孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

大賀典夫氏 永眠

2011年04月24日 01時31分05秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)
CDの時間を75分と定め音楽界に多大の貢献を行った大賀典夫氏が81歳で23日永眠した。
CDの開発時に、フィリップスは60分を主張し、ソニーはコンテンツから決めるべきと主張。
そのコンテンツとは、交響曲第9番ニ短調作品125、つまり第9の演奏時間の74分。
もし60分と決まっていたら、不便だったろうなぁ。

30年前、新宿厚生年金会館でコンサートを聴きに行った時、休憩時間にロビーで声が大きく威圧感が有る人が後ろで話していた。誰だろう? と、思ったらそれが大賀さんだった。

経営者として現役時代、「井深大さんはトランジスタラジオ、盛田昭夫さんはウォークマン、私自身はCDやMDなど、SONYは必ず歴史に残るヒット商品を生んだ。今の経営者にも大型のヒットを飛ばしてもらいたい」と、語っていた。
今の経営者は何を飛ばしているのだろう?? ヒット? 人?

その大賀さん、2001年11月には北京で行われていた第4回国際音楽フェアの指揮中に脳出血で倒れ、中日友好医院に緊急入院した。
2002年に北京に再び北京を訪れたときに話をしたが、大賀さんはCollinsはいいぞ!! 聞こえない信号もCollinsなら聞こえるぞ。と話してくれた。 Collinsなんて、高価な無線機、私は使ったことないよ・・・
Collinsの何を持っていたのかなぁ?? 藤村有弘が使っていたSライン?? 機種名を聞いておくんだった。

合掌

写真は、2001年にコンサート中に倒れた保利劇場 (写真は最近撮影です)


このCDは大賀さんからもらった、大賀さんが指揮のCD。 
過去1回しか聞かなかったが、今夜はこのCDを聞くことにしよう・・・

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1 コメント

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Unknown (aoki)
2011-04-25 15:01:06
New York Timesに大賀さんの記事がありました。一番最後に、
大賀さんはレコード会社を持っている強みで何回かオーケストラを指揮している。1993年にはNY Timesの音楽評論家のBernard Hollandが、大賀さんは堂々と、美しく指揮をしたが指揮者としては完璧じゃなかった。しかし演奏者たちのフォローで美しい演奏だった・・・、と書いたそうです。
www.nytimes.com/2011/04/25/technology/25ohga.html?pagewanted=1&_r=1&hpw
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