajottenland

   

   ビールも飲んだし、足も休めたし。5時半だけどブリューゲル街道を歩こう。


   

   決心して歩きはじめたら、めぇぇぇぇぇと走ってきた羊ちゃん。


   

   スリムになってます。毛を刈ったばかりかな。かわいいわー。


   

   ブリューゲル街道ではもっとたくさんの人たちとすれ違ったりするのだと
   思っていたけど、牛と羊しかいない。


   

   ブリューゲルが描いた小川。


   

   ブリューゲル街道の小さなマークを見落とさないように歩こう。


   

   のどかだなー。


   

   これからどんな景色があるんだろう。


   

   左側には家もたくさんあるけど、


   

   右側は緑の世界。


   

   ほんとこの道で大丈夫かな。

  
   

   ここで住むってどんな感じだろう。
   日本で10時間以上しゃべりっぱなしの日もたくさんあるから、それはそれは時々
   疲れてしまう。そんなとき、体が大変でも農家っていいなーと思うときがある。
   ここはブリュッセルにも近いのに、こんなにのどかで、人間らしく生きていけそう。


   

   毎日この木々の揺れる音を聴いて。


   

   じゃがいもー。


   

   「干し草の収穫」だ。この作品の関連風景かー。


   

   どういうふうに関連してるんでしょう(笑)
   あきらかにブリューゲルが創作したと思われる岩山や遠景の山々をのぞけば
   こんな感じってことでしょうか。ここで干し草の収穫が行われていたのかしらん。
   たしかにこの作品には、畑からとれた収穫物も描かれてるから、この辺のイメージが
   取り入れられていそうです。


   

   木陰で休む牛さん。


   

   むむ。こんどはこんな道を行くのか。


   

   ひみつの花園みたいだわ。


   

   えー、ここ歩くの?このまま行って大丈夫かしらん。


   

   人は見ないけど、動物がいたらちょっと安心するわ。


   

   けっこう歩いて、道路に出たところで出会った犬くん。シープドッグ?
   こんなところに見知らぬやつが歩いてると思って見にきたのね。
   ちょっとだけ道路に出たけど、またすぐにのどかな道に入ります。


   

   突然この景色が目の前にひろがります。


   

   きもちいいー。あ、カモミール?
   なんて素晴らしいとこなんでしょうここは。
   ここで農業して農閑期は美術の勉強して、雨の日はブリュッセルの美術館に行って
   ビールを飲むなんて生活がしてみたい。パリも近いし。


   

   そしてブリューゲルが歩いた道を毎日散歩する。
   豊かだなぁそんな生活。


   

   この道。忘れられない。


   

   ベルギーは小さな国だけど、こんな広々とした素敵な風景がどこにでもある。


   ブリューゲル街道の旅 つづく


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○ シント・アナ・ペーデのブラッスリー Pajottenland

2011年06月26日 | 旅 ~Voyage~

    Sint-Anna Pede

   

   ここまでたどり着いて一気に疲れが出た。
   本当はこの教会を見るだけで今日はゲントに帰ろうかと思っていた。
   もう5時だし。
   
   

   でも後ろを振り返ったら、なんとそこにはブラッスリー。
   とりあえずなにか飲まないと。


   

   とりあえずビールを注文。「なんのビール?」って聞かれるかと思ったけど、
   聞かれなかった。でてきたのはジュピラー。普通のピルスナー。
   でものどの渇きを癒すにはこのピルスナーはなんだかありがたかった。
   何杯か飲んでたら、なんだか嬉しくなってきて、このままここから帰っては
   もったいないと思い出した。せっかく来たのに、ブリューゲル街道を
   どれだけも歩いてみないなんて。


   

   そんなこんなで、夕方の5時半を過ぎてから、私のブリューゲル街道
   ウォーキングルート8kmの旅は始まるのである。


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○ シント・アナ・ペーデ教会 Pajottenland

2011年06月26日 | 旅 ~Voyage~

    Pajottenland Sint-Anna Pede

   

   迷って歩いて教会の先端が見えて、一安心。
   あとはシント・アナ・ペーデ教会をを目指すだけ。
   少し道を曲がると突然ブリューゲル作品案内に出会った。
   雪中の狩人だ。どうやらこの絵に描かれた2つの池がここにあるらしい。

  
   

   この小道の向こうかな?なんか誰もいなくてこわいなぁ。


   

   う~む、どこまで続くかわからないなぁ。とりあえず疲れてるから
   先に教会へたどり着いてから考えよう。(小道から撤退)


   

   再び教会に向かって歩く。この道かな??


   

   歩いて歩いて、行けど行けど 牛たち。


   

   そして麦畑。そしてまた麦畑。ずうっと麦畑。


   

   この道、シント・アナ・ペーデ通りなんて書いてあったから、うっかり歩いて
   きてしまったけど、違うな。


   

   とりあえず変な顔の牛くんにもサヨナラして、もとの道に戻る。


   

   なんだぁ。普通に住宅の並ぶ通りをまっすぐいけば良かったのか。
   豊かそうなモダンフランドル様式(勝手に名付けた)のおうちの庭で子どもと
   遊んでいたお父さんに、道を確かめた。とても感じよく返事してくれる。
   ブリューゲル作品「牛群の帰り」があった。
   ここの風景とどのように関連があるのかイマイチ分からなかった。
   太陽が熱すぎて、歩きすぎて、水分も枯渇して、ゆっくり風景をながめている
   場合ではなかった(笑)


   

   あ、ブリューゲル街道の標識。きっと教会はすぐそこ。


   
  
   よかったー着いたー。教会の裏側。


   

   正面まで歩いてたら、鳥のフンだらけのブリューゲル自画像が。


   

   この教会こそ「盲人の寓話」の背景に描かれている教会。
   なんだか分からないけど、すごくここへ来たいと思っていたから、
   教会を見ながら「今目の前にあるんだなー」って不思議な気がした。


   

   変わった形のベンチがあって、座ろうと思ったら、ここにもブリューゲル。



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